【河内長野市】昔のイメージとは違う!第一交通のタクシーはバスに変わるモビリティとして地域に貢献

インタビュー記事

私のような公共交通派は、基本的には歩き、必要に応じて電車とバスを使います。しかし、荷物を多く持っていたりバスの時刻が合わないけれど急ぎだったりしたとき、あるいはバスの路線が無いときにはタクシーを利用する場合があります。



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そして、河内長野のタクシーといえば大阪第一交通さんが真っ先に思い浮かび、これまで何度も利用させていただきました。そんな中、ワークワクワク河内長野にも参加している企業さんということを知り、担当者の方を通じて取材させていただくことになりました。

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大阪第一交通とは

(お話を伺った大阪第一交通の皆さん)

第一交通さんは、北九州市に本社があるグループ企業です。河内長野に営業所があるのは大阪第一交通(長野営業所)さんで、本社は堺市堺区にあります。事業は1960年からスタートしていました。第一交通さんが社史を確認したところ、河内長野・狭山方面への進出は1961(昭和36) 年の長野南海交通の誕生によるところとのこと。旧南海タクシーは2001年4月に、第一交通グループに入りました。



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現在は大阪第一交通さんと近鉄タクシーさんの2社が南河内一帯をカバーしている状況で、以前は金剛自動車の金剛タクシーさん(2023年6月まで)もありました。元々タクシー業界は、事業規模が小規模なところが多く、集約したり撤退したりする事業所さんも多いそうです。

大阪第一交通さんには、現在のところ大阪府内に800台程度のタクシーがあります。その中で南河内地域で106台、そして河内長野営業所には61台の一般タクシーと1台の乗り合いタクシーを保有。河内長野市、富田林市、南河内郡を担当しています。また近くには大阪狭山市に金剛営業所(一般タクシー45台)があり、大阪狭山市や富田林市の一部を担当しているそうです。

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タクシーの在り方を伺うと次のように言われました。公共交通機関を大きなものから上げていくと、新幹線に代表される大都市間を運行する鉄道網があり、そのすぐ下にはJR在来線や私鉄各線などの鉄道会社と続きます。さらに枝分かれして最寄駅から路線バスやタクシー利用となり、タクシーがもっとも自宅に近い身近な存在です。



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バス路線の減便を救う乗り合いタクシー

(上セブン号)

大阪第一交通さんは乗り合いタクシー事業にも積極的に参加されています。河南町のやまなみタクシーのほか、2022年には実証実験として富田林上彼方七地区(嬉、横山、伏見堂)の上セブン号も大阪第一交通さんが関わっていました。

また、南海三日市町駅前から出ている楠ケ丘地域乗合タクシー「くすまる」の運行が、2011(平成23)年から始まっています。これは楠ケ丘まで1日18便が運行されており、2018年には、国土交通省近畿運輸局長表彰(外部リンク)を受賞しています。

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私は実際にやまなみタクシーを利用したのでわかりますが「タクシー」と言っても本当にミニバスのように低料金で利用できるので、もっと積極的に使わないともったいないと感じました。

また通常のバスよりも運転手との距離が近いので、良いコミュニケーションにもなっているそうで、利用する方々の満足度もわかるといいます。



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実際に私もそうでしたが、「タクシー」という言葉に振り回されてしまうため、運賃が高い印象があります。しかし乗り合いタクシーは別で、例えばやまなみタクシーはひとり100円で乗れるなど、実はとてもリーズナブルに利用できます。ちなみにくすまるは、大人300円で、小人が100円です。

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実際に乗り合いタクシーの乗り方がわからないという声もあったそうなので、大阪第一交通の担当の方が、何度も奥河内から情報発信のやまなみタクシーの記事を評価してくだりました。

ちなみに大阪第一交通さんでは、くすまるの他、石見川地区の住民用の地域バスや和泉市の乗り合いタクシーも行っているそうです。

昨年の秋にはバスの減便などもあって、公共交通派には厳しくなってきていますが、その代替えのひとつとしてタクシーの存在はこれからますます重要になります。モビリティとして地域に貢献している大阪第一交通さんのお話を伺いながら、改めてそう感じました。

1割ほど在籍される女性ドライバーの活躍

昔のタクシーといえば、日払いや歩合制が当たり前で、ナビもない時代だったので、経験や勘がものをいう時代でした。そして世間的にあまり良い印象がなかったことも事実だったそうです。

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今はそんなこともなく、時間ごとの決められた給与があり、売上によってインセンティブという考えとなっています。以前と比べて職場環境がずいぶん良くなったそうで、経験が少ないから給料が悪くなるという時代ではないといいます。



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もちろん時間帯ごとにタクシーを配車させる必要があるので、シフトは組まれます。河内長野の場合、高齢者が病院に行く関係で午前中の利用が多い傾向があるそうです。ちなみに大阪第一交通さんでは介護タクシーは行っていないとのこと。

大阪第一交通さんのタクシーには全車両にGPSがついているので、タクシーの稼働状況の把握が事務所でできるようになっています。

今はナビや配車アプリが充実しているため、乗客の確保というよりも、サービスやきめ細かさで差をつける時代になりました。そういう中で活躍しているのが女性ドライバーです。大阪第一交通さんでは1割程度の女性ドライバーさんがいるとのこと。

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タクシー業界は他業種と比べて勤務時間が選べたり休みがとりやすいという特徴があるため、家庭と両立できるというメリットがあるからです。そして女性ドライバーは、男性と比べて細かい気付きがあるのが特長。そのため、乗客に安心感があり、あえて女性ドライバーを指名される方もいるそうです。

タクシードライバーになるためには二種免許が必要ですが、大阪第一交通さんでは入社してから免許の取得を行える体制づくりをしているため、女性の方にぜひ入社してほしいといいます。



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ここで、ちょうど女性ドライバーさんが戻ってきたのでお話を伺いました。ドライバーの元場さんはドライバー歴6年で、河内長野出身です。奈良の大学を出たのち河内長野に戻ってタクシードライバーとして活躍中。

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タクシードライバーになった感想を伺うと「楽しい」と一言。元場さんは「人としゃべるのが好き」ということもあり、乗客として乗ってくる河内長野の高齢者の人と話すのがとても楽しいといいます。

現在は一週間のうち4日勤務で3日休みということですが、「働いたら働いただけ稼げるタクシーの仕事はこれからも続けていきたい」といいます。「ただ河内長野というのんびりした場所だからかも」とも続けました。

都市部の場合「早く行って!」と言われることもあるそうですが、河内長野はのんびりとしている人が多いのかそんな人がほとんどいません。元場さんは「大阪市内でタクシードライバーしていたら続いたかどうかわからなかった」と本音を漏らしました。

ワークワクワク河内長野との関係について

では大阪第一交通さんは、ワークワクワク河内長野にどう関わったのでしょうか?まずは「タクシー」の存在や意義を知ってもらえる機会だと考えていたそうです。



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初回の時にはイズミヤゆいテラスで展示をして、トークセッションの場で魅力を話すことをしたそうです。

そして最近では、親子でタクシーのクイズを行ったり、営業所内で車のチェックやタクシーの試乗体験を行いました。参加者からの反応として「とにかくお子さんが喜んでくれた」といいます。特にメーターを動かす動作やレシートを出す動作の体験は普段できないこと。「参加できてよかった」との声を多く聞いたそうです。

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(画像提供:大阪第一交通株式会社)

タクシーは運賃が高い印象があるので、選択肢にはなりにくいという現状があります。そんなか、ワークワクワク河内長野のようなオープンカンパニーを通じて、タクシーが実は身近なものということを知ることで、未来につながる活動になります。そんな場を提供してくれたワークワクワク河内長野には感謝しているそうです。

DiDiも加入。そして今後も「タクシーは信用できる会社」と知って欲しい

最後に、今後の展開などについてお話を伺いました、タクシー業界も様変わりして、スマホを使ってネットでの配車サービスも容易になってきました。大阪第一交通さんもタクシー呼び出しアプリDiDi(ディディ)に加入し、従来とは違う乗客の獲得に乗り出しています。



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河内長野では8割強のシェアを持つ第一交通さんは、従来のお客さん向けに電話での対応をこれまで通り重視しながら、若い世代のお客さんへの掘り起こしにもつながっているとのこと。

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現在所属しているドライバーが100人強いるということで、近隣の雇用にも貢献できています。特にワークワクワク河内長野に参加し始めたころより、大阪第一タクシーの認知度が上がり、運転手が増えているとのこと。とはいえまだまだドライバーが足らないそうです。

前にも書きましたが、タクシー業界は昔は収入面の不安定さや業界イメージが決して良くなかったので、家族から就職を反対されるような事例もあったそうです。その時代からはずいぶんと変わりましたが、これからももっとイメージを上げていかないといけないといいます。

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今のタクシー業界は信用できる会社です。ワークワクワク河内長野を通じてPRを行いながら、サービス雇用の両方を強化していきたいといいます。



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これからは従来の主目的地に運ぶ安さ、早さというサービスに加えて、質を上げた付加価値の向上に務めていきたいと、大阪第一交通さんは締めくくられました。

重い荷物を運ぶ時や緊急で移動しなければならないとき、頼りになるタクシー。まちの重要な足のひとつとして、これからも活用する機会が多いと考えられます。女性ドライバーが活躍するなどきめ細かなサービスの向上を務めている大阪第一交通さん。これからも河内長野には欠かせない企業のひとつです。

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大阪第一交通株式会社 長野営業所(外部リンク)

住所:大阪府河内長野市寿町7-22
TEL:0721-52-2789
ナビダイヤル:0570-06-0152(大阪狭山・河内長野・富田林)
アクセス:市民交流センター前バス停下車徒歩10分

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この記事を書いた人

奥河内から情報発信
大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような唯一無二の文章執筆、情報を発信しています。

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