この2、3日暑さが戻るなどありましたが、秋は確実に深まってきています。そうなると歴史や自然が近いところに行って散歩したくなるのではないでしょうか?二上山の紅葉も気になりますね。
さて、二上山のふもとにある今年町制70周年を迎える南河内郡太子町では、直近に第18回竹内街道灯路祭りが行われますし、11月に入ってからも大きなイベントが続きます。

例えば11月8日(日)には「ふれあいTAISHI2026」と「マルシェdeたいし」が同時開催されます。地域住民の交流と町の活性化を目的とした太子町の一大イベントとのこと。
「ふれあいTAISHI」では、ステージパフォーマンスや各種体験ブース、地元の団体による趣向を凝らした催しが企画され、子どもからシニアまで世代を超えて楽しめます。

同時開催の「マルシェdeたいし」では、地元の新鮮な特産品やグルメ、手作り雑貨などの模擬店が多数出店し、町の魅力を五感で堪能できます。
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その次の週、11月14日、15日には結縁祭vol.06 / 太子芸術祭2026が行われるなど、太子町では毎週のように大型のイベントが続きます。
聖徳太子終焉の地だから出来る町制70周年記念

そんな太子町で聖徳太子の十七条憲法をモチーフにした「太子町民十七条憲章」が制定されました。聖徳太子ゆかりのまちとして、「和をもって貴しとなす」という精神を受け継ぎながら、多様性への理解や防災など、現代の地域社会に求められる考え方も盛り込まれているとのこと。
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昨年取材させていただいた西方院の院主の方のお話に「聖徳太子御廟があるというのはとてもポテンシャルが高いのでもっと生かせたら」とありましたが、まさにこの「十七条憲章」はその時の内容に近い取り組みだと感じました。
2026年の南河内は、藤井寺市、河南町、千早赤阪村も市制〇〇周年ということでさまざまイベントが計画されていますが、「十七条憲章」の制定は、太子町のように聖徳太子とゆかりがある自治体でないと、普通に考えて難しいことはほぼ間違いないでしょう。
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聖徳太子が制定したとされる「十七条憲法」を、現代の研究から読み解く一冊。著者の石井公成氏が、成立の背景や思想、仏教との関係などを検討し、古代日本の政治や社会のあり方に迫ります。十七条憲法の内容を改めて理解し、歴史的な意義を考えたい方におすすめです。
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十七条憲章制定の経緯は

太子町の公式ページに制定の経緯についての記載がありました。
要約すると、2026年9月30日に町制施行70周年を迎えた太子町ですが、同時に1976(昭和51)年に制定された町民憲章も50年の節目となっていました。
そこで、新たな「太子町民十七条憲章」を制定したとのこと。発表されたのは10月4日の町制施行70周年記念式典で、社会情勢の変化や価値観の多様化を踏まえ、これからの町にふさわしい内容へと再構築したそうです。
そして昨年の11月から準備が始まり以下の経緯をもって制定されました。
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聖徳太子の肖像が描かれた旧紙幣「兌換券100円・1次100円」。未使用品は、紙幣コレクションや日本の貨幣史に関心のある方におすすめです。発行当時の歴史を感じられる貴重なコレクターズアイテム。保存状態や紙幣番号なども確認しながら、古紙幣の魅力を楽しめます。
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- 2025年11月、町民憲章の文案・キーワードの一般公募
- 2026年1月、タウンミーティング
- 2026年2月、太子町町民憲章改定検討懇話会
- 2026年4月、パブリックコメント
- 2026年6月、太子町町民憲章改定検討懇話会
- 2026年9月30日、町制施行70周年の日に「太子町民十七条憲章」を施行
- 2026年10月4日、町制施行70周年記念式典で「太子町民十七条憲章」を発表
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太子町民十七条憲章

それでは以下、発表、制定された太子町民憲章を紹介しましょう。

聖徳太子の十七条憲法と比較

時代背景や狙いが全く異なるので比較の意味はありませんが、聖徳太子が制定した十七条の憲法についても、せっかくの機会なので紹介します。
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聖徳太子が制定したとされる「十七条憲法」を、現代の研究から読み解く一冊。著者の石井公成氏が、成立の背景や思想、仏教との関係などを検討し、古代日本の政治や社会のあり方に迫ります。十七条憲法の内容を改めて理解し、歴史的な意義を考えたい方におすすめです。
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• 第一条:やわらぎ(和)を最も尊いものとし、争わないことを基本としなさい。
• 第二条:仏法僧の三宝(仏、仏の教え、僧侶)を厚くうやまいつつしみなさい。
• 第三条:天皇の命令を聞いたら、必ず謹んで従いなさい。君主が天なら、臣下は地です。
• 第四条:役人・官僚は、礼儀を基本としなさい。礼儀がなければ上下の秩序が乱れます。
• 第五条:私欲を捨て、訴訟は公平に、私心なく行いなさい。
• 第六条:悪事はいましめ、善い行いはすすめなさい。
• 第七条:それぞれの官職(仕事)は、ふさわしい有能な人をあてなさい。
• 第八条:役人は朝早くから出勤し、夜おそくまで公務に励みなさい。
• 第九条:まごころ(信)を大切にしなさい。信義はすべての基本です。
• 第十条:怒りを抑え、意見が違っても腹を立てず、人の失敗も広く許しなさい。
• 第十一条:功績と過失をはっきり見分け、公正に賞罰を与えなさい。
• 第十二条:国を治める役人が、勝手に民衆から税を取り立ててはなりません。
• 第十三条:自分の与えられた職務の内容をしっかり理解しなさい。
• 第十四条:ほかの役人の出世や才能をねたんだり嫉妬したりしてはいけません。
• 第十五条:私的な感情や利益を捨て、公(おおやけ)の務めに向かいなさい。
• 第十六条:民衆を労役させるときは、農繁期を避けるなど時期を考えなさい。
• 第十七条:重要な物事は独断せず、多くの人と十分に話し合いをしなさい。

聖徳太子つながりを利用して、十七条憲法にちなんだ十七条憲章制定は面白い取り組みだと思いました。
これから太子町で続くイベントや紅葉狩りなどで二上山登山などで太子町に行くときに、十七条憲章が制定された町であることを頭の片隅に置くと、また違った景色がみられるかもしれません。
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聖徳太子の肖像が描かれた旧紙幣「兌換券100円・1次100円」。未使用品は、紙幣コレクションや日本の貨幣史に関心のある方におすすめです。発行当時の歴史を感じられる貴重なコレクターズアイテム。保存状態や紙幣番号なども確認しながら、古紙幣の魅力を楽しめます。
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この記事を書いた人
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大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような唯一無二の文章執筆、情報を発信しています。
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