【河内長野市】河内長野で急増しているベトナム人をよく知るために開催された2回セミナーに参加しました。(2023年12月23日アーカイブ記事)

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※アーカイブ記事なので情報は掲載当時(2023年12月23日)のものです

コロナ禍の直前はインバウンドで多くの外国人観光客が大阪市内にあふれていました。さすがにコロナ中には住んでいる人以外はいませんでしたが、最近はまた復活しているそうです。しかし、大阪市だけではなく河内長野にも外国の人の姿を多く見かけるようになりましたね。



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河内長野の外国人は住んでいる人がほとんどのようですが、特に最近増えているのがベトナム人です。日本全体の話ですが、外国人労働者でベトナムは中国を抜いてトップになりました。

そんなベトナム人の方たちは、河内長野の高齢者介護施設で働いている場合が多いそうです。加賀田にあるフルールさんもその一事業者さんです。



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高齢化が進んでいる現状では、介護を行なう外国人労働者が増えるのは当然なのですが、文化や風習の違いから地元住民とのあいだでぎくしゃくした関係になると、町全体が悪い方向に進んでしまいます。

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そのようなこともあり、もっと地域の人にベトナム文化を知ってもらおうという加賀田公民館のセミナーが2回にわたって行われました。とても気になった私は、さっそく公民館に行ってきました。



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1回目は富田林を拠点に、ベトナム関連の様々なビジネスを展開している内海将樹氏を招いての、ベトナムという国についての講演会です。最初に館長からのあいさつがありました。

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こちらが内海氏です。20歳台の青年実業家として、ベトナム人を妻に持ち、ベトナム食材の販売やベトナムハーブや卵などの生産、ベトナム人の労働者受け入れなどのビジネスを展開しています。



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このセミナーには、河内長野市国際交流協会の山本事務局長の姿もありました。いかにこのセミナーが重要なものであるかがわかりますね。

内海氏の講演は、ベトナムの地理的な説明から始まります。

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ベトナムは都市部を中心にフランス統治の影響を受けた建物が残っています。また北部から南部までバイクに乗っている人が多い印象があります。



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その一方で経済発展が進み、最新の高層ビルがどんどん建っています。画像には「ユニクロ」とカタカナ表記が見られますが、これは日本ではなくベトナムホーチミンにある建物です。

内海氏によれば、経済発展が進んでいるとはいえ、まだまだ日本に出稼ぎに来ようと考えているベトナム人は多いそうです。画像は富田林に働きに来ているベトナム人の数ですが、河内長野も同じようにベトナム人が急増中です。

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そして、ベトナム人が日本に来る理由は画像にある通り、お金のためです。今は日本に来ればお金がたまるということでやってきますが、そうならなくなればお金がたまりそうな別の国に行ってしまうということですね。



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内海氏は、ベトナム人は日本に来るために相当投資をしているといいます。100万円の学費を払ってでも技能実習生として日本に来るわけですね。

ただ、どうしても文化風習の違いがあり、地元住民との関係が大切になります。異国に来ると当然同胞同士のつながりだけになることが多く、そうなると余計に地元住民との距離ができてしまい、トラブルを起こして最悪犯罪で摘発されるということも一面としてあります。

その結果、少しのことで摩擦につながるリスクがあるそうで、内海氏はわかりやすい実例を出してくれました。それは「ゴミの出し方」です。

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富田林や河内長野では生ゴミを出すときにシールを貼る必要がありますが、自治体によってはそんなことをしない所もあります。



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ゴミシールのないところから引っ越してきた外国人は、日本人と違って情報が入ってこないために悪気がなくシールを張らずにゴミを出します。するとゴミの引き取りがないので、これが原因でトラブルのもとになると言います。

つまり、もっとベトナム人などの外国人に、現地の言葉で情報発信をしなければならないのではないかというのが内海氏の見解で、Webページよりもフェイスブックが情報発信にとても役立っているとのこと。

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知らないだけで悪気がないけどそれを伝えることもできない異国の人との付き合い方の難しさ、そしてそれを理解してあげることの大切さを学びました。



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ということで一回目のセミナーを聞きました。まずは住んでいるベトナム人のことを理解しつつ、うまく共存するためについてのお話を伺いました。

2回目は、実際に河内長野に住んで働いているベトナム人の方たちとの交流です。博光福祉会寿里苑のベトナム人職員4人が加賀田公民館に来ました。

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テーブルの配置も違いました。全開の講義形式から今度はみんなで交流を楽しもうという雰囲気になっていて、ベトナムのお菓子も置いてありました。



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またアンケート用紙とベトナム語の歌詞が載った資料が配られました。

加賀田公民館の田村さんからベトナム人4人の紹介がありました。

お名前はこちらの4人です。フルール、フェリス、寿里苑の所属だそうです。

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最初にベトナム人と一緒に加賀田公民館のセミナーに来た管理者の若松正哲さんから、高齢者介護施設の現状についてのお話がありました。

画像にあるように、介護系の学校が縮小する中で、そもそも介護職を志す日本人が減少しているところから、外国人(ベトナム人留学生)を受け入れるようになったそうです。



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また日本に来る外国人の在留資格、就労ビザの中には介護が含まれていて、介護福祉士の資格を取ると、「介護」の在留資格を得ることができるので日本で働き続けられるそうです。

そんな少し難しい話のあと、実際にセミナー参加者とベトナム人との交流が始まりました。

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こちらはベトナムコーヒーです。専用のフィルターを通してコーヒーを入れるわけですね。

また従来のベトナムコーヒーとは別に、卵を入れた卵コーヒーというのが最近では流行っているそうです。



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さらに留学生は、玉子コーヒーにひと手間加えます。

木の串で何かしていますね。何をしているのでしょう。

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このようにラテアートのようなものが描かれました。

また別のところでは、ベトナムのお手玉遊びが披露され、参加者も同じようにお手玉遊びにチャレンジしました。

最後はベトナムの歌をみんなで歌って、セミナーとしての交流会は終わりました。これはほんの小さな一歩かもしれませんが、このような機会を増やしていけば、市内に住んでいるベトナム人や他の外国人と住んでいる人との距離も少しずつ近づくのかなと感じた一日でした。

特に加賀田は南北青葉台や大矢船といった住宅地に囲まれた谷間にあり、半世紀ほど前に住宅地が造成。最初の頃はあったであろう外部からの移住組と地元の人との文化の違いを乗り越えて、ほぼ一体化しています。だから異文化を受け入れやすい土壌があるように個人的に思いました。

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加賀田公民館

住所:大阪府河内長野市加賀田617-4
アクセス:南海三日市町駅からバス加賀田小学校前バス停下車徒歩2分



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この記事を書いた人

奥河内から情報発信
大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような唯一無二の文章執筆、情報を発信しています。

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