【富田林市】リトルサイゴンが富田林駅近くに!ベトナム通もうなるほど、本格派ベトナム食材店&料理店の魅力(2021年11月12日アーカイブ記事)

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※アーカイブ記事なので情報は掲載当時(2026年11月12日)現在のものです

1975年のベトナム戦争終了後、ボートピープルとして日本に逃れてきた南ベトナムの人たちが、定住センターのあった地域、関西では八尾や神戸長田、姫路に定住。その地区には必ず、ベトナム系住民のためのベトナム食材店がありました。

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しかし近年、ニューカマーであるベトナムから留学生や技能実習生が多数来日。出入国在留管理庁の発表では、日本在住者が、中国、韓国に次いで3番目に多いそうです。

そのため、ここ数年、大阪市内の今里、鶴橋、大国町をはじめ、いろんな場所にベトナム食材店が開業するようになりました。


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この富田林にも、昨年11月にベトナム食材店が開業しました。

それが今回紹介する、SHO-KYU TIỆM VÂY CÁ (ショウキュウ ティエンベイカー)さんです。

同店の場所ですが、国道170号・外環状線、若松町交差点を左に曲がったすぐのところ。ジョーシン富田林店の道路を隔てた前のビルと覚えておけばわかりやすいです。公共交通の場合は富田林駅の北口から歩いて行くと便利でしょう。およそ徒歩7分です。

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店はビルの2階です。

外環状線に面したビルの横から、2階の「ティエン ベイ カー」に行くことができ、階段とエレベーター、どちらでも利用できます。

「ティエン ベイ カー」の玄関入口です。

コロナ禍の感染対策をすごく意識されていて、入店前に自動的に検温と消毒ができるようになっている機械を置いてあるのが、かなりの好印象です。

こちらが店内の様子です。日本人にも人気のハス茶も、数種類の在庫がありました。大阪の他のベトナム食材屋さんでここまでの品ぞろえのところは少なく、「ティエン ベイ カー」さんは、本当に食材の種類が多いなぁと思いました。

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冷蔵でのフルーツやハーブ、加工食品なども充実しています。秋真っ盛りのこの時期に、サラダや炒め物に使う青パパイヤはもちろん、フルーツとして食べられる熟したパパイヤがあるのも驚きです。


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店の画像には映っていませんが、ベトナム料理には欠かせないいろんな種類のハーブ類や野菜も、新鮮なものが置いてありました。このときにハーブを多数買ってきましたので、写真を載せておきます。

冷凍食品も驚くほどの多さです。日本料理ではあまり使わない部位の肉や、インドネシア半島に住む人たちが好む川魚、ベトナム料理の加工食品などがぎっしり。

他の東南アジア食材店では、酒の品ぞろえは少ないところが多いのですが、同店は酒の種類も豊富。特に画像の右から2番目と3番目のダラットワインがあるので驚きでした。

取材時、タイミングよくオーナーの内海将樹(うつみ しょうき)さんがいらっしゃいました。

ベトナムの今の若者をイメージする刈り上げヘアスタイル、ベトナム人のお客さまと流ちょうなベトナム語でやり取りしていたので、てっきりベトナムの人かと思いきや、生粋の日本人の方。

内海さんから開業のいきさつなどのお話を伺うと、同店がオープンしたのは2020年の11月15日ということ。間もなく開店1周年です。


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実家が川面町にある「寿司・懐石 内海」ということで、内海さん自身は大阪市内の日本料理店で、料理の修行を積みました。魚の長期熟成や血抜き技術を学び、公認資格も取得したそうです。

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では、すし職人を目指していた内海さんが、なぜベトナム食材店を始めたのか。そのヒントが、この画像。内海さんの実家のお店の前には石川が流れています。

大阪市内での修業時代にベトナム人の奥様と知り合い結婚していた内海さん、毎週末に河川敷を自転車で八尾・柏原方面に向かうベトナム人の姿、しかもいつも大きな段ボールを後に積んでいたことを見かけるにつれ、その様子がとても気になっていたそうです。


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内海さんは、ある日、彼らに話しかけました。

「いつもどこに行っているの?」

「ベトナムの食材や調味料の買い出しに行っています」

「富田林やこの近くにないの?」

「ないんです。だから、仕事や学校が休みの週末に1週間分をまとめて買いに行くんです」

自転車の荷台には、段ボールいっぱいに入ったベトナム食材の数々。

現在、ベトナム人は、富田林だけでも500名以上、周辺を入れれば800名以上も住んでいるそうです。

「そんな地域なのに、彼らの母国の食材を販売している店が富田林にひとつもないのは、聞いていて心苦しかったです。自分が外国で働く身となった時、日本料理がぜったい恋しくなるはず。また、この地域の人たちにもベトナムのことをもっと広く知ってもらいたいと考えて、この店を開業することにしました」(内海さん)


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同店は、ベトナム以外の国、タイの調味料など置いてあります。それもそのはず、ベトナム以外の国の人たち、タイ、ミャンマー、スリランカなどのお客さまも来店。現在の来店客の国別割合は、5割がベトナム、3割日本、2割がその他の国の方となっているそうです。

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これは赤分葱(あかわけぎ)と呼ばれているもので、香りづけの野菜として、ベトナム料理や他のアジア料理に必須です。このほかにも、ベトナム料理に使う必要なハーブ類がほぼそろっていました。


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そして驚いたことはその種類だけでなく、非常に鮮度が良いこと。まるで現地の市場の商品を見ているようです。

これに対して内海さんは説明してくれました。開業当初は、ベトナム本国から野菜やフルーツは直輸入していたそうですが、ベトナムのロックダウンの影響で入荷が困難となってしまったそうです。

(画像はイメージ写真。市内にある別の畑です)

そこで、内海さんの祖父の畑を借りて、人気商品のパクチー、ミント、空芯菜の3種類から栽培を始めたそうです。それが「新鮮で美味しい」とお客さまに評判になったことで、現在は畑を広げ、10種類以上のハーブやベトナム野菜を栽培するまでに。

こうして、地元の新鮮なものが手に入るのは、農地の多い富田林だからこそできることだったのですね。


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入り口横には、イートインのカフェ・酒場スペースもありました。内海さんが日本料理出身ということもあるのと、ベトナム料理を食べなれない人でも食べやすくということで、あえて日本とベトナムの両方のエッセンスを取り込んだ料理を提供しているとのこと。

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内海さんのお奨めは、「小鍋フォー」。牛骨と鶏がらのベトナム式スープと、昆布などを使った日本の出汁スープが合わさった、同店でしか食べられないオリジナルです。


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また、最近、日本でも専門店が増えてきたベトナムサンドイッチ「バインミー」は、ベトナムパン職人が毎朝手作り焼きたてしているそうです。

なんと関西では珍しいタイガーの生ビールが置いてありました。タイガービールはシンガポールのビールですが、現地ベトナムでは333(バーバーバー)などのローカルビールよりもプレミアム感があって、大人気のビールです。

これ以外にも、ベトナムだけでなく、東南アジア各地の瓶ビールもここで提供されています。

カフェスペースの黄色い壁は、ベトナムの中部にある世界遺産の町、ホイアンのイメージ。ぶら下がっているランタンも、ホイアンのものです。


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壁に飾ってあるノンラー(笠帽子)や絵などの装飾品、そしてテレビからベトナムのポップスが流れる空間は、まるでほんとうにベトナムにいるような気分になります。

「私は日本人。だから日本人にもベトナムを知ってほしい」と内海さんは語ります。また、店舗の仕事以外に、地域にに在住する外国人の方のために、市役所への届け出や水道光熱の手続きといった在住するために必要な通訳や翻訳、また生活に関する相談も行っているとのこと。

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対応する言語も、日本語、ベトナム語、英語ということで、まさにこの地域に暮らす海外から来た人たちの心強い味方といえますね。さらにオンラインでのご注文や配達なども行っているとのこと。


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富田林駅への帰り際、外環状線を走るバイクの音に、ベトナム現地のバイク洪水の様子が頭に浮かびました。コロナ禍が落ち着いたとはいえ、まだまだ気軽に海外というのが難しい昨今、近くでリトルサイゴンを味わってみましょう。


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SHO-KYU TIỆM V Y CÁ (ティエンベイカー)

住所:大阪府富田林市若松町西1−1809-1
電話: 050-3187-5246

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この記事を書いた人

奥河内から情報発信
大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような唯一無二の文章執筆、情報を発信しています。

 

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