【河内長野市】ドラッグストアの奥に近未来的な野菜工場?フィットネスも併設するキタバ薬局河内長野店

その他

南河内は、大阪府の中でも農産物の生産が盛んなところです。富田林や河南町に広々とした土地があるので、大々的に野菜や果物を栽培しているところを見かけます。それに対して河内長野は、山林が市内の7割を占めているためか、つなぐ棚田遺産の「惣代の棚田」ように、限られたスペースを活用して農業を行っている印象があります。



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その河内長野で、外ではなく室内にレタスなどの野菜工場があるという情報を得ました。それもドラッグストアの店の奥にあるというのです。場所は市民交流センター「キックス」の目の前にあるキタバ薬局河内長野店です。とても気になった私はキタバ薬局さんに取材を申し込みました。

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キタバ薬局さんは、富田林に本社がある株式会社M&Cさんが運営しています。沿革(外部リンク)を見ると、創業は1957(昭和32)年4月に東大阪市内の開局からスタートしていますが、2号店からは大阪狭山市や富田林市など、主に南河内地域と柏原市で開局しています。河内長野店は14号店として、2005年(平成17年)10月に開局しています。



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取材日、予定時間より少し早く着いた私は、レタス工場が店内のどこにあるのか先にチェックしました。

キタバ薬局さんは地域密着型のドラッグストアさんです。

こちらはグループ系列のやすらぎの村河内長野営業所(外部リンク)です。やすらぎの村とは、医療と介護が連携した地域密着型の総合介護事業所。デイサービスセンター(2階)と居宅介護支援事業所、レンタル事業部があり、すべてキタバ薬局河内長野店内にあります。

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福祉用具のレンタル・販売の窓口です。

河内長野店は薬剤師さんが常駐して医薬品を調剤する調剤薬局を併設しています。

キタバ薬局さんはドラッグストアではありますが、やすらぎの村の営業所や調剤薬局も併設している複合型薬局であることがわかります。さて、今日の取材の目的である野菜工場ですが、店内を探してもなかなか見つかりません。いったいどこにあるのでしょうか?



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すると遠くに「水耕栽培」の文字を発見しました。あそこに野菜工場があるのでしょうか。

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ここです。「オナカマレタス」と書いてあります。ちなみにオナカマレタスとは、完全人工光型の水耕栽培植物工場で栽培されているレタスのことです。しかしガラス窓が幕に覆われています。それですぐにそこにあることを気づかなかったのかもしれません。

しかし、幕の隙間から緑のレタスが見えました。間違いなくドラッグストアの奥でレタスが栽培されていたのです。

薬局の中の近未来的な食品工場

ということで、約束の時間になりました。担当の方の案内で立ち入りが制限されている工場内を特別に見学させていただきました。

中は清潔さを保つため、キャップを被る必要があります。そして、靴を専用のスリッパに履き替えました。

こちらのカーテンを2回潜る必要があります。

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そしてこちらがレタスの工場です。完全人工光型の水耕栽培植物工場。近未来的な室内の畑は映像などでは見たことがありますが、生でみたのは初めてです。河内長野にもこういうところがあるんですね。



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土のない水耕栽培のレタス。担当者の方によれば農福連携事業(のうふくれんけい:障がい者等が農業分野で活躍する事業)で行われています。具体的には障がい者を農業従事者として直接雇用し、レタスを栽培しているそうです。さらに栽培されたレタスはふるさと納税の返礼品(外部リンク)にもなっています。

そして40日で採取できるまで成長させます。それにしても不思議な世界。過去に土がない栽培をしているいちご農家さんを取材したことがあります。そこはビニールなので日が当たりますが、ここは完全に室内です。

それが実現しているのがこちら、このボンベは二酸化炭素です。なんのためにあるのかといえば光合成です。

二酸化炭素を部屋に適量循環させる空調で、人工光の光を利用して光合成を行いながらレタスが成長します。二酸化炭素を意図的に出してはいますが、もちろん、人体への影響はないレベルとのこと。ちなみに光は12時間。朝から夕方まで点灯させ、自然界の日光に合わせています。

その他の特徴として養液(ようえき:植物を成長させるための肥料成分を水に溶かした培養液)を自動制御し、天候に左右されることなく安定して野菜を栽培するシステム。しかも密閉空間のために害虫の侵入を防ぐぐことができ、農薬を使わない「無農薬栽培」が可能です。そして季節に関係なく周年生産(1年中)が可能で、衛生の良い環境でレタスを安定供給できるわけです。

現在の生産量は、1ヶ月4000株ほどです。収穫されたレタスはふるさと納税の返礼品の他、キタバ薬局(河内長野店、向陽台店)の店頭やキタバカフェでの利用のほか、千代田駅近くのスーパー「ばんばん」、イズミヤ河内長野店、美加の台のデイリーカナートに卸しているそうです。また一部は学校給食にも導入しているとのこと。

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この工場を担当する農業従事者は5名です。水耕栽培の畑をみるとレタス以外の野菜も見えました。

レタス以外にも、ディルやチンゲンサイなどの栽培も始めています。

品数については試行錯誤しながら増やしていけたらと考えているそうです。



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なんと!フィットネスも

キタバ薬局河内長野店には、実はフィットネスもあります。その名も「健康クラブ」というとても健康を意識している名前です。

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管理栄養士の平松さんに案内していただきました。フィットネスは昨年12月からスタートしたそうです。

こちらが3月と4月のカレンダーです。概ね日月と祝日が休みとのことで、13:00~17:00の間利用できます。

中をみると、フィットネスの器具が見えます。

フィットネスの器具の紹介があります。そして青の測定ブースがあり、今の自分の健康度合いが数字でわかるようになっています。

フィットネスの器具名が書いてあります。

一例ですが、腹筋(シックスパック:腹直筋)を集中して鍛えるアブドミナルの使い方の解説もあります。

説明を見ながらフィットネスの器具を動かして、必要としている部分(この場合は腹筋)を鍛えます。

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こちらはレッグプレスで、椅子に座ってプレートを足で押し出す動作を繰り返しながら下半身を鍛えます。



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バックエクステンションは、うつぶせになり、上半身を逸らすように動かします。これは背中の(脊柱起立筋:せきちゅうきりつきん)を鍛えることができ、姿勢が良くなり猫背が改善し、腰痛の予防につながります。

ローイングマシンは、ボートを漕ぐ動作をします。全身の筋肉(85%)程を同時に鍛えられるそうで、筋トレに加えて、有酸素運動や姿勢改善にもつながるとのこと。

チェストプレスは、椅子に座りながらバーを前方に押す動作を繰り返します。胸(大胸筋:だいきょうきん)が鍛えられ、バストアップや胸板が厚くなる効果と上半身の強化、ダイエット効果が期待できるとのこと。

アウターサイとインナーサイです。アウターサイは、太ももの外側やお尻の横に該当する中殿筋(ちゅうでんきん)を鍛えることで腰痛や膝痛の改善につながります。インナーサイは、太ももの内側(内転筋群:ないてんきんぐん)が鍛えられます。内ももが引き締まり骨盤の安定やO脚予防に効果的とのこと。

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こちらはエアロバイクで、有酸素運動ができます。平松さんによると最も人気のフィットネス器具で、その理由は足に負担がかからないからだそうです。

トレッドミルはランニングマシンで、天候に左右されることなく脂肪燃焼や心肺機能向上につながるトレーニングができます。また膝への負担を軽減した運動も可能です。

こんなところにダンボールと一瞬思いましたが、これは座った状態から起き上がれるかを試すもの。

指定された台に座り何も持たずに立ち上がれるかをチェックできます。最も低い10センチメートルで実際に試すと、想像以上に大変でした。



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こちらはダンベルです。

次に測定ブースを見てみましょう。青い方は無料で試せます。(会員は何度でも可能)

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こちらは会員は無料ですが、非会員は有料(550円)です。

測定機器の一覧です。血圧計や握力計など身近なものからあまり聞きなれない測定機器もあります。そこで平松さんにいちばん人気な機器を伺うと、

こちらの体組成計(たいそせいけい)とのこと。体組成計を確認すると、筋肉・脂肪・水分・骨などの体成分を測定するための機器で、体脂肪率や筋肉量、基礎代謝などを測定するものです。

せっかくなので試してみました。身長や体重などを入力して

1分ほど待ちます。100%になれば終了です。

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そして結果がプリントされました。このように身体のようすが一目でわかるわけです。そして結果をもとにフィットネスでどの部分を鍛えるのが良いのかがわかり、そこを集中して行う。平松さんの話では指導をしてから1カ月で体質が改善した方もいたそうです。

ということで、キタバ健康クラブを紹介しました。会員は月額2,200円で次のことができます。



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  • フィットネスジムが利用できる
  • 栄養相談が月1回無料
  • 健康測定の結果をデータで管理
  • 有料の測定機器が各種月1回無料
  • 健康ポイントを貯めてお得にお買い物
  • ロコモ度テストや認知機能チェックを定期開催

さらにタニタ健康プログラムシステムを導入しており、測定結果がデータ管理ができるため、スマホでの閲覧が可能です。それに加え、健康ポイントがたまるようになっていて、250ポイントたまるとキタバカードにポイントを変換して利用できます。つまり健康のためにフィットネスを利用するとポイントがたまり、さらにポイントでキタバ薬局の買い物ができるわけです。

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会員申込の流れです。スマホが必要で手続きには最大60分かかるため、あらかじめ予約をしてほしいとのこと。また日割り計算を行わないので、申し込んだ日から利用できる当月入会と翌月入会から選べます。

現在の会員は31名で、女性会員のほうが多いそうです。会員も増えて来ているので今後は対策も必要としつつ、より多くの人が健康クラブに入会し、体質の改善を行いながら健康でいて欲しいといいます。



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ということで、キタバ薬局河内長野店の中にある近未来的な野菜工場と、健康を測定しながら身体を鍛える健康クラブを紹介しました。キックスの目の前にあるドラッグストアキタバ薬局さんは、レタス工場やフィットネスなどがあり、ひと味もふた味も違うと感じました。

キタバ薬局河内長野店(外部リンク)

住所:大阪府河内長野市西之山町7−2
営業時間:9:00~20:00
アクセス:市民交流センター前バス停下車すぐ

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この記事を書いた人

奥河内から情報発信
大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような唯一無二の文章執筆、情報を発信しています。

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