南河内郡太子町といえば、聖徳太子御廟を始めとする複数の天皇・皇族陵や日本最古の国道(官道)とされる竹内街道を連想するかもしれません。しかし、もうひとつ忘れていけないのは、奈良県葛城市との境付近にある日本遺産の葛城修験です。
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二上山は雌岳と雄岳があり、奈良県との境に尾根があります。その尾根(雄岳)のすぐそばに、葛城修験の経塚があります。

大まかな位置関係を示したのがこちらです。雄岳の周辺には神社(葛城二上神社)や皇族(大津皇子)の墓などがあります
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ということで二上山雄岳にある葛城修験を目指すのですが、その前に気になったスポットがこちらです。
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二上白玉稲荷大神とあります。二上は二上山で稲荷大神もわかるのですが、白玉とは?という事であれこれ調べてみると、全国各地にに白玉稲荷と呼ばれる神社はあり、その中のひとつと考えられます。、さらにそれを踏まえたうえで、白玉とは稲荷神・倉稲魂(うかのみたま)の聖なる勾玉(魂)のことではという情報を見つけました。

白玉稲荷大神の日の隣にあるのが、葛木二上(かつらぎふたかみ)神社です。現在は社殿が無く、塀で囲まれた中には狛犬と榊の木がご神体もしくは神籬(ひもろぎ:神を招き入れる、神の宿る場所)として安置されています。
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調べてみると1974(昭和49)年に二上山が火事になり、社殿が焼失したということで、それ以降は社殿が無い状態です。現在はコンクリートのブロックで神域を囲んでいます。
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そして、葛木二上神社の隣にあるのが、葛城修験第二上山第二十六経塚 陀羅尼品(だらにほん)です。

陀羅尼品を調べてみると次のような解説がありました。釈迦の時代に直接の弟子のひとり薬王菩薩(やくおうぼさつ)という人が進みでて、法華経を信じる人を守るための「陀羅尼(だらに:仏教の呪文)」を唱えました。
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そして薬王菩薩は、「陀羅尼を聞くと鬼神や悪い者に害されることはない」と誓いを立てました。それに続くように、別の弟子、勇施菩薩(ゆうせぼさつ)も「この教えを広める人を必ず守る」と宣言し誓いを立てたそうです。

経塚の前には修験者の皆さんのものと思われるお札が掲げられていました。
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経塚を守るように、左右に狛犬が鎮座していました。これまで訪問した葛城修験の経塚で狛犬は安置されていなかったように記憶しているので、珍しいと感じました。
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ということで、二上山雄岳参上付近にある日本遺産、葛城修験第26経塚を紹介しました。

葛城修験第二上山 陀羅尼品(第二十六)経塚
住所:大阪府南河内郡太子町山田境(葛城市境)付近
アクセス:二上山万葉の森登山口から徒歩1時間弱程度
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この記事を書いた人
奥河内から情報発信
大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような唯一無二の文章執筆、情報を発信しています。

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