【河内長野市】大人も子どもも笑顔。「子育てに良いまち」河内長野で受け継がれる、川上神社の稚児相撲の魅力とは

河内長野の歴史
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河内長野市は「子育てに良いまち」ということで若い夫婦に移住してもらおうとキャンペーンをしています。

そんな中、生まれてくるお子さんにとっての一生ものの記念となる行事が川上神社で行われています。それが稚児相撲です。

以前一度見学させていただいたことがありますが、稚児相撲は秋に行われます。

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河内長野駅前から出ている南海バスの金剛山方面行きのバスに乗り、川上神社前で降ります。

川上神社はバス停のすぐ近くにあるのでとても行きやすいです。またバス停の横には駐車場があるので、車ででも行きやすいのが特徴です。

当日は小雨がぱらつく中、神社を訪問しました。

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テントの奥に数人の人がいて、稚児相撲が終わった後にふるまわれるぜんざいを作る準備をしています。

神事からスタート

予定時間は10時からでしたが、神事が少し早く始まったようです。正面は階段の道、右は迂回路です。

神事の最中、拝殿の前では関係者が待機しています。緑の服と袴姿の人が行司さんです。そして拝殿の中は稚児相撲に参加する稚児力士とその親御さんらがいらっしゃって、祈祷を受けている最中です。

川上神社の拝殿には夫婦杉があります。夫婦杉は金剛山上にもありますね。調べるとごく近い場所で2本の木が発芽・成長すると、年月を経るにつれて互いの幹や根が癒着します。

その結果、根元がひとつに結ばれたように見えながら高くそびえ立つようになり、それを縁起の良い象徴とされているからです。

拝殿の奥に本殿があります。川上神社の祭神は素戔嗚尊(スサノオノミコト)です。素戔嗚と言えば天照大神の弟ですが、やんちゃな性格が災いして追放され、出雲へ行き、そこでヤマタノオロチと対決して勝利したという神様です。

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稚児相撲を行う神社の祭神らしさを感じますね。

川上神社は鳩原地区にありますが、元々は「鳩原神社」と呼ばれていました。「鳩原」は、文武天皇時代、699年に白鳩を献上した錦部郡の住民に由来すると伝えられています。

そんな鳩原神社が川上神社になったのは、明治時代の合祀政策です。河合寺、神が丘、寺元にあったふたつの神社、小深、太井、石見川の各神社を合祀してひとつの神社になったからです。旧川上村の神社ということで川上神社という名前になったと考えられます。

と祭神や歴史のことを振り返っていると、神事が終わったようです。

雨の日なので拝殿内で稚児相撲が行われました

神事の後は稚児相撲ですが、小雨交じりの天気ということで今年は室内で行われました。

(過去撮影)

ちなみに晴れた日は拝殿の下の広い場所、このように屋外で行われています。

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稚児相撲は「相撲」とついているものの、別にまわしを締めて押し合いをしたり投げ飛ばしたりするわけでは無いので、狭いスペースでもできるわけですね。

ということで拝殿内に土俵が出来上がりました。

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行司さんです。行司さんの正体は、奥村亮河内長野市議会議員です。稚児相撲は川上神社として合祀された1908(明治40)年の文献に出てくるそうで、約120年の歴史があります。秋の例大祭に合わせて行われているとのこと。

いよいよ稚児相撲が始まります。

青い法被姿の方が呼びだしさんです。

色のついたハチマキやリボンをつけているのが稚児力士です。男女の区別はありません。中には、可愛らしい化粧まわしみたいなものをつけている稚児力士もいます。

親御さんと一緒に土俵の中に入って稚児相撲が始まります。

泣き相撲の一種ですが、川上神社の場合は、特に勝ち負けを決めることなく最終的にはどちらも勝利という終わり方です。

二人組目の取組が始まりました。

いつもなら親御さんかせいぜい親族の顔くらいしか知らないのに、突然よくわからない大人が多くいる稚児相撲の空気に圧倒されることも多いようです。

すぐに泣き出す稚児力士もいます。しかしそんな様子を見て楽しむのが周りの大人。といいながら私もその中に混じってしまっていますが……

3組目です。

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どちらかというと興味は別のほうに向かっているようですね。

4組目は「タイガース」と「ピカチュウ」対決となりました。稚児相撲が行われたのは10月4日ですが、前の日に阪神タイガースの優勝が決まったこともあり、旬の話題となりました。

親御さんのサポートがあったとはいえ、何と万歳をしました。この年齢の記憶は大人になってから覚えている人はあまりいませんが、直感的に前の日の優勝の盛り上がりの余韻に浸っていたのかもしれませんね。

こちらが最後の5組目です。

砂遊びを始めていました。この年ごろは何でも新しいものが気になりますので、それも稚児相撲の一シーンなのかなと感じました。

こうして2026年の稚児相撲は無事に終わりました。

取組の様子を動画に撮影しました。

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この後は下に用意されているぜんざいの会場に移動します。

今回もぜんざいをご相伴に与りました

下に降りてきました。

ぜんざいの振る舞いが始まっています。

今回もご相伴に与りました。

粒の小豆と焼きもちが乗っているだけのシンプルなものですが、こういうのが美味しいんですね。

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気が付いたら席がいっぱいになりました。小雨模様の日ということでテントの後ろの家屋も開放されていました。

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どこかで見たことのある顔と思ったら、西野市長と道端大阪府議会議員です。

河内長野に引っ越しをしていつも思いますが、ポスターの写真だけでなく、首長や議員さんとの距離がいつも近いと思います。

ということで、稚児相撲をご紹介しました。120年の伝統はこれからも続いてほしいですね。

来年参加条件を満たした稚児さんがいる親御さんへ

(関係者で記念撮影)

2026年は終わりましたが、2027年に参加できる条件を満たす稚児がいる親御さん向けに情報を案内しましょう。

稚児相撲に参加できる稚児力士の条件は、前の年に生まれた1歳までのお子さんです。つまり来年(2027年)の稚児相撲に参加できるのは、今年2026年に生まれたお子さんです。

例年8月末まで受付していますが、先着10人で締め切るとのこと。河内長野市内在住という条件は付きますが、市内ならどこからでも参加可能です。来年以降も続けていきたいということです。

川上神社

住所:大阪府河内長野市鳩原788
アクセス:南海・近鉄河内長野駅からバス 川上神社前バス停から徒歩3分

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この記事を書いた人

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大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような唯一無二の文章執筆、情報を発信しています。

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