【南河内郡千早赤阪村】天誅組がここから大和五條まで?千早の集落中心部からマス釣り場に向かう途中にある石碑には。

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ロープウェイ建設に合わせて整備された道路。つまり、金剛登山口(千早本道)バス停とマス釣り場バス停、そして金剛山(伏見峠口)の各バス停を結ぶバスの道は1965~1966(昭和40~41)年頃に整備された新しい道ですが、その前は千早の集落を横断する道がメイン道路でした。ある日その旧道を歩いていると、途中に不思議な道標がありました。

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場所はマス釣り場の手前でバス道と合流する手前です。

道標のある旧道に行くには、まず千早大橋バス停からバス道を進行方向に歩いていきます。そうすると旧道とバス道に分かれていて、右に曲がる道が旧道で千早の集落の中心部に行けます。

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このあたりが千早集落の中心部で、特定郵便局もあります。旧道は千早川に沿って延びていて、まっすぐ歩くとマス釣り場方面に行けます。

さて冒頭の画像に戻ります。マス釣り場に向かう少し手前、右側に道が分かれています。まっすぐ行けばマス釣り場に向かい、バス道と合流します。よく見ると、この道の分かれ目に石碑がありました。

石碑を拡大しました。右に赤滝道、左五條道とあります。

出典:国土地理院ウェブサイト(https://maps.gsi.go.jp/#17/34.412207/135.651058/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1g1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1L)アクセス日:2026年9月5日 )

このうち赤滝は、分かれた道から少し歩いたところにある落差10mの滝のことです。

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本当はこの滝に分岐するので行き先を説明するための道標なのですが、今回はそれ以上に五條道が気になりました

マス釣り場の先からのバス道は、最終的に伏見峠口バス停まであります。

2019年3月まで、ここには金剛山ロープウェイの乗り場がありました。しかし、同年3月15日にロープウェイは運行停止となり、その後ご存じのとおりロープウェイは廃止となってしまいました。

そのためそこまでバス道が整備されていましたが、その先は行き止まりで車は先に進めません。そう考えると五條には行けないように見えますが、なぜこの分岐点に「五條道」という道標があるのでしょうか。

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出典:国土地理院ウェブサイト(https://maps.gsi.go.jp/#15/34.402785/135.665917/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1g1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1 アクセス日:2026年9月5日

答えは山道を越えて行けるからです。千早赤阪村千早から奈良側、御所や大和五條方面に抜ける峠が三つあります。伏見峠、久留野(くるの)峠、そして千早峠です。

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まず伏見峠は、千早本道と並んで金剛山の多くの人が利用する登山道ですね。ちはや園地に行ける道でイベント時には関係者の車も通るほど安定した道です。

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久留野峠への道は、ロープウェイの乗り場近くからのルート。登山口の手前にあるのが、くるの茶屋(事実上の休業状態)です。ただ、このルートの大阪側は2027年2月までは土木工事のため通行止めとのこと。

そして千早峠ルートも途中から分かれている林道があり、千早峠から大和五條の中心部へ向かう道がありました。幕末の天誅組が五條代官所を目指して歩いた道です。

出典:国土地理院ウェブサイト(https://maps.gsi.go.jp/#15/34.402785/135.665917/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1g1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1 を加工

まとめるとこうなります。赤滝分岐の石碑からの道は五條方面への山道を経由して行けます。

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伏見峠、久留里峠、千早峠と3つの峠に続いている山道があり、峠を越えると奈良県側に抜けられます。五條の中心部に行く場合は千早峠経由が最も近く、かつて天誅組が五條代官所を目指した道となります。

おそらく金剛山に毎日のように登る登山客も、この旧道に来ることはほとんどないかもしれませんが、下山後そのまま帰らず少し寄り道をしたら今回の道標のように意外な物がみつかるかもしれません。

五條への道標

住所:大阪府南河内郡千早赤阪村千早
アクセス:マス釣り場バス停下車

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この記事を書いた人

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大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような唯一無二の文章執筆、情報を発信しています。

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