だとすればあとは

【河内長野市】旅して戻ってきた?小山田赤峰トンネルの北側の「旅するユリ」。2026年は久しぶりに白い花が咲いています

河内長野のおでかけ・散歩記事
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以前取材した「旅するユリ」ことタカサゴユリ、その後しばらく見かけなくなり寂しく思っていましたが、今年は再びその美しい姿に出会うことができました。

あたかも本当にどこかへ旅していたユリがまた戻ってきたかのように、驚きと嬉しさを感じる光景でした。

8月13日の夜、赤峰トンネルから上原町方向に夕涼みを兼ねて散歩をしていました。トンネルの手前で、とても強い花の香りを感じました。

すると白い花が咲いていました。

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拡大しました。ここには2021年と2022年に多くの白いタカサゴユリが咲いていたことを確認しましたが、旅する百合と呼ばれているために数年後に別の場所に移動する性質の百合です。

そして、本当にしばらくここで見ることがなかったのですが、2026年に久しぶりに群生を確認しました。

さらに拡大しました。夕暮れで暗くなる直前なので写り方が個性的です。かつて追いかけた記憶が鮮やかによみがえり、再び咲き誇る白い花々からたくさんの元気を貰う季節となりました。

下にアーカイブ記事をつけましたが、2021年と2022年には多くの花を咲かせていた場所でした。ところが、2023年にはわずかとなり、2024年以降はほとんど姿を見なくなりました。

そして2026年になると、再び多くのタカサゴユリが咲いていました。

タカサゴユリの特徴を見て調べると、これは、同じ株が一斉に復活したというより、風に乗って遠くまで運ばれる種子によって新たな個体が生まれ、世代交代を繰り返しながら、条件の整った場所で再び群生した可能性があります。

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つまり厳密には以前の個体が旅から戻ってきたというより別の個体が旅してここに来た方が近いのかもしれません。

いずれにしても旅する百合との異名を持つ「タカサゴユリ」です。風に乗って種子が「旅」をし、世代を重ねながら、数年ぶりに再び私たちの目の前に姿を現した。そんな植物なのかもしれません。

※以下は過去のアーカイブで2022年の様子です。参考までに4年前の様子と見比べてみてください。

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河内長野市内では、面積の7割を占める山間部だけでなく、いろんなところで季節の花を見ることができます。特に、意外な場所に意外な花が咲いているのを発見できたら、より嬉しくなりますね。

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そのうちのひとつが赤峰トンネルの北側。ここに白ユリの群生地があり、晩夏になると白い花がたくさん咲いているのです。

場所をおさらいしましょう。赤峰トンネルは、赤峰市民広場や消防署と隣接しているところにある短いトンネルです。トンネルは南側にある外環状線と接続しています。

(2021年8月の赤峰トンネルの白ユリ)

ところで白ユリは、不思議なことにトンネルの北側にだけ群生しています。

これは2021年8月に偶然通りがかって見つけたものです。白ユリは絨毯のような咲き方をしないので車では見逃し易いのでしょう。これは意外な穴場だと思いました。

(2021年8月の赤峰トンネルの白ユリ)

見つけた当時はまだこの地域クリエイターの記事を書く前。「こんなところに!」と、美しい白ユリを見つけた驚きがあったので、今年、咲いている時期になったらぜひ記事にしようと思っていました。

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(2022年の7月下旬の赤峰トンネル)

2022年7月末、赤峰キャンプ場を利用したので、今年も百合の花がと思い赤峰トンネルに見にいきました。しかし、まったく咲いていません。少し早い気もしましたが、今年も本当に咲くのか疑問に感じていました。

その一か月後、再び赤峰トンネルに行ってみると、なんとみごとに咲いていました!昨年同様にトンネルを囲むように、緑の中に白い百合の花が咲いています。

赤峰トンネルの北側、トンネルを囲むように左右に白ユリが群生しています。

少し拡大しました。なぜここに、白ユリの花の群生があるのか調べてもわかりません。

赤峰トンネルは2013年に開通しましたが、それとの関係性、例えば誰かが植えて管理していたのか、それとも条件がそろって自然に発生したものかは不明。

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ただ後で記しますが、この白ユリが咲いている時期とその特徴で、この花の正体がわかったときに、その理由がなんとなく見えてきました。

ユリにはいろんな種類がありますが、夏の終わりに咲くユリの花は、外来種の「タカサゴユリ」というそうです。紫色をした筋がついているのもタカサゴユリの特徴です。

高砂国(台湾)のユリということで、台湾原産とのこと。生命力が強く、偶然更地や荒地になった場所に突然出現するとあるので、トンネルが出来て一時的に周辺が更地になったところに出現した可能性が高そうですね。

さらに調べると非常に気になる情報があります、それはタカサゴユリは、一時的に根付いて花が拡がっても数年経つと姿を消すことが多いそうです。

種子は新たな原野を求めて風に乗って各地に拡がっていくからだそうで、まるで「旅するユリ」のよう。実際にそのように表現されている方の情報を多く見ました。

そういえば、昨年よりも花の数が少ない気もしています。つまり今年は咲いてくれましたが、来年は別のところに旅をして咲かない可能性があるとのこと。そう考えると今年のうちに見ておいたほうが良いかもしれません。

まだツボミの花もあります。もうしばらくは楽しめると思われる赤峰トンネル北側の白いユリ、赤峰市民広場などに立ち寄るタイミングで見てもよさそうです。

赤峰トンネル北側の白ユリ

住所:大阪府河内長野市小山田町
アクセス:南海千代田駅からバス 東峯口バス停から徒歩3分

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この記事を書いた人

奥河内から情報発信
大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような唯一無二の文章執筆、情報を発信しています。

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