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河南町には「ぷくぷくドーム」があります。河南町の大きなイベントはここでよく行われていますね。しかし、ぷくぷくドームの「ぷくぷく」とはどういう意味があるのでしょうか?気になり調べてみました。またぷくぷくドームの横にはかつて神社があった跡地が静かに残っています。これについても実際に訪問して調べてみました。
ぷくぷくドームの「ぷくぷく」とは

南河内郡河南町にあるスポーツ・文化施設といえば「ぷくぷくドーム」ですね。ぷくぷくドームとは河南町立総合体育館の愛称です。河南町(外部リンク)によれば、ぷくアリーナ(大体育室)とぷくホール(小体育室)を擁している施設で、室内スポーツの拠点として、また文化・芸術活動の場として幅広く活用されているとのこと。
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それにしてもなぜ「ぷくぷくドーム」なのでしょうか?調べてみましたが情報が無くわかりません。そこで河南町に問い合わせると以下の回答をいただきました。引用します。
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ぷくぷくドームの名称は建築当初に公募にて決定したものです。当時の選考会議の資料を確認しましたので応募者の応募理由を記載させていただきます。「体育館の見た感じが丸く『ドーム』のような形をしていることと、『ぷくぷく』ふくらんでいるようなことから、組み合わせて作った名前です。」

ということで、ぷくぷくドームの「ぷくぷく」は公募で愛称が決まったというのとふたつのドームを「ぷくぷく」膨らんでいることから決まったとのこと。見た目で決まったということで、みんながわかりやすいのが良いですね。
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そんなぷくぷくドームの周りを見ると、気になるものがありました。まずこちらの石碑です。
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殉国碑です。これは過去の戦争で亡くなった方々の霊を慰めるための碑ですが、それだけでなく、戦争の悲劇を伝承する目的があります。ようするに戦争を二度と繰り返さないという戒めや警告の意味です。その左横にある厚生大臣山縣勝見(やまがた かつみ)とは、昭和時代の政治家で1952年10月から1954年12月まで厚生大臣を務めた人です。
ぷくぷくドームのそばにある神社跡

ぷくぷくドームの隣には殉国碑以上に気になるものを見つけました。鳥居があり石段が見えます。現在の住所が河南町寺田で、河南町になる前は旧白木村大字寺田、その前は旧石川郡寺田村があったと考えられます。
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1900(明示33)年ごろの古地図を見ると、鳥居があり、かつてここに神社があったことが確認できます。
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(建水分神社に宮入りする寺田の地車)
そして大阪府全誌から抜粋した資料「河内国石川郡の神社」(外部リンク)によれば、かつて白木村大字寺田字権現山に八坂神社があり、後に千早赤阪村の建水分神社に合祀されたとのこと。

河南町には白木神社遥拝所や中村神社跡があるように、かつてそこに存在していた神社が主に建水分神社に合祀された後も、遥拝所のような形で残されている事例があります。寺田の八坂神社も跡地が残された可能性を感じました。
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とはいえ地図のアプリなどで確認すると、神社跡ではなく、御瀧不動尊があると表示されます。それは鳥居の正面にお堂があり、不動明王が祀られているからでしょう。ちなみに御瀧不動尊で調べると、千葉県船橋市にある真言宗豊山派の寺院、金蔵寺(外部リンク)が出てきます。

船橋市の寺院との関連などはわかりませんが、隣の富田林に瀧谷不動尊、また願昭寺も目白不動尊であることから、不動明王が鎮座して祀られていること自体不思議ではないと考えられます。
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伝承や説明版が無いのでわかりませんが、明治維新より前は神仏習合だったので、御瀧不動尊と八坂神社が同じ敷地内にあっても不思議ではありません。ちなみに習合(しゅうごう)とは本来異なる宗教や教義などが融合して新しい体系になるような意味合いがあります。
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(賽銭箱を御厚意で修理してくれたことへのお礼)
さらに興味深い情報として、八坂神社の祭神が牛頭天王(ごずてんのう)で、これはインドの祇園精舎の守護神です。日本の神様素戔嗚尊(すさのおのみこと)と習合しているとされます。さらに仏教系の不動明王は主に修験道の世界で牛頭天王と習合されているとされ、山岳信仰とも結びついているとも言われています。
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(御瀧不動尊の右横にある石段)
その他兵庫県にある清荒神清澄寺の本尊が「牛頭天王(ごずてんのう)」で、不動明王と空海(弘法大師)が合祀されていると清荒神清澄寺公式ページ(外部リンク)に書いてあることから、両者の関係性は深かったと考えられます。

ただ繰り返しになりますが、明確な説明版などが無いので、あくまで「推測の域を出ない」話です。
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石段を上ると、狛犬や石燈籠があります。
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ちょうど御瀧不動尊より一段高い場所にあがると、狛犬や石灯籠が並んでいることから、右側にかつて神社の社殿があってそこに神様が祀られていたことを想像できるように配置されています。

ただネット上の口コミでは「狛犬、石灯籠が鳥居付近になく少し配置が不自然」という書き込みがありました。他の場所から移築された可能性もあるとのこと。本当はもうひとつ鳥居があった、あるいは御霊が建水分神社に合祀された後、しばらく放置されていたものを後の時代の人が並べた時に、配置に違いが出たのかもしれません。いろいろな可能性が考えられます。
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いずれにしてもぷくぷくドームのすぐ横、町営グラウンド・ゴルフ場のすぐ横に、かつての八坂神社跡と思われる場所が残り、その隣に御瀧不動尊が祀られているという事実がそこにあることです。ぷくぷくドームに行く機会があり、少し時間に余裕があれば少し寄り道して確認してみてはいかがでしょう。
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御瀧不動尊の基本情報
住所:大阪府南河内郡河南町寺田574
アクセス:総合体育館前バス停下車
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この記事を書いた人
奥河内から情報発信
大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような唯一無二の文章執筆、情報を発信しています。
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