【富田林市】巡礼街道に完成したTOMIO(トミオ)とは?4月1日からスタートする新施設のオープニングイベントを取材しました

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富田林市では2026(令和8年)度を迎えるにあたり、市内にある事業所に対しての支援活動の取り組みを活発化させています。


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2月26日にはオープンファクトリーセミナーが行われました。これは河内長野市で行われている「ワークワクワク河内長野」の富田林版を行うためのセミナーで、ご連絡を頂いたので取材させていただきました。

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そしてその拠点のひとつとなる富田林市共創拠点 TOMIO(トミオ)を4月1日に開設(外部リンク)するとのこと。とても気になった私は、2日前の3月30日にオープニングセレモニーが行われると聞き、富田林駅近くの現場に向かいました。

こちらがTOMIOです。巡礼街道の中、寺内町の入口となる場所の、3軒店舗が並ぶ建物の両端がそうです。実は、後で聞いてみると、意図的にこういう立地を選んだようです。運営する株式会社ATOMica(以下、アトミカさん)さんの話では、自分たちが「まちの活性化」につながる活動をしようということで、店舗跡地をリノベしたとのこと。ちなみに、左側の赤いスペースは、もともとカバン屋さんが入っていたそうです。

そして、コンセプトの異なる2種類のルームを用意しているということで、もう一カ所は2軒隣にあります。ちなみに間に挟まれる形となった「お好み焼き・焼きそば しみず」さんは地元で人気のお店で、ランチタイムのみ営業しているとのこと。

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オープニングセレモニーを前に、中を拝見しました。左側は​相談・交流を目的としたスペースで、薄いピンクを基調としています。ここにはコミュニティマネージャーと呼ばれる専属スタッフが常駐するとのこと。

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パソコンなどを持ち込んで仕事ができるような空間になっています。

常駐するコミュニティマネージャーは、経営相談や創業準備相談などに関する相談をワンストップで受け付けます。そして相談に対する解決策の提案や課題解決に関係する機関への紹介を行う役目をになっているので、企業や事業者のお困りごとがあれば気軽に相談できるとのこと。​

スーツを着た皆さんが集まっています。この後行われるオープニングセレモニーに出席される方々です。


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もうひとつの右側のスペースのほうを見てみましょう。こちらには元々理髪店があったそうです。

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セミナー・打ち合わせルームとしていて、グレーを基調とした空間です。

落ち着いた雰囲気で打ち合わせや会議が実施できるように考えられていて、椅子もゆったりとしています。

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奥は小さな小部屋になっています。運営会社であるアトミカさんや富田林市が主催するイベントの開催も検討しているとのこと。

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小部屋の左側のこちらのドアはトイレです。

オープニングセレモニーの時間となりましたので、皆さんはオープニングイベントの会場で使われる薄ピンクのルームに中に入っていきます。

吉村市長をはじめ市役所職員、市議会議員や金融機関の関係者などが集まって行われました。


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ということで、私も後ろでその様子を取材させていただきました。

運営するアトミカさん主導で行われていきます。

吉村市長のあいさつです。市長は「地域経済の活性化と市内企業の皆様の持続的な発展を目指し、中小企業・小規模企業振興条例の制定や、一昨年(令和6年)4月より企業立地促進条例を制定して市内の事業者に対する支援を行うなど、様々な角度から産業振興に努めています。昨年(令和7年)度には商工会や地域金融機関と『地域経済活性化にかかる連携協定』を締結するなど、多岐にわたる取り組みを進めている中で、今回のTOMIO開設つながった」と話しました。

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続いて「『TOMIO』では、市内企業の皆様の価値をさらに高め、新たな企業の誘致や創業支援を通じて、本市の企業数の増加を図ることを目的とし、富田林市の未来を拓く、活気あふれるビジネスの交流とイノベーションの拠点となるよう、より一層、持続的に発展することを願っている」と言われました。

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いったん、外に出てテープカットが行われます。


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ここでテープカットが行われました。

動画も撮影しました。

ここからは具体的にTOMIOがどういった目的で開設され、どういう働きが期待されているのかについて講演がありました。

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まず、TOMIOの目的について、繰り返しになりますが、富田林市内の企業数の増加を目指すため、そして産業振興を目的として開設されました。

TOMIOというネーミングについての解説です。他にもいくつか候補がありましたが、最終的にTOMIOが選ばれました。「O」にオープンな場所、コミュニティの輪をイメージしているそうです。


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さらに2色(緑、赤)を使ったロゴがつくられました。今回設置されたふたつのルームも赤と緑色を基調にしていましたが、こういう意味があったんですね。

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ミッションについてです。孤独や不安、制約により人間らしい幸せを阻んでいるのではないか?そして「頼り頼られる関係性」を増やすことで、人と人とを結びつけられる場になったらと言います。

そして、富田林市内では対応できない課題に対しても運営会社のアトミカが、全国的なネットワークを持っているので、それを活用して企業の課題に取り組んでいけたらと話されました。

次に拠点を整備するための計画の説明がありました。開設に至るまでの様々なプロセスがあったことを解説しつつも、あくまでTOMIO開設はゴールではなくスタートであることを強調。

またリノベーションされる前の様子の写真も紹介されました。冒頭にも書きましたが、空き家対策などをまず自分たちからやっていこうということで、この建物の空き店舗2ヶ所をリノベーションして活用。気軽に企業や事業所の方が相談できるように考えたそうです。


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次に今回のTOMIOで解決できそうな課題をまとめます。創業支援、企業支援、交流や連携、さらに人材の問題などの様々な点において解決できるのではということ。

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また富田林市の強みや地域資源についてもまとめられています。これは私もそう感じているのですが、富田林市内にずっといると「当たり前の物」だと思って気付かないものがあります。アトミカさんも外部からの運営ということで、外部の視点から見た富田林の魅力の掘り起こしについてまとめられています。具体的には大阪市内からのアクセスが便利だったり、寺内町などの歴史的な景観、さらに住環境がよいことなどが挙げられていました。

そして、事前にインタビューやワークショップを通じて出てきた3つの課題を取り上げます。TOMIOも駅から近く駅前の空き店舗を活用しているわけですが、そういった事例を通じて空き店舗を魅力的なものにリノベしたり、「まち」のイメージアップにつなげていけば、大阪市内に近いがゆえに起こっている若者の流出も防げるのではということです。

もちろん開設してすぐに産業創出に寄与できないので、段階を得ながら目的に向けて動き出し、支援の輪を広げていけたらと言います。

そして、TOMIOに常駐するコミュニティマネージャーの役割についての解説がありました。ただ企画や受付をするだけでなく、プロフェッショナルとして関係性を結びつけるのが大きな役割だと言います。

さらに、インキュベーションマネージャーとの違いの解説もありました、インキュベーションマネージャーは、特定の専門分野には強い立場でありることが多いそうです。それに対して、コミュニティマネージャーは相談者と対話を通じて、ネットワークを駆使して必要なところにバトンを渡す役割を持っている点が違うと言います。

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そしてTOMIOのコミュニティマネージャーの紹介がありました。


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まず、立ち上げから5月までは渡辺さんが常駐するそうです。

さらに5月下旬ごろから今井さんが常駐するとのこと。

さらに「出張トミオ」という取り組みも行うそうで、これはコミュニティマネージャーが学校や会社に出張して、TOMIOのことを紹介、相談に乗るようなことを行うそうです。

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最後にLINEがあるので利用登録をお願いしたいということで、出席された皆さんはその場でLINE登録をされていました。

ということでオープニングイベントの講演会が終わりました。出席者の皆さんはこの後、バンリノハルビアホールに移動し、そこでTOMIO開設を記念しての企業交流会を開催しました。そこまでは取材できませんでしたが、富田林の企業関係者の方々が、美味いクラフトビール片手に熱い議論が交わされたのではと想像できます。

このような気軽に相談できて、あらゆる悩み事、解決ごとに対応してくれる拠点ができるのを見ていると、少し富田林の企業さんや事業者さんがうらやましく感じました。


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TOMIO(外部リンク)

住所:大阪府富田林市若松町1丁目1-6及び1-8
アクセス:近鉄富田林駅から徒歩5分

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この記事を書いた人

奥河内から情報発信
大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような唯一無二の文章執筆、情報を発信しています。

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