大阪唯一の村、千早赤阪村では14日土曜日に、「川野辺遺跡出土墨書土器」指定記念講演会が行われます。これは昨年3月に6年ぶりに村指定文化財を新たに指定した1件で、村指定文化財第6号です。川野辺遺跡から出土した「墨書土器」で「西」という文字が記載されているそうです。
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場所はくすのきホール2階の会議室です。13:00~15:00(開場12:30)で阪南大学国際学部教授の和泉大樹氏と千早赤阪村教育委員会事務局教育課の森田遥さんが講師です。郷土資料館でのスポット展示見学もあり参加費が無料です。「墨書土器とは?」「村の墨書土器はどのようなもの」といったことを解説してくれるとのこと。定員は20名です。興味のある方は申し込んでみてはいかがでしょう。申込は3月11日までで、QRコードからのフォーム入力、もしくは電話0721-72-1300です。
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(川野辺遺跡付近)
川野辺遺跡については2003年に発行された調査報告書(外部リンク)があります。当時の調査報告書の内容を見ると、古代の遺跡で川野辺の画像にある畑で発掘調査が行われたと書かれています。報告書をダウンロードして確認すると6ページから8ページにかけて「墨書土器」が出土されたことが紹介されていました。
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そんな川野辺(川野邊)をざっくりと調べると、森屋村の南東、丘陵地に位置します。古代に河辺氏(川辺氏)と呼ばれる臣(おみ:古代の有力豪族の地位の高い姓)がいたそうで、その子孫が川野邊という苗字を名乗っているという情報がありました。さらにまた中世には楠木正成と関りがあったとされる河野辺城跡があり、楠木氏の部将に河野辺(川野辺)氏(古代の川辺氏とは別?)が城を拠点にしたといった情報がありました。
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河野辺城の位置については明確な情報が得られなかったのですが、かわりに川野邊東城跡というのがあります。地図で位置関係を確認すると、城跡は河南町の芹生谷(せりゅうたに)との境界線の山の中にあります。ところがそれとは別に、興味深い事実がわかりました。なんと、千早赤阪村の中に河南町の飛び地があったのです。
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上の地図を拡大しました。ある地図アプリでは飛び地への道が無いように見えましたが、別の地図アプリでは道があることが判明したので、川野辺交差点から飛び地に何があるのか歩いてみました。
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飛び地といえば、過去に富田林市内にあった大阪狭山市や大阪狭山市にあった堺市東区などがありましたが、千早赤阪村の中にも隣の河南町の飛び地があったんですね。
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歩いていくとかかしが立っています。今風の洋服を着ています。かかしといえば、南河内でもかかしフェスティバルがあり、自由なかかしが立っています。
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しかし現役のかかしも今風の服を来ているのは、昔の服装では相手方の鳥にとっても偽物とわかってしまうので当然のことなのでしょう。

川野辺老人憩の家が見えてきました。このまままっすぐ行くと河南町の飛び地に行けるようです。
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これは宝篋印塔(ほうきょういんとう)のようです。石でできた仏教の供養塔と考えられます。

まっすぐの道を歩いていきます。
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訪問したのは先月の大雪があった直後だったので、雪が残っています。

舗装された一本道が続いています。
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この時点ではまだ千早赤阪村です。

電柱があります。電柱にも面白い情報があり、「スイブン(水分)」「セビタニ(芹生谷?昔の読み方?)」の表記が見えます。芹生谷は河南町の地名なので、飛び地が近いことがわかります。
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途中の道が行き止まりのため、普通車の進入が禁止されています。そして「大字川野辺」の表記から、まだここは千早赤阪村であることがわかります。

地図のアプリを頼りに歩いていきます。緩やかな上り坂になり、ピーク地点があって下っていきます。実はあのあたりが境界線のようです。
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下りになって少し開けている地点があります。このあたりから河南町に入ったようです。

河南町に入ってからずっと下り坂です。
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小さな盆地のようになっていました。

という事で盆地に到着しました。ここは河南町芹生谷で、村の中にある河南町の飛び地です。
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さらに道があるので歩いてみましょう。

道なりに歩いていきます。しばらく歩くと行き止まりの筈ですが何があるのでしょう。
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道を歩いていくとまた少し開けたところが見えます。

そして開けたところにあったのは共同墓地でした。
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ちなみに共同墓地のあたりはまた境界線になっていて千早赤阪村になっています。つまり共同墓地に行くためにいったん河南町に入ってまた村に戻るような感じでした。
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ということで、千早赤阪村川野辺にある河南町芹生谷の飛び地を確認。そこは小さな盆地のようになっていて、畑などがありました。
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大阪唯一の村の中にある河南町の飛び地
住所:大阪府南河内郡千早赤阪村川野辺、河南町芹生谷
アクセス:川野辺バス停下車
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この記事を書いた人
奥河内から情報発信
大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような唯一無二の文章執筆、情報を発信しています。

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