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最近は住民票がコンビニで取得できるなど、住んでいる自治体の役場に行く機会は以前よりは少なくなってきているかもしれません。とはいえ用事があれば役場に行って様々な手続きを取ることもあります。
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そんな用事の行き帰りに休憩できるすてきなスポットがあれば、ちょっと立ち寄ろうと思うのではないでしょうか?

そんな場所が河南町役場のすぐ近くにあります。

それが今回ご紹介する「LINOAH(リノア)」さんです。
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河南町役場の目の前

LINOAHさんは河南町役場前の交差点、つまり役場から道路を渡った反対側にあります。
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バス停のすぐそばなので、次のバスが来るまで時間がある時に立ち寄れるのも良いですね。
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少し歩く必要がありますが、河南町保健福祉センター・かなんぴあからもそれほど遠くないのも魅力的です。
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オーナーさんがデザイナー。こだわりの店内と雑貨類

この日河南町役場で予定があったのですが、予定より早く着いたので中に入ることにしました。以前は地元のオーガニック野菜を販売していたお店でした。

看板の下に「セレクト雑貨」と「ドリンク」と書いてあります。雑貨も販売しています。

店内に入りました。このように店内のあちこちに雑貨が販売されていました。
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ドリンクで休憩しながら気になるアイテムが探せますね。

中央にある大きなテーブルがゆったりした雰囲気です。
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椅子もいろいろあって、こだわりを感じます。それもその筈で、後で詳しく書きますが、オーナーさんはデザイナーさんだったのです。

奥にあるテーブルです。これもデザインのこだわりを感じますね。
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さらに、隙間からは服が。店内にはいろんな仕掛けがありました。
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こちらがメニューです。ドリンクコーヒーやソフトドリンクもありますが、お茶にこだわりを感じました。

デザイナーさんらしくデザインに関する本が置いてあります。
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こだわりを感じながら美味しくいただく

こちらはコーヒー(450円)です。味の良さもさることながら、

砂糖やコーヒーフレッシュを個性的な石のお皿の上にのせているのが良いですね。
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500円のハーブティです。今回選んだのは、薔薇の色が鮮やかな「前向きになるためのブレンド」です。世の中いろんなことがあるので油断するとついつい後ろ向きになってしまいますが、こういうハーブティーをゆったりと味わうと、気持ちが前向きになれそうでありがたいです。

こちらは、残りひとつと言われて、思わず注文したクッキー&クリームのNY(ニューヨーク)チーズケーキ730円です。
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これは砕いたクッキーなどで作った生地の下に、生クリームとクリームチーズを混ぜたフィリングを流し込んで固めるチーズケーキとのこと。
実際に味わってみましたがクッキーと思われる黒部分の硬さと中のクリーム主体の白い部分の柔らかさとのアクセントが絶妙です。季節柄いちごが添えられていて盛り付けを彩っています。
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NYチーズケーキの他にもいちごミルクプリンや桜アイスなどのスイーツが楽しめます。このあたりは季節によって変わると思われますので、季節ごとに訪問したらまた楽しめますね。
オーナーさんにお話を伺いました。

運よく私が店内にいた時にはほかにお客さんがいませんでした。と書くと誤解を受けそうですが、入る直前に別のお客さんが出ていったのを見ていましたし、出た後は別のお客さんが入られたなど、実は地元では人気店です。
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雰囲気も良く美味しかったので、オーナーさんにお話を伺いました。

① 河南町との関係は?
羽曳野出身で、2021年の夏に河南町へ引っ越してきました。当時は羽曳野で仕事をしていましたが、河南町の山々が見える景色にとても癒されていて、毎週末訪れていたくらい好きな場所でした。
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自然の空気や、ゆったり流れる時間にリフレッシュさせてもらっていたと思います。
羽曳野から河南町に移住されて、しばらくしてお店の経営を始められたんですね。

② パティシエの勉強などもされましたか? もしくはお仕事の内容は?
以前は市の職員や、社労士・行政書士事務所で勤務していました。その後、グラフィックデザインの仕事へ転職し、現在に至ります。
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カフェ関係の仕事経験はありませんが、制度や仕組み、人との関わりなど、これまでの経験が今のお店づくりにも活きているように感じています。また、LINOAHオリジナルブレンドのコーヒーも準備中です。
できるだけ、来てくださる皆さんに喜んでいただけるようなお店にしていきたいと思っています。これからオリジナルパウンドケーキやコーヒーゼリーなどもお出しできるよう準備中です。
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カフェ関係の経験が無い人とは思えないほどおいしかったので驚きました。勉強熱心な方だとお見受けしました。

③ なぜこの場所を選ばれたのでしょうか?
役場や中学校、郵便局など、町の中で自然と人が集まる場所の近くで、「大人から子どもまで、ふらっと立ち寄れる場所」を作りたいと思い、この場所を選びました。
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最初にお店を開きたいと思ったきっかけも、「河南町には、気軽にひと休みできる場所が意外と少ないな」と感じたことでした。
河南町は名店が多いながら「気軽に一休み」というキーワードで考えると、確かに少ない気がします。

④ お店を作られた上でのこだわりはありますか?
お店の真ん中に、大きなテーブルを置いていることです。最初から、「人が自然と集まれる場所」にしたいという思いがあり、お茶を飲んだり、勉強をしたり、ワークショップをしたり。それぞれが自由に過ごせる場所になればと思っていました。
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奥では静かに本を読んだり作業をしたり、手前では私と話ができたり。その時の気分で過ごし方を選べるような空間を意識しています。また、店内にたくさん光が入ることや、空気がやわらかく流れる感じも大切にしています。
「可愛い」「綺麗」と感じて気持ちが少し豊かになったり、ふと見渡した時に「あ、こんなものもあるんだ」と、小さな発見を楽しんでもらえたら嬉しいです。
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今回は奥の席に座りましたが、確かに時間にゆとりがあればゆっくり本を読んだりしてみたいという気がしました。

⑤ まず味わってほしいものは何ですか?
まず味わっていただきたいのは、光がたくさん入る空間の空気感です。そこでコーヒーやハーブティーを飲みながら、静かに過ごしたり、誰かと話をしたり。そういった“時間そのもの”が、LINOAHの一番の商品だと思っています。
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河南町のゆったりした空気感を確かに感じました。普段は「市」となっているところにいますが、「町」や「村」には独特のゆったり感がある気がします。それが店の中でも存分に味わえました。

⑥ 内装で一番こだわったポイントはありますか?
スペインのお家のような、土壁風のピンクオレンジやブラウンの色合いです。また、木で作られたサッシや、大きなガラス窓から自然光がたっぷり入るようにしていて、時間帯によって変わる空気感も楽しんでいただけたらと思っています。
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デザインをしている方のこだわりだと思いました。時間帯によって変わる空気感!この日は午後にお邪魔しましたが、午前中やもっと遅い時間だと雰囲気がまた違っているのでしょうか?

⑦ これからお店を続けていく上で、一番やりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?
何度も足を運んでくださって、少しずつ顔馴染みになっていく時です。「この前の続きなんですけどね」と、前回のお話の続きを聞かせてくださったり。少しずつ関係性を築いていける瞬間に、とてもやりがいを感じます。「おはよう」や「またね」と、お客様というより、お友達のように言葉を交わせることも嬉しいです。
また、「あまり人には話さないんだけどね」と、ふと気持ちを打ち明けてくださる時もあって。私自身、特別なことをしている感覚はないのですが、「なんだか話しやすい」と言っていただけることも多く、そういう時間もこの場所の大切な一部になっている気がしています。
人にはなかなか話せないことを打ち明けてくれるという、オーナーさんとお客さんの距離感。オーナーさんの人柄の良さがそうさせているのかなという気がしました。

⑧ この場所はどのような場所でありたいですか?
子どもから大人まで、「なんとなく寄りたくなる場所」でありたいです。駄菓子も置いているので、子どもたちがふらっと来てくれることもあります(笑)また最近は、4つの質問を書いた「Think card」を週の終わりに置いています。
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忙しい毎日の中で、少しだけ立ち止まって、自分と向き合う時間を持ってほしい。そういった時間が、気持ちの豊かさにつながっていくのではないかなと思っています。コーヒーやハーブティーを飲みながら、私と話をしたり、静かに過ごしたり。
「ここに来れば、ドリンクと私がいる」そんな安心感のある場所になれたらと思っています。LINOAHでは、そうした“体験や時間”そのものが、一番の商品だと思っています。
いわゆる「居場所」ですね。昨今ではいろんなところでそういう試みが行われていますが、ここの良いのはバス停のすぐ近くもひとつの理由かもしれません。私のような公共交通派でもバスの待ち時間に立ち寄れる「ユルさ」が、居心地の良さを増幅させているのでしょう。

⑨ これからの夢を教えてください
この場所が、何年後も変わらず「ただいま」のように帰ってこられる場所になっていたら嬉しいです。子どもたちが大きくなって、「昔ここ来てたな」と思い出してくれるような、地域の風景のひとつになれたらと思っています。
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地域の風景になりたいとの思い。親と一緒に来ていたあんなに小さな子どもだったのに町を出て社会人として活躍する。そしてたまに故郷の河南町に戻ってきたときに「あ、あの店がまだある」と、子ども時代を思い出しながら来店する。お店を長く経営している人にだけ味わえる醍醐味です。

さて、6月の営業カレンダーです。水曜日と土曜日が休みで、日曜日は第1と第3の2日間が営業となっています。金曜日と日曜日は Think cardの日、18日と30日はイベントがあります。
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ということで、「LINOAH」さんをご紹介しました。デザイナーさんが手掛けているお店なので、こだわりの店内に個性豊かな雑貨を販売しているので、ちょっと緊張しそうですが、河南町ののどかな空気が店内を覆っているので、そんなことは全くありません。
むしろ居場所として過ごせる場所、そしてドリンクやフード、さらにオーナーさんの人柄と3拍子揃ったお店、末永く続いてほしいと思いました。

LINOAH
住所:大阪府南河内郡河南町白木1282-4
営業時間:10:00–16:30
定休日:水、土、一部の日曜日(instagram参考)
アクセス:河南町役場前バス停下車すぐ
instagram
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この記事を書いた人
奥河内から情報発信
大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような唯一無二の文章執筆、情報を発信しています。
登録いただいた方には、少し踏み込んだ情報もお届けします。 通常の記事に加えて、登録者限定の裏話も配信! ここだけの話も、そっとお届けします。



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