【南河内郡千早赤阪村・富田林市】今年も大阪唯一の村で育ったホップ。寺内町の醸造所でクラフトビールを仕込みます

南河内郡の行事・イベント

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地産地消という言葉の通り、フルーツや野菜は地場で採れたものが食べられるのが南河内地域の特徴のひとつですが、ビールの主原料のひとつであるホップも、量は少ないものの地産地消品があります。


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それは、大阪唯一の村千早赤阪村にあるCampsite麓さんにあるホップ畑で成長したホップを採取し、富田林の万里春醸造でビールを仕込む際に採れたての生ホップを投下するという恒例のイベントが行われます。参加費は無料で、応募方法はcampsite麓の応募フォームもしくは、instagramにDMをしてください。

ホップの成長は恐るべき

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さて、昨年行われた様子の一部をご紹介しましょう。campsite麓さんは、千早赤阪村の桐山にあります。


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campsite麓さんに公共交通で行こうとすると、近鉄富田林駅からバス 水分バス停から徒歩20分、千早赤阪役場前バス停下車徒歩30分という距離があります。車なら簡単に行けますが、このイベントは万里春での作業の最中にビールを飲む時間があるので、注意が必要です。

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(4月)

ホップのイベントは、3段階あり、春(4月)に株拵え(こしらえ)と呼ばれる作業があります。昨年の4月に参加させていただいたのですが、ホップの苗を畑に植えていくというものです。


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(4月)

ホップの苗の株を畑に植えてから、高い柱を立ててそこからロープを吊るします。弦状の植物であるホップはそれを伝って上に成長します。

画像は7月の収穫直前です。収穫の時は別の予定があり、残念ながら都合が合わず行けませんでしたので、直前の別日に撮影で来たのです。

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3カ月ほどでこんなに成長するとは!最初見た時は本当に驚きました。


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成長しているだけでなく、しっかりとホップの実が!厳密には実ではなく、毬花(まりばな)が育っています。

ホップは雌株に育つとの事です。ということで、7月20日のイベント当日はこのホップの収穫をみんなで行うわけです。残念ながら昨年行けなかったので、そのシーンはありません。

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醸造所でホップを細かくする作業

収穫したホップはビール醸造所のある、富田林寺内町の万里春に運ばれ、ここでホップを細かくする作業を行います。


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ホップはビールの苦みと香りを出すための重要な原料ですが、その成分はホップの中にあるため、細かくすることでその効果を存分に出そうということです。

この作業は、私も少し体験させていただきました。


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これはホップの毬花をふたつに裂いた状態です。このようにホップの中に黄色い点(ルプリン)があり、これがビールに独特の香りと苦味をもたらす重要な成分です。

村のホップ畑での採れたてとは別に、冷凍されたホップの毬花も使用しますので、同様に割いてルプリン成分が発揮しやすくします。

このように裂くとルプリン成分が見えます。ゴム手袋にもついていますね。今のビール醸造では成分が凝縮されたペレット化したホップを使いますが、生ホップを使うということそのものが、かなり贅沢なことです。

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このように同じ南河内地域のホップを使うということで、地産地消になっているわけですね。画像の醸造設備内では醸造責任者の南さん(左)が、麦芽粕(カス)を出しています。


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万里春さんでは、セゾンビールを定期的に作っています。セゾンビールはベルギービールの一種で、主に南部のワロン地方で仕込んでいたビールのこと。目的は夏の過酷な農作業中、生水だと病原菌が入っているということで、安全に水分補給をするために醸造されていました。つまり「水代わり」として作られたのです。

万里春さんでセゾンビールが定期的に醸造されるのは、醸造所がある富田林やその東側に位置する河南町・千早赤阪村のあたりが農業の盛んな地域で農家さんも多いことと、何となく関係がある気がしています。

麦芽の粕(かす)です。日本酒の酒粕は粕汁などで食用に再利用しますが、麦芽粕は食用では無く、家畜の飼料や畑の肥料として使われるとのこと。

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麦芽粕を取った麦汁は、煮沸の工程に入っています。この工程が終わってからがいよいよホップを投下するタイミングです。


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煮沸工程の後ホップを投下

ホップ投下まで時間があるのでビールを飲む時間が設けられていました。車を運転するとビールが飲めませんので注意しましょう。

左がレモンセゾンで、右がIPAです。先ほど話題にしたセゾンビールですね。レモンセゾンは、今のような暑い季節にぴったりの、少し酸味のあるさわやかな味です。

ビールを頂いている間に煮沸工程がすすみ、いよいよホップ投下の時間になります。


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このように参加者が交代で少しずつホップを投下していきます。

この時に注意したいのは、煮沸という工程で沸騰していたわけなので、非常に熱いです。近づき過ぎると本当に熱いので注意しましょう。

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4月に株が植えられ、7月までに成長したホップの毬花。これを裂いて成分が出やすくなったものを沸騰した麦汁に投下します。つまりビールのふたつの主原料が出会うことになります。


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南さんが、ホップ投下後の工程を説明しています。ホップ投下後冷ました麦汁にビール酵母を入れ、後は酵母の発酵にゆだねるわけです。

最後に参加者で記念撮影が行われました。

昨年は11月に行われたビール開栓イベント

通常ビールは1カ月ほどで出来上がりますが、昨年は少し熟成したうえで11月に開栓式が行われました。


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開栓式にも立ち会わせていただきました。会場はcampsite麓ということでキャンプファイアーをしながらビールを頂きました。

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(画像はイメージです)


開栓式の後は万里春醸造所で飲めます。仮に今回のホップの採取、仕込みに行けなくても完成したビールを楽しんでみてはいかがでしょう。


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campsaite麓

住所:大阪府南河内郡千早赤阪村桐山272-1
アクセス:近鉄富田林駅からバス 水分バス停から徒歩20分、千早赤阪役場前バス停下車徒歩30分instagram

バンリノハルビアホール

住所:大阪府富田林市富田林町21-22
アクセス:近鉄富田林駅から徒歩8分、富田林西口駅から徒歩10分
instagram

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この記事を書いた人

奥河内から情報発信
大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような唯一無二の文章執筆、情報を発信しています。

 

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