【河内長野市】空海が九つの大蛇と遭遇した?天野公民館と天野小学校の道は施福寺と葛井寺を結ぶ巡礼街道の一部。実際に歩いてみました

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地元の人にとってはわんこと散歩、あるいは体力づくりに歩いたり走ったりできるような道も調べると、実は歴史のある道だったりすることがあります。



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天野小学校の前にある歩行者専用の道は「巡礼街道」だったと書いてある説明版を見つけました。

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説明版にも書いてありますが巡礼街道とは西国三十三所観音霊場の巡礼道で、第四番の槇尾山施福寺から天野山金剛寺、河内長野の中心部の北側、富田林寺内町を経由して最終的に第五番目霊場の葛井寺と続く道で、これまでも部分的に歩いてきました。



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そして天野公民館と天野小学校を結ぶ車が通らない遊歩道も、どうやら巡礼街道の一部だということがわかりました。

説明版の後半には空海も歩いたという巡礼街道のうち、旧下里村の伝説が書かれていました。それによると、空海が巡礼街道を歩いていると、突然黒い雲に覆われます。さらに天地が鳴り響き大木や岩が壊れます。そこに九つの頭の大蛇が現れて火を放って空海に飛び掛かります。

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空海は動じることなく、一心に念仏を唱えると突然白と黒の犬を連れた狩人が現れます。ここで大蛇に弓を射ると、ひとつの矢が千本の矢に分かれ、多くの矢を体に受けた大蛇が倒れます。ここで九つの頭はひとつとなって良い香りが立ち込め、鱗から五色の花を咲かせたとのこと。これを映像で再現したらすごそうですね。



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(天野公民館)

そんなわけで、今回は天野公民館から天野小学校までを歩いてみました。下里口バス停と隣の広野バス停と並行した道で、距離は短いのですが、公民館の裏山を越える感覚なので坂はあります。それでもちょこっと散歩には最適です。

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天野公民館の右横に細い道があります。これが巡礼街道の一部のようです。



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歩いていくと竹藪が見えてきます。

 

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そして坂道になっています。

この日は雲ひとつないとても良い天気に恵まれました。両端に竹林が並ぶ、幻想的な道を歩いていきます。



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旧下里村の伝説では、空海がここを歩いているときに突然黒い雲に言われて雷鳴が響いただけでなく、木や石が壊れて9つの大蛇が現れたというのです。リアルにそれがあったら、完璧におびえて腰を抜かしてしまいそうですね。

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と、適当なことを考えながら歩いていきます。天気が良いと本当に心地よい道。春の散歩には最適です。

少し風景が変わってきました。木が見えます。

さらに開けてきて、太陽が姿を現しました。

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このあたりは山の上のあたりで坂道は無くなったようです。



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途中で抜け道がありました。地図で見た限りですが、この道は天野小学校の北側を抜ける道のようです。

天野小学校は、そろそろではと思うのですがまだ何も見えません。

この画像だけだと、人里離れたところを歩いているように見えます。実際には天野公民館も天野小学校もそんなに遠くにないので、万一何かあっても安心です。

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再び竹藪の道が見えてきました。

天野小学校が見当たりません。間違えて変な道に紛れ込んだ?そんなはずはないのですが、

と思っていたら校舎が見えてきました。まもなくゴールです。



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歩いた道を振り返りました。自然豊かな道で坂道はありますが、基本的に歩きやすい道でした。

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ということで天野小学校に到着しました。

(巡礼街道の説明版の横には二宮金次郎像)

二宮金次郎の像の前にきましたので今回の散歩はここまでです。本当に気軽に歩ける道なのに遠くに来たような錯覚を覚える道でした。かつての巡礼者や大蛇と遭遇したという空海の伝承に思いを馳せながら、ちょこっと散歩を楽しんでみてはいかがでしょう。

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天野公民館から天野小学校までの巡礼街道

住所:大阪府河内長野市下里町
アクセス:広野バス停、下里口バス停下車



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この記事を書いた人

奥河内から情報発信
大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような唯一無二の文章執筆、情報を発信しています。

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