※2022年12月のアーカイブ記事なので、内容は当時のままです。
それぞれの自治体は、ご縁のある海外の都市と姉妹都市(中国の都市との場合は、姉妹だと上下関係を意味するという理由で友好都市)を締結します。例えば富田林市だと、アメリカのベスレヘム市と姉妹都市の関係にあります。
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河内長野市も同様に姉妹都市があって、それはアメリカインディアナ州のカーメル市。しかし、姉妹都市と言われても実感が湧かず、なかなかピンと来ないところ。
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(広報かわちながの11月号34ページより)
そんななか、10月からひとりのアメリカ人がカーメル市から河内長野に滞在しています。彼の名前はイーサン・ マックアンドリューさん(24歳)(以下:イーサンさん)。
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広報紙によると、姉妹都市交流30周年を記念して、両市の食文化を紹介する料理本の出版を計画しているそうです。
12月下旬までいらっしゃるということなので、ぜひ取材をお願いしたいと国際交流協会に申し込み、インタビューをすることが出来ました。

(青い服を来ている人たちが、今期、天野酒さんで酒造りをする蔵人の皆さん)
取材日は天野酒さんの新酒発表会の日。画像真ん中で天野酒さんの法被(はっぴ)に身を包んだイーサンさんに同行する形で参加しました。
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天野酒の西條蔵主(社長)より、新酒の発表会が行われました。後ろにあるのは酒蔵の入口に飾られる杉玉で、新酒が出来たことを告げる合図の意味があるそうです。
この発表会の時に行われる儀式をもって、この杉玉が家々の軒先に飾られます。
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これは後日撮影したものですが、意外なところでは道の駅奥河内くろまろの郷ビジターセンターにも杉玉がぶら下げられていました。

真剣な面持ちで儀式の様子を見るイーサンさん。
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真っ先に酒蔵の前に飾られていた杉玉に新酒を振りかけていきます。

そのあとは、すべての杉玉に新酒をかけていきます。この冬の酒造りは始まったばかりですが、こういう伝統が毎年続いて美味しいお酒が醸されていくわけですね。
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もちろんイーサンさんも、その様子を撮影しています。
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儀式が終わったらお酒が振舞われます。イーサンさんもさっそくお酒の試飲。

横にいる国際交流協会のボランティア通訳の人と味わっています。どうやら味がお好みだったようで、お代わりをされていました。
話を伺うと、日本酒は南天苑の取材兼滞在のときにも飲んだことがあるそうで、天野酒の新酒は飲みやすいとのことでした。

というわけで、イーサンさんの本日の取材は無事に終わりました。日本の伝統文化である河内長野の酒蔵が、カーメルで紹介されるのは本当に嬉しいことですね。
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イーサンさんの取材が終わったところで、今度は私が彼を取材することにしました。通訳の人と国際交流協会の山本事務局長さんが立会いの下、インタビューを行うため酒蔵通りから河内長野駅の方を目指します。

こうして来たのは駅前にあるカフェ・ジェラートサロット臼屋さんです。
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お店の中でさっそくお話を聞きました。イーサンさんは、アメリカのミズーリーで生まれ、11歳の時にカーメルに引っ越したそうです。カーメル市はラブリーな町、みんな仲良しで平和な町なのだそうですが、その雰囲気が河内長野に似ているとのこと。

今回日本には初めて来たそうです。大阪市内にも行ったそうですが、「大阪は人が多くごちゃごちゃしていて、気分的な負担が大きかった」とも。その代わり河内長野に来ると「生活のリズムがのんびりしていて、とにかくリラックスできる」と言われていました。
「とにかく河内長野の人はフレンドリー。カーメルの人にとてもとても似ています」と何度もうなづきながら言われました。
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市内でこれまで行ったところを聞くと、市長への表敬訪問をはじめ、金剛寺、南天苑、中谷農園、それから西代神社で行われた西代神楽(にしだいかぐら)も見学したそうです。
長期間、河内長野に滞在することが決まった時のカーメルの家族の反応を聞くと「気を付けて行ってきて。新しい経験を何でもやってね」と後押ししてくれたそうです。もちろん、こちらに来てからも、日々連絡を取り合っているそうです。
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次に今まで食べたもので印象に残ったものを聞いたところ、お好み焼き、カレー、おでん、天ぷら、焼き魚、鍋など。特にとんかつは、インディアナのポーク料理に非常に似ていて、カーメルが恋しくなったとのこと。
また欧米人が抵抗を持ちそうな刺身やタコもOKで、納豆はまだ未経験ですが多分食べられるだろうとのこと。食べ物に対してチャレンジャーな方なんだと思いました。
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カーメルに帰国するまでの予定を聞くと「これからもリサーチを続けたい、市民にインタビューをして新しい食べ物を見つけたい」と熱く語られるイーサンさん。観心寺KUーRIさんにも行く予定だし、12月3日にはアメリカのアップルパイを作る料理教室も実施したそうです。
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また農業にも興味を示されていて、市内にある中谷農園にも訪問したとのこと。「カーメルにもコーンの農場があります。食のために農業は本当に大事ですね」と強調していました。

「河内長野に住めば住むほどカーメルに似ている」というので、最後に「河内長野にずっと住みたいですか?」と聞いたところ「僕にはふたつの故郷ができたかも」といってくれました。
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とにかくイーサンさんの河内長野に対する好印象がお話を聞いていて強く伝わりました。帰国後に執筆されるカーメルと河内長野のフードを紹介した料理本の完成が、今から待ち遠しいです。
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インタビュー場所:カフェ・ジェラートサロット臼屋
住所:大阪府河内長野市本町24(ノバティながの北館1F)
アクセス:南海・近鉄河内長野駅下車徒歩2分
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この記事を書いた人
奥河内から情報発信
大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような唯一無二の文章執筆、情報を発信しています。

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