如月(きさらぎ:二月)は昔から「逃げる」と言ってあっという間に1カ月が終わると言います。物理的にも28日までしかないので、余計にあっという間ですね。そして次は弥生(やよい:三月)です。
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そして如月の最終日と弥生の初日の2日間行われるのが「懐かしのひな人形展」です。大道旧山本家住宅をメイン会場に、竹内街道沿いの有志の民家が雛人形を展示します。
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今回はメイン会場でもある大道旧山本家住宅を紹介しましょう。

訪問したのは2月21日ですが、梅の花がきれいに咲いていました。
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日本遺産に登録されている「竹内街道」の伝統的景観を特徴とした民家です。
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ここで旧山本家住宅についておさらいすると、大和棟(やまとむね)の形態をよく残している建物とあります。大和棟とは大阪府や奈良県、京都府南部の民家で見られる建築の様式で、自作農以上の地位にある農家(豪農)の建築スタイルです。

茅葺と瓦葺が共存している理由について調べると様々な理由が出てきますが、大道旧山本家住宅については以下のような理由(外部リンク)が考えらえているそうです。
住宅が軒を連ねていたので、防火対策が必要であったことから、茅葺よりも高価であるけれども防火に優れた瓦葺きを、隣家と接する軒周りにだけ採用し、茅葺の良い所も残したと考えられています。
今は茅葺のほうがはるかに高いですが、当時は瓦葺のほうが高かったんですね。

そして堺と大和を結ぶ街道「大道(竹内街道)」沿いにあり、歴史的景観を特徴づけるものとして「国登録有形文化財(建造物)」に登録されているとのこと。
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中に入ると、訪問時(2月21日)の段階で、すでに雛人形が飾られていました。
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28日と1日は、周りの街道も含めてさらに華やかになりそうですね。

建物の中には陳列しているものと写真パネルが展示してあります。
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こちらは展示品の一部です。

そしてパネル展示は平成時代に行われた修理について紹介しています。

平成の修理についても紹介がありました。2003(平成15)年8月末から2004(平成16)年3月にかけて実施され、蔵を除いた建物全体を対象に行われたそうです。

こちらは中庭で、建物が離れに続いています。

離れは1912(大正元)年に建築されたとのこと。入母屋造・桟瓦葺きというのが特徴です。太子町のホームページ(外部リンク)によると、年代が明確ではない主屋のほうは、建築様式から江戸末期に建てられたと推定しています。

こちらが離れの様子です。

70〜100年前に使われた教科書が展示してあります。手前にあるのは文机(ふづくえ)という畳の上で勉強する際に使用していたものです。
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裏庭も見学しました。井戸などが見えます。

旧山本家住宅の中だけは、時代が昭和以前に戻ったようです。

裏庭から旧山本家住宅の主屋を眺めています。茅葺き屋根に瓦の下屋を備えた、趣ある古民家の雰囲気を今に伝えています。

ちなみにスタンプが押せたので、押してみました。瓦葺と茅葺の両方の特徴がスタンプにも表されていました。
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大道旧山本家住宅(外部リンク)
住所:大阪府南河内郡太子町山田1797番地
営業時間:10:00 ~ 16:00(12:00~13:00は休憩)
定休日:平日(土日、祝日のみ開館)
料金:100円
アクセス:六枚橋東バス停より徒歩10分
セットで訪れたい!南林寺の仏像が展示されている竹内街道歴史資料館

大道旧山本家住宅に行くならセットで訪問したいスポットがあります。それは太子町立竹内街道歴史資料館で、冬季スポット展示として普段は閉じられている南林寺の仏像が展示しています。

太子町立竹内街道歴史資料館は旧山本家住宅より少し坂を上がったところにあります。

地図で位置関係を確認すると次の通りです。

一部撮影禁止の展示物がありますが、

撮影OKのものもあります。今回の南林寺の仏像については撮影OKにはなっていません。

(元日に撮影)
ただ、以前元日に行われた護摩焚きのとき、寺の中に鎮座いしてた時は撮影出来ました。毘沙門天像については平安時代の物という事でとても歴史あるものなのだそうです。
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先日行われた展示記念講座に参加してお話を伺いましたが、28日の不動明王の縁日には南林寺で護摩焚きが行われます。つまり2月28日土曜日に太子町に行けば、南林寺の護摩焚き法要参加、竹内街道のひな人形飾り見学、竹内街道歴史資料館で仏像の見学という風に1日かけて太子町の歴史が味わえます。

太子町立竹内街道歴史資料館(外部リンク)
住所:大阪府南河内郡太子町大字山田1855番地
営業時間:9:30~17:00
休館日:月曜日
入館料:大人200円、高・大学生100円、小・中学生50円
アクセス:六枚橋東バス停より徒歩12分
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この記事を書いた人
奥河内から情報発信
大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような唯一無二の文章執筆、情報を発信しています。

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