【河内長野市】あまみ温泉南天苑の誕生日プランは本当にお得!静かでリッチな宿で年に一度のお祝いを(2021年10月10日アーカイブ記事)

唯一無二の地域ライターがイチオシの河内長野グルメ

※アーカイブ記事なので情報は掲載当時のものです

誕生日やいろんな記念日には、ちょっとリッチなところで食事をしたり高級なホテルで宿泊したりしたいもの。ところで河内長野市内にもあまみ温泉南天苑という大阪でも屈指の高級旅館があります。

「PR」 「PR」

実はこの南天苑には、記念日プランという宿泊パッケージがあります。個人的な話ですが、もうすぐ私の誕生日というタイミング。コロナ渦もあるしそれならばと、南天苑の記念日プランを申し込んで体験してみました。

南天苑は、奥河内こと河内長野でももっとも奥まった天見地区にあります。しかし南海高野線天見駅からは徒歩すぐ。駅から見えるほど近い場所にあるので、アクセスは非常に便利です。

「PR」 「PR」

この先の山を越えればもう和歌山県ということで、山に囲まれた静かな場所。河内長野駅からたった4駅なのに、まるで遠くの温泉地に来た気分になりました。

駅から散歩する間もなく、すぐに南天苑に到着。赤い欄干の橋の先に本館があります。

「PR」 「PR」

この建物を設計したのは明治から大正にかけて活躍した、建築家の辰野金吾(たつのきんご)。日本銀行本店や東京駅といった、名だたる近代建築物を設計した人です。近代建築を得意とした彼が、珍しく木造の数寄屋造りを手掛けたことで、建築学上、より貴重な建物であるとのこと。


「PR」

ところで、この建物はもともとこの場所にあったのではありません。1913(大正2)年に、堺市の大浜公園にあった潮湯の建物の一部として建造されたもの。

当時は「家族湯」と呼ばれた個室風呂の建物でした。ところが1934(昭和9)の室戸台風で損壊。その翌年に、当時の南河内郡天見村(現:河内長野市天見)に移築されました。移築当時は、大阪阿倍野にあった料亭「松虫花壇」の別館としてが、この地でのスタートでした。

松虫花壇別館は、戦時中に奢侈(しゃし:身分を超えた贅沢)を控える風潮から閉館。終戦後の1949(昭和24)年に、南天苑として創業しました。このような経緯から、辰野金吾設計という話は、長年伝承のレベルとされていました。

「PR」 「PR」

ところが、2002(平成14)年に明治建築研究会による調査を行った結果、たしかに辰野金吾の設計であることを確認。こうして南天苑本館の建物は、翌2003(平成15)年に、国の登録文化財になりました。

1階のフロントでのチェックインの後、作務衣姿のスタッフさんに部屋に案内していただきました。私たちが宿泊したのは、2階の桜の間。ふた部屋続きになっていて、そこには和風旅館の王道ともいえる空間が広がっていました。最近はイスとテーブル、そしてベッドの生活になれた者として、久しぶりにJAPAN「和」の心に触れた気がしました。

着物姿の中居さんが、和菓子と自家製の野草茶を運んでくださいました。見た目にも風流な和菓子をいただいた後、部屋の中をいろいろと見わたします。ここで気づいたことですが、あくまで数寄屋造りの和建築の空気を大切にしたいという旅館側の心遣いが強く感じられました。

「PR」 「PR」

それは、電話やテレビ、冷蔵庫、セキュリティボックスといった電気機械的なものを、わざと目に触れないように配置していたこと。おかげで滞在中、テレビのスイッチを入れることはありませんでした。

部屋の窓からは、睡蓮の浮く美しい日本庭園が見えました。普段のあわただしい生活から離れた何もしないひとときを、これから1日、静かに味わいます。

温泉は内湯で、翌日の9時30分まで深夜を含めていつでも入れます。泉質は純弱放射能泉・低張性・中性・冷鉱泉で、いわゆる弱ラジウム泉。源泉温度は20℃です。ちなみに特別室の離れ「清流亭」には、部屋付きの露天風呂があるとのこと。

湯上りの休憩スペースは、ロビーラウンジとこちらの囲炉裏の間があります。さてこの後に、いよいよお楽しみの食事タイム。グループの宴会でなければ、部屋食でゆっくりと。このときに誕生日プランの特典がありました。

(栗サツマイモぶどうぎんなん甘露煮、温泉玉子、里芋味噌かけ、だし巻、いくら酢橘、サツマイモ餡入りもなか、ぶどうの食前酒)

「PR」 「PR」

最初に運ばれたのは、先付・前菜・食前酒。料亭の流れをくむ旅館らしく、夕食の会席は食べるアートのようです。ずっと見ていたくて食べるのが惜しいくらいでした。

さて、誕生日プランの特典です。ドリンクにスパークリングワイン(プロセッコ/イタリア産)が1本ついていました。大切な日にリッチな泡をいただきます。不思議なことに西洋の飲み物なのに、日本の会席料理との相性に違和感がありません。

スパークリングだけでは飲み足らず、別に日本酒を注文しました。南天苑オリジナルの純米大吟醸「南天」は、料理を邪魔しない辛口、それでいながらしっかりとしたうま味と余韻がありました。

「PR」 「PR」

お造りは炙りかつお、生かつお、いか、かんぱちです。

すっぽん卵豆腐、焼き麩、いんげん

まつたけ、落ちはも、生湯葉です。リッチな物ばかりで至福のひと時です。


「PR」

こちらは子持ち鮎です。

こちらはかます寿司です。

いちじく米粉揚げ胡麻だれ添えです。秋らしい旬の食材を使った手の込んだ料理が、食べるスピードに合わせて、中居さんの手によって部屋に運ばれてきます。たっぷりと太った子持ち鮎や松茸、落ちハモ、イチジクなど、季節を口の中でも存分に楽しみました。

お誕生日のお祝いのひとつとして、なんとお赤飯まで!もちろん、これとは別に、〆の白ご飯や汁物もありました。

美しい花束も、記念日特典のひとつです。

そして、記念日プランのもうひとつの特典が、こちらのケーキ。ろうそくに火をつけて、誕生日をお祝いしました。しかしこれが登場するまで、料理でお腹がいっぱい。中居さんが気を利かせて「持ち帰りされますか?」と。希望すると、チェックアウトまで旅館の冷蔵庫に保管してくださいました。

そしてさらにさらに、手土産として、素晴らしいメッセージとともに、レトルトカレーまでくださいました。

記念日プラン、ここまでサービスいっぱいとあっては、お得感満載と言わざる負えません。

「PR」 「PR」

ぞんぶんに誕生日を満喫した翌朝の朝ごはんです。これは、1階の大広間でいただきました。おかずの種類も、多すぎず少なすぎず。さすがの名旅館の朝餉でした。

ということで、年に一度の記念日を、特別な空間で過ごしました。


「PR」

誕生日は特別な日だから、遠くに旅行したり、大阪市内の高級ホテル、レストランで過ごしたりというのもいいでしょう。しかし地元河内長野の奥座敷、南天苑の誕生日プランはおすすめです。和と季節を味わいながら過ごす誕生日のひととき。これは侮れない素晴らしさでした。

あまみ温泉 南天苑
住所:大阪府河内長野市天見158
電話番号:0721-68-8081
アクセス:南海天見駅から徒歩1分

「PR」 「PR」

この記事を書いた人

奥河内から情報発信
大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような情報を発信しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました