【富田林市】「え、これが橋?」富田林寺内町の石畳に隠された、ほんとうに小さな“名前付き”の石橋

富田林のおでかけ・散歩記事
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富田林寺内町では10月10日に後のひな祭りが行われます。これは毎年恒例の「じないまち四季物語2026」の秋ということで、今年が20回目となります。10:00~16:00まで開催とのこと。
※一部施設等では、10月1日ごろから雛人形や菊花の展示を予定しています。
今回はこのタイミングで富田林寺内町に訪問する際にセットで見たら楽しいという話題です。

お買い物やお食事、イベントで何回も足を運ぶので、「いまさら知っているよ」と、ついつい思いがちな富田林の寺内町。今回はまだまだ知られていないのではというものを見つけました。

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以前、縁あって寺内町のガイドさんの説明を聞きながら散策をしましたが、その時に教えていただいたのが、城之門筋用心堀沿いの小さな橋です。

それは寺内町にいくつかある筋のひとつ、城之門筋です。今回は北側から南に向かって歩いてみることにしました。

城之門筋にある今は暗渠となっている用心堀に架かる小橋

画像真ん中、マンホールよりも左側を見ると同じような石畳が並んでいます。実はこの下に堀がめぐらされていて、その名前を用心掘というそうです。

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用心掘がどういうものかを調べてみると、防火を兼ねたと考えられている排水用の堀とのことで、今は石畳に隠れた状態(暗渠=あんきょ)となっています。通り沿いにずっと続いていますね。

そして用心掘をまっすぐに歩くと道が交差するところに、明らかに別の石畳になっているところがあります。

驚いたことにこの正体は橋です。現在は暗渠になっているのでほとんど意味がありませんが、昔、用心堀が露出していたころは、道路が交差するとこのように小さな石橋を渡る必要があったようです。

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小橋にも名前がついていた

石橋をよく見ると名前が書いてあります。「岩永橋」と書いてあります。

「がんえいばし」と書いてあります。調べてみるとここは富山町にあたるところで、材木商を営む岩瀬屋(奥谷家住宅)があったところです。

橋の名前には意味があるそうで、「岩」瀬屋が末「永」く栄えるようにとの願いが込められているそうです。

そのまま用水堀を歩いていきましょう。

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途中で背割り水路と交差しています。この背割り水路は、家と家の間にある排水路で、今も現役なのだそうです。

しばらく歩くとまた石の小橋が見えてきました。

古手屋橋と書いてあります。

「ふるてやばし」とよみます。調べると北会所町に当たるそうですが、橋の名前の明確な理由は不明とのこと。

すぐ近くに古手屋という名前の店があったのかと想像します。

用心掘はまだまだ続きます。

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また背割り水路を見つけました。両側にありますね。

さらに歩くとまた石の小橋が見えました。

こちらは橋の名前ではなく「南会所町」という町の名前が書いてありました。

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現在の石橋はレプリカ?納得の理由

ちなみにこの石橋ですが、調べると驚きの事実がわかりました。実はレプリカなのだそうです。

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レプリカになっている理由は、現在は車が通行するので、石橋に負担がかかるからということ。本物は重要文化財の旧杉山家住宅内に保存しているそうです。

さて用心掘はどこまで続いているのでしょうか?

興正寺別院の前を過ぎていきます。

1986(昭和61)年度に選定された日本の道100選の顕彰碑です。

余談ですが、大阪府で日本の道100選に選ばれているのは富田林の寺内町のほかには、御堂筋(大阪市)とフェニックス通り(堺市)の3か所だけです。

興正寺別院を過ぎてさらに歩いていくと、

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旧杉山家住宅に向かう道との交差したところで、用心掘りの石畳が終わっていました。

ということで、城之門筋の地下を通っている用心掘りと、その堀に架かる小さな石橋を探してみました。

もう、寺内町には何度も歩いているから新しい発見はないのかなと思いつつもまだまだ新しい発見があるんだと今回は思いました。

寺内町に散策する機会があるときに、城之門筋を歩きながら石橋を探してみてはいかがでしょう。

富田林寺内町城之門筋の用心堀と小さな石橋

住所:大阪府富田林市富田林町
アクセス:近鉄富田林駅から徒歩6分、富田林西口駅から徒歩8分

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この記事を書いた人

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大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような唯一無二の文章執筆、情報を発信しています。

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