【富田林市】2026年は8月22日開催!歴史の町並みが約1000基の行灯で幻想的に彩られる夏の風物詩「寺内町燈路」を徹底解説!

富田林のおでかけ・散歩記事
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富田林寺内町は、主に戦国時代に全国に誕生した寺内町のひとつです。できたのが戦国時代ですが、そのあとの時代も町として栄えました。そのため江戸時代から昭和時代にかけての建築物が残っています。大阪府では唯一と言われている国の「重要伝統的建造物群保存地区」、さらに旧建設省選定の「日本の道100選」にも選ばれています。

そして「じないまち四季物語」というイベントが、季節ごとに年4回行われています。

  • 「春・じない まち雛めぐり」  富田林寺内町を中心とする民家・商店やまち 角にお雛様を飾り、菜の花と共に春の節句を祝う。
  • 「夏・富田林寺内町燈路」  約1000基もの行灯でまちなみを幻想的に彩る。
  • 「秋・後の雛まつり」  旧暦9月9日(重陽の節句)にひな人形と不老 長寿の花とされる菊を飾り、江戸時代からの風習を再現する。
  • 「冬:新春・初鍋めぐり」  富田林寺内町の「冬」の佇まいと鍋料理の温かさや賑わいなどを味わっていただく。

春や秋の「雛めぐり」や年の初めを告げる「初鍋めぐり」も風情があるイベントですが、個人的に好きなのは夏のイベント、8月下旬に行われる「寺内町燈路」です。2026年は8月22日17:00~21:00まで行われる予定です。

昨年、2025年に寺内町燈路に行ってきました。寺内町燈路行ったことのない人にどのようなものか紹介したいと思います。

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こちらは、寺内町の玄関のひとつ富田林駅のすぐ目の前にある観光案内所「きらめきファクトリー」にあったきりえ展マップです。寺内町で特徴ある建物や街並みを切り絵にしたものがあり、それが実際にはどこにあるのかを表しています。

こちらでは「とんだばやしかぞえうた」を紹介していました。

夕方から夜にかけてもまだ暑さが残る時期です。夏の屋外イベントを快適に楽しむための便利グッズ。

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一て たわらふんまえて
二て にっこりわろうて
三で さけっくそ
四つ よのなかよいように
五つ いつものごとくに
六つ むびょうそくさいに
七つ なにごとないように
八つ やしきひろめて
九つ くらをたてまして
十で とんとおさまった
いちにすぎやま
ににゃさどや
さんにくろさぶかねがつく(くりかえし)

さてこちらは、旧杉山家住宅で生まれ育った歌人、石上露子(いそのかみつゆこ)に関する内容です。

少し歩いていくと富田林消防団のブースがありました。消防車が停まっていますね。実際にユニフォームを着て、消防車に乗って写真が撮影できます。

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寺内町燈路は夜に町を照らす灯籠の列が見ものですが、まだ太陽が上のほうにあってその時間ではありません。ただ空が赤く染まってきました。ちなみに画像の建物は浄谷寺(じょうこくじ)です。

こちらの浄谷寺は、寺内町エリアの西の端(西筋)にある融通念仏宗の寺院です。境内入口にある説明版によれば弘安9年(1286年)に済戒真證(さいかいしんじょう)上人によって毛人谷(えびたに)村に開かれたのが始まりで、天正2年(1574年)に現在地に移転したとのこと。

浄谷寺と言えば蓮の花。夕方なので午前中のように華は開いていません。通常は寺の境内に飾られていますが、この時はイベントのため寺の外にまとまって置かれていました。



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境内には人が集まっています。浄谷寺ではちょうど燈路コンサートが行われていました。後で知りましたが、消防団員の格好をしている人が住職さんとのこと。

演奏しているのは、金剛山上のちはや園地で星空観測会や山麓で星空コンサートなどを行っている星のソムリエのピアニスト、井阪あゆみさんです。

金剛山上でお会いした時とは雰囲気が違いますね。ピアノの音色と、一緒に行われていた池川眞常さんのサックス演奏がとても心地よく、寺内町の夕暮れに響き渡っていました。

そして浄谷寺の境内では百日紅の花がきれいに咲き誇っていました。

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コンサートが終わったところですが、まだ日が明るく燈篭は灯されていません。

燈篭を覗いてみると、蝋燭が立っています。LEDや電球を使わず昔ながらの灯びというのが素敵ですね。

また幼稚園児のアート作品も燈篭に描かれています。

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旧杉山家住宅です。旧杉山家住宅では「謡の夕べ」というイベントが行われていました。

近世江戸時代ではなく、近代以降明治から昭和にかけての時代についての商売の様子です。昔は多くのお店や酒蔵等の醸造所があった様子が一目でわかります。石田(万里春酒造)さんは、今ではビアホールになっていますね。

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寺内町センターで展示物を見て少し休憩して外に出ると、いよいよ燈篭に火が灯されていました。

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まだ空は明るいですが、燈篭の明かりに温かみを感じます。

普段は夜の間は閉まっている寺内町のお店も、寺内町燈路の時だけは例外で、夜まで営業しています。こちらはさくら食堂さんです。

さて、少し小腹が空いたので何か食べようと思ったら、東高野街道沿いにあるイタリア料理店のoasiさんの右隣に、別のお店が営業していました。

こちらはハンドメイドカフェShuKranさんです。

燈路の日ということで、この日は夜カフェを実施していました。ここでは肉まんをいただきました。

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虫養いの肉まんをいただいて再び歩き始めると、空は急速に暗くなっていき、道端の燈篭がそれに反比例するかのように存在感を表してきました。

こちらは、陶工房の飛鳥さんです。寺内町店舗の先駆けとして最も早い段階から営業している工房です。

さて、燈篭は本当に細かいところに並んでいたりします。約1000基あるそうですから、本当にすごいことです。

こちらは寺内町の旧家木口家住宅です。燈路の夜は秘蔵の行灯を紹介しています。

さて、突然雰囲気が変わりました。燈路の日は毛人谷(えびたに)子どもだんじり保存会が子ども向けの夜店を行わっています。

2年前も営業していたアユの塩焼きブース

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難解地名として、廿山(つづやま)と共に紹介される毛人谷ですが、夏祭りを燈路の日と一緒に行うことで相乗効果でお客さんが集まっているようです。そういえば、冬の「初鍋めぐり」の際にも、富栄戎と重なることが多く、こちらも相乗効果で多くのお客さんが来ているような印象があります。

そして広場では子ども祭りと言いながら多くの大人が集まっています。

その多くが子どもと一緒に来ている親御さんだと思われます。

せっかくなのでどんなブースが出ているか確認してみました。

「あてもん」「○○掬い」といった定番物だけでは驚きませんが、こちらは面白いと思いました。ゲームセンターでよく見かけるUFOキャッチャーですが、なんと手動です!こんなのがあるんですね。

こちらはスマートボールですね。パチンコに似て非なる夜店で見かけるものです。

射的のようですが、「ゲーム 300円」とだけ書いているのが何となく。

こちらは輪投げです。昭和の頃をほうふつとさせられる遊び。令和時代に生まれたお子さんにとってはさぞかし新鮮なことでしょう。

寺内町燈路の幻想的な雰囲気を自宅でも。和室やリビングに馴染む、レトロなデザインのLEDランタンで癒しの空間を演出し

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さて、寺内町燈路に戻ってきました。

気が付けばすっかり暗くなり、幻想的な富田林町の夜。燈路の灯りだけがひときわ目立っています。

暗くなってくると明るい時間帯よりも確実に人が増えてきました。

さて、こちらは寺内町展望広場の前です。もちろん手前には燈篭が並んでいますが、展望広場には必見のスポットがあります。

こちらは「竹燈篭」です。

7つの竹が中央奥に建てられ、こだわりの彫物を際立たせるように燈篭の灯が輝いていました。それにしても左上に「大楠公」と刻んているところが、富田林を含めた南河内らしいですね。

竹燈篭(竹灯篭)展示にに関する協賛団体が紹介されていました。

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お子さんが記念撮影をしています。なかなか良いシルエットです。

そして周りにも竹灯籠があります。富田林寺内町4施設によれば、大小80本あるそうで、ここに関してはソーラーパネルからのLEDを使っているそうです。

さて、寺内町で忘れてはいけないところが、中核寺院の興正寺別院です。寺内町形成のきっかけとなった浄土真宗の興正派の寺院で京都にある本山興正寺の別院で、別名「富田林御坊」です。

1560(永禄3)年に興正寺第16世証秀が石川の西にあった「富田の芝」と呼ばれた高台の荒れ地を購入して境内とし、周辺にいた8人の庄屋とともに町を造ったのが富田林寺内町のはじまりですから、避けてはいけないところです。

そして、中核寺院らしい興正寺別院の燈路(御堂燈路)です。毎年思うのですが、やはり幻想的な世界が広がっていました。

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大体主要なところは回ったということで富田林駅に戻ります。戻る最中も燈路なので、古い町並みと燈篭との良い風景が続きます。

レイドバック 寺内町さんです。蔵をリノベーションして造られたたお店(洋食・バー)ですが、いい感じで外で食事ができています。

こちらには、子どもが書いたと思われる書が展示してあります。

さて、こちら行列ができているのはぷりん工房剣先船さんです。元教師でうどん職人を志したものの、最終的に生プリン職人として喜志駅周辺で販売していた方です。この日は長屋カフェROSAさんの軒先で出張販売されていました。

真剣な面持ちで生プリンを販売しています。

8月下旬の開催ということもあり、夕方から夜にかけてもまだ暑さが残る時期です。夏の屋外イベントを快適に楽しむための便利グッズ

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剣先船さんの隣にあるのは、つなぐカフェちはるさんです。河南町の苺畑の米夢ちゃんで毎週水曜日にカフェをされていますが、今回は寺内町燈路に出張されていました。

じないまち交流館の前に来ました。よく寺内町センターと間違えてしまうのですが、前者は寺内町の中心近く、後者は南側にある旧杉山家住宅の前です。

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じないまち交流館の前でビールセットを販売しています。生ビールに枝豆がついているとのこと。

ここは麺坊七福さんでした。

さて、富田林駅に戻る途中にもいくつも夜営業しているお店があります。普段はお昼、それも週末しか開いていないお店がほとんどですが、年に一度だけ夜も営業していることから、寺内町全体がテーマパークのような気がします。

名残惜しいですが、富田林駅に向かって歩いています。

こちらはパンのお店ですが、週2回、それも1時間30分だけ営業しているという幻のパン屋「BAKERY VINTAGE」さんです。燈路の日は特別に営業されていました。

まっすぐ歩けば富田林駅です。町並みは寺内町とは違う今風になっていますが、燈路の灯は続いています。

本町公園で富田林高校の生徒さんと思われる方々がミルクせんべいの販売をしていました。ただこの時にはもう売切れようとしていました。

本町公園にも燈篭が並んでいます。「万博」との表記がいかにも2025年らしいですね。

寺内町燈路の幻想的な雰囲気を自宅でも。和室やリビングに馴染む、レトロなデザインのLEDランタンで癒しの空間を演出し

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そろそろ遠くに富田林駅が見えてきました。

ここで何かをしていると思えば、風船アートでした。膨らませる前の状態の風船の束がカバンの中から見えます。

富田林駅まであと2、3分の所まで来ました。

駅前にあるきらめきファクトリーです。

赤い布地が気になり近づくと、射的でした。

その他にも輪投げなどお子さんが楽しめるものが多くあるためか、にぎわっていましたが、私は一足早く富田林を後にします。ということで2025年の寺内町燈路を紹介しました。来年以降、訪問されるときの参考になれば幸いです。

寺内町燈路2026

住所:大阪府富田林市富田林町
開催日時:2026年8月22日 17:00~21:00
アクセス:近鉄富田林駅、富田林西口駅から徒歩



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この記事を書いた人

奥河内から情報発信
大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような唯一無二の文章執筆、情報を発信しています。

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