“探す”から“届く”へ 開かなくても、ちゃんと毎日届く安心感。気づけば届いている、あなた専用の情報便、the Letter
今日2026年7月2日は半夏生(はんげしょう)です。これは夏至から数えて11日目にあたる雑節(ざっせつ)のひとつで、梅雨明けの目安とされ、関西地方を中心に、その土地ならではの食材を食べて無病息災や豊作を祈る風習があるそうです。
|
|
|

そして関西でも主に奈良や大阪の南河内地域では、田植えの無事と豊作を祈り・感謝して食べられるとされるのが半夏生餅です。
「PR」 |

今年も半夏生餅を手に入れました。今回のものは大阪南農業協同組合JA大阪南女性会河内長野支部農産加工部が作った半夏生餅です。
「PR」 |

先日さっそくいただきました。餅にもまぶしてありますが、それとは別にきな粉が入っています。

そして、開けるとこうなっています。黄な粉がまぶしてあるので見えにくいかもしれませんが、よく見ると、茶色っぽい粒が見えます。実はこれは小麦です。
|
|
|

半夏生餅は蒸したもち米と小麦(もしくは押し麦)を入れて作るのが特徴で、もち米だけで作った餅と比べて粘り気が少ないのが特徴です。暑い時期でも胃にもたれにくいということですが、美味しく食べた直後はしっかりと腹持ちが良かったです。
さて、ここからは、過去のアーカイブです。河内長野の半夏生餅と言えば日野の久保商店さんが毎年作っておられますね。作っているだけでなく川上公民館で作り方のセミナーなどを行っている方です。公式のinstagramを見ると、2026年も半夏生餅を作って販売されています。ということで、以下2年前のアーカイブ記事ですがご紹介しましょう。
※以下はアーカイブ記事なので情報は掲載当時(2024年7月6日)のものです

雑節にあたる半夏生(はんげしょう)は、夏至から数えて11日目にあたる日で、今年は7月1日でした。そして半夏生は農作業の説目(せつもく=行事)ということで、関西地域ではタコと半夏生餅を食べる習慣があります。
|
|
|

半夏生は七夕までの期間と言われているので、あとわずかで半夏生餅を食べる機会も終わりそうです。しかし、日野の久保健商店ほたるの里さんの場合は、9月くらいまで半夏生餅の販売を行っているそうです。
「PR」 |

(昨年、川上公民館で行われた半夏生餅セミナー)
久保健商店ほたるの里さんといえば、昨年川上公民館で行われた半夏生餅セミナーに参加したことを思い出します。
もち米と麦を混ぜるシーンを少しだけ動画に録っています。
|
|
|

通常ならすでに半夏生が終わっているような時期になっても半夏生餅を販売している理由が気になった私は、滝畑ダム行きのバスに乗って中日野バス停まで行ってきました。
「PR」 |

久保健商店さんは、中日野バス停から歩いて1分もかからないところにあります。
|
|
|

こちらが久保健商店さんです。

半夏生の季節にはタコを食べる関西の習慣に合わせたかのように、地元米を使ったたこ飯や泉州タコも販売していました。
|
|
|

久保健商店さんはくじらや白みそなどいろいろなものを販売しています。
「PR」 |

お店の中に入ると、食材や日用雑貨が販売されています。最近はスーパーやコンビニの台頭により、このような雰囲気の食品店の数がめっきり少なくなっていると思いますが、コンビニやスーパーの無い日野地区にとっては重要な役目を持っています。

久保健商店の店主さんにお話を伺いました。創業は終戦後すぐのころといいますから、75年以上続いているそうです。現在の店主さんは創業者の娘さんで、店を継いでから40年ほど経っているそうです。

店主さんによると格安販売しているスーパーやコンビニの影響を始め、若者が外に出てひとり暮らしの高齢者が多い地域であることから、以前よりはずいぶんお客が減ってしまったのだそうです。そのため、一時は閉店も考えたことがあったとか。
|
|
|

ここで10年ほど前に思い付いたのが半夏生餅(480円)の販売でした。スーパーやコンビニにないものを販売しようと考えたのです。店主さんはもともと餅が好きだったので、手作りで餅を作って販売することを思いつきました。半夏生餅の他にも、季節によってはヨモギなどほかの餅も販売しています。
「PR」 |

半夏生餅はこの日の朝のうちに大半が売れて、残っているのは予約されたものだけとのことで、残念なことに私は買えませんでした。画像の幟が店の外にかかげてある時は、半夏生餅を販売している印です。ちなみに半夏生餅を9月ごろまで販売している理由は、仕入れる小麦のロットが大きいので、小麦がなくなるまで作り続けるからとのこと。

(昨年セミナーで入手した半夏生餅)
半夏生餅は毎朝5時からもち米の水切りからはじめて、7時から餅をつくるそうです。9時には完成して9時30分から店頭に並びますが、人気商品なのですぐに売り切れるとのこと。確実に手に入れるためには出来れば前日までに事前予約してほしいとのことでした。
「PR」 |

こちらのたこ飯もすでに予約のものだけとのこと。それだけ人気商品が多い久保健商店さんの強みは、手作り総菜の販売も行っていることです。
|
|
|

(ひとり用の手作り総菜)
店主さんの話ではひとり暮らしの高齢者の方は料理を作るのも手間で、自分で手作りしてもついつい作りすぎてしまうとのこと。そこで久保健商店さんがひとり用の丼やお惣菜などをつくって販売するととても喜ばれています。
「PR」 |

餅、総菜の他には肉や魚を販売しています。久保健商店さんは質の良い肉や魚にこだわっているとのこと。
|
|
|

(木津市場)
なんと大阪市内にある木津卸売市場まで直接仕入れに行くそうです。

訪問時は生の魚は売り切れていましたが、みりん干しの魚を販売していました。
「PR」 |

また野菜については、この地域は野菜が非常に身近なので、肉や魚ほどのこだわりはないとのことでしたが、それでも地元日野のカワバタファームさんのトマトを販売していました。

野菜そのものの販売以上に、総菜に使う物にはこだわっています。例えばこちらのジャガイモはポテサラをつくるために仕入れているとのこと。人気のポテサラやおから、白和えなどの総菜は毎週月曜日に販売するそうです。そして火曜日以降は別の総菜や焼き魚が並ぶとのこと。
|
|
|

ひじきなどまだ販売している総菜がありました。

ということで、何か買って帰ろうと思ったのですが、そのときに思い出したのがこちらの豆味噌です。
「PR」 |

昨年受講した公民館セミナーでは半夏生餅と、豆味噌づくりが行われていたからです。緑色の粒が味噌麹です。醤油を入れる前に麹が空気中に拡散しないようなコツなどを教えていただきました。

完成した味噌麹、セミナーの時にもおいしいと思っていましたので、また出会えたという感じです。

その他にも地元でとれたはちみつや
|
|
|

こだわりのきな粉など、スーパーやコンビニでは扱っていない商品がいくつもありました。私のような公共交通派では遠く感じる日野地区も車の人ならあっという間に行けそうですね。
「PR」 |

店内にはいろんな写真がパネルで展示してあります。

こちらは橋本市出身で、大リーグでの経験もある筒香嘉智(つつごう よしとも)選手のサインとのことでした。
|
|
|

店主さんによると店を継いだ40年ほど前に、ちょうど新しい道路ができてバスが走るようになったそうです。現在の裏口がかつての表通りだったとのこと。

裏口から出たところです。かつての日野地区のメインストリート!

現在の裏口には、かつての表だったことの名残を示すように今もテントが残っています。ちなみに久保健商店さんは、40年ほど前に畑を切り開いて道路になったタイミングで現在地に移転したそうです。
「PR」 |

40年前(1984年)ごろといえば、ちょうど滝畑ダムができたころになります。滝畑ダムがなければ、ここが高向から滝畑に向かうメインの道だったわけですね。車1台通れるかどうかの道しかなく、今では考えられないほど不便だったような気がします。
|
|
|

ということで、日野地区にある久保健商店さんにお邪魔しました。

(過去撮影)
日野地区では8月中旬(2026年は8月9日)には、みのでホールグラウンドで盆踊り大会が行われます。カラオケ大会や歌謡ショー、先祖供養花火打ち上げなど盛りだくさんな内容です。
「PR」 |

久保商店ほたるの里
住所:大阪府河内長野市日野415-2
TEL:0721-62-2766
営業時間:9:00~18:00
定休日:不定休(事前に電話で確認)
アクセス:南海・近鉄河内長野駅からバス 中日野バス停から徒歩1分
instagram
|
|
|
この記事を書いた人
奥河内から情報発信
大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような唯一無二の文章執筆、情報を発信しています。
南河内ニュースを応援いただき感謝します。当サイトは忖度のない記事作りのため、アフリ以外の広告を入れずに運営しています。今後も取材活動(交通費など)を続けるため、サポートメンバーを募集します。メンバー様には限定記事を配信。経理上は購読費として処理可能です。雑誌感覚でご協力をお願いします!


コメント