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今回も私の記事を見ている方から「調べて欲しい」という依頼を受けた内容です。それはトップ画像のもので、「河内長野市」と書かれている大きな看板です。
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地域を歩いていると良く遭遇するものとして、市の境にある自治体の看板があります。これを見ると「違う市町村に来たんだ」とわくわくするものです。
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これは「カントリーサイン」と呼ばれるもので、目的は自治体の境目を示すために設置しているものです。市町村や都道府県の境目にあり、上記の形式でなく、もっと四角くて下にイラストが描いてあるものもあります。
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このように河内長野市にもカントリーサインがあるのですが、なぜかそれ以外に派手な看板があるというのが、質問者の方の謎だったわけです。
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ちなみに調査してみると、4カ所にこの大きな看板があります。
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① ひとつは大阪外環状線の富田林市との境にあります。

② ふたつめは和泉市との境で、こちらも大阪外環状線沿いにあります。
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③ 3つ目は紀見トンネル付近です。橋本市との境に設置されています。今は天見紀見トンネルが開通しましたので、ほとんどの車はそのルートで県境越えをしていますが、かつてはこの場所が和歌山との主要なゲートウェイだったわけですね。
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④ 最後は、大阪狭山市の大野から小山田の境にあります。これだけは国道沿いではありませんが、主要な道路の市の境に設置されていることがわかります。
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目的は「目立つ」ことなのは間違いないのですが、それでは何故設置したのでしょうか?

ちなみに④の大阪狭山市との境以外は国道沿いにあり、国道を管理するのは、市ではなく都道府県か国なのです。しかし都道府県や国が河内長野だけにそんな派手な看板を設置することはあり得ないので、どう考えても河内長野市が設置に関わっていると考えられます。そこで河内長野市に問い合わせたところ、お忙しい中にもかかわらず、河内長野市 成長戦略局 営業部 シティプロモーション課から回答をいただきました。
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道路に設置している「都市サイン」には、市名を表示する「ゲートサイン」や道路・路線名を表示する「道路名称サイン」、施設名称等を表示する「車両誘導サイン」など、数種類ございます。ご質問の形状をするものは、このうち「ゲートサイン」であり、合計4箇所に設置しています。
まずカントリーサインとは別に、市が独自で設置したゲートサインだったわけです。

さらに「ゲートサイン」のデザインコンセプトについての回答もいただきました。それは1997(平成9)年1月に作成した「河内長野市都市サイン計画マニュアル」の27ページに紹介されていたとのこと。
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多くの国宝や重要文化財などを保有し、千数百年の歴史を誇る名刹をはじめ、かつての高野参りとして栄えた面影を残している街並みが生きている。ゲートサインは、これらの歴史性を表す格子をモチーフにして、標識の目的である分かりやすさを確保し、「いにしえの遺産を受け継いでいる歴史と文化のまち、河内長野市」をコンセプトにデザインする。表示面の彩については、視認性を高めることを基本に周辺の緑に映えるシャレたワインレッド系の色調とし、河内長野市の将来に向けて明るいイメージを表現する。
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1997年ですからもう30年近く前ですが、そんなときから千年の歴史ある「まち」という意識があったことがうかがえます。そして、歴史と文化の文化の町であることに加え河内長野市の将来に向けて明るいイメージを表現するために設置されたわけですね。

ちなみに大阪外環状線の富田林市との境には、ゲートサインとカントリーサインの両方が確認できました。
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この記事を書いた人
奥河内から情報発信
大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような唯一無二の文章執筆、情報を発信しています。
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