河南町で大阪芸大の存在は非常に大きなもので、近鉄喜志駅から大阪芸大に向かうスクールバスは、芸術を学び研究する大学らしくラッピングしているものが多くあります。さて、先日私の元に、大阪芸大で新しいスクールバスの出発式をするという連絡がありました。
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そして今回のものは、従来のバスとは全く異なる新しい試みであることが書いてありました。それは以下の3点です。
- Hyundai Mobility Japan株式会社の電気バス「ELEC CITY TOWN」を導入
- 関西地域の公共ルートの通学バスとしては初導入
- 大阪芸術大学卒業生でアーティストの中山誠弥氏によるオリジナルラッピング
ということで、とても気になった私は、昨日、近鉄喜志駅から大学生に混じって、ラッピングが描かれたスクールバスに乗って大阪芸大に行ってきました。
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ということで大阪芸大の前に到着しました。

すでに式典のための準備が行われていました。
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そして、こちらが新しいバスです。式典より少し早く到着したので、先に外観を拝見させていただきました。

ちょうど比較できるように、従来のラッピングバスも停まっていました。こちらはバスの車体そのものをキャンバスにしてひとつの作品を表現していますね。それに対して

新しいバスを見ると、ひとつのテーマで統一して描かれているのではなく、いろんなイラストがちりばめられている印象です。

式典の時に披露された、デザインをしたアーティストの中山誠弥氏(外部リンク)からのメッセージによると、ニューヨークの街中のビルにランダムでカラフルに貼られているステッカーを意識して描いたとのこと。

正面に回ると「大阪芸術大学」の文字があり、大学のスクールバスであることがわかります。
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キリンやサイコロ、いろいろ描かれていますが、これは乗る学生にとっても楽しいのではという気がしました。

そして、デザインだけでなく、このバスが「でんきばす(電気バス)」というのも特徴です。これはヒョンデ(Hyundai Mobility Japan 株式会社)の排出ガスゼロを実現する新型中型電気路線バス「ELEC CITY TOWN(エレクシティ タウン)」です。
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(2025年7月撮影)
実はこのバスは昨年万博会場で見ました。ヒョンデが3台協賛したバスです。画像はそのうちの1台で、休憩用に用意されていたバスです。そして万博会場でスタッフを運搬するバスとして活躍していた1台が大阪芸大のスクールバスになりました。万博に登場した電気バスがスクールバスで利用されるのは素敵ですね。万博レガシーと言えるのかもしれません。

そして、給油ならぬ充電中です。

と思っていたのですが、担当者によるとそれは間違いで給電中だとのこと。実は式典でマイクやスピーカーの電源をバスのバッテリーから供給しているといいます。まさに動くバッテリーですね。

ここだけ見ると、ガソリンやディーゼルを入れているようにしか見えませんが、電気を外に供給しています。

さて、式典の時間になりました。最初に今回の電気バスについて、温室効果ガスを出さない、外部給電が可能でクリーンで静かに運行されるバスという紹介が行われました。
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塚本英邦大阪芸術大学副学長のあいさつです。「このバスは万博のスタッフの送迎用のバスとして使われていた物で、大阪芸大の学生の多くが昨年の万博に関わっていました。そのバスがスクールバスとして学生たちを運んでくれることになり、とてもわくわくする気持ちです」といった話をされました。

次にデザインを手がけた中山氏のメッセージが読まれました。「母校のスクールバスに乗る学生の日々の重なりが唯一無二のバランスとなり、かけがえのない思い出になることを祈っている」とのメッセージ内容でした。
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森田昌吾河南町町長のあいさつです。「河南町はゼロカーボンシティを宣言していて、地球温暖化防止のためにいろいろなところでチャレンジをしていますが、今回の電気バスもエネルギー効率を高めるということで、ゼロカーボンシティの役割を担ってくれると大いに期待しています」とのこと。

金本達也エムケイ観光バス株式会社代表取締役社長のあいさつです。元々派手なバスを希望していたそうですが、ここまで派手で立派なデザインのバスになったことに驚いたそうです。「自動運転を目指して事故の無い、安心安全な、そして環境ロスを与えないバスを運行していきたい」と話されました。

大根淳一Hyundai Mobility Japan 株式会社 商用車事業統括ディレクターのあいさつです。「アーティストのデザインが加わったことで単なる移動手段ではなく、地域に彩(いろどり)を与え、利用する方々の気分を明るくしてくれる存在になるだろう」といった話をされました。
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ここでテープカットが行われます。
テープカットの瞬間を動画に撮影しました。

無事にテープカットが終わりました。

このあと、車内の見学が行われました。後ろ側のドアから前方を撮影しました。
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後ろの様子です。2つ青い椅子が並んでいます。

後方には三つの椅子が並んでいます。

そして特筆すべきはこちらです。各席にはUSBの電源差込口がついています。バッテリーを充電して動かすバスは、動くバッテリーのようなものなので、外部給電が可能です。だからスマホなどの充電ができるわけですね。

停止ボタンもバスでよく見るものとは違います。

非常ブレーキなどの装置です。いちばん右側にあるレスキューハンマーは、万一事故や水没で車内に閉じ込められた時にサイドガラスを割るためのものです。
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運転席も撮影させていただきました。普段見かけるバスと雰囲気が異なりますね。
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天井の照明です。

この後、試乗体験が行われました。簡単に大学内を一周をしましたが、電気自動車特有の金属音が聴こえるだけで静かに動き出し、揺れなどもほとんど感じることなく静かでした。
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ということで無事に新しいスクールバスのオリジナルラッピングお披露目と関西初の本格運行出発式が無事に終わりました。芸大の学生さんも式典の様子を気にしていましたが、以降は学生さんが喜志駅と大阪芸大との往復で利用することになります。

ちょうど定刻に、先輩格にあたるラッピングのバスが喜志駅に向かって運行を開始していました。これからは先輩格のラッピングバスに混じって新しい電気バスが河南町の町中を走り抜けていくことでしょう。

大阪芸術大学
住所:大阪府南河内郡河南町東山469
アクセス:近鉄喜志駅から送迎バス
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この記事を書いた人
奥河内から情報発信
大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような唯一無二の文章執筆、情報を発信しています。

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