【河内長野市】中世の寺は城のよう!河内長野市がクローズアップされた大阪・お城フェス2026に行ってきました

河内長野の行事・イベント
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夏の歴史イベントと言えば、大阪・お城フェスというくらい大人気イベントになっていますね。これは大阪市内のイベントですが、河内長野市も烏帽子形城がある関係で、毎回出展しています。そればかりか、今年、2026年はメイン企画でと、大がかりにクローズアップされていました。

とても気になった私は、先日8月9日にグランフロント大阪地下2階で行われた会場に行って来ました。

なお、今回は特別な許可を経た上で、取材の撮影をさせて頂きました。

詳しく場所を書くと、北館B2Fのナレッジキャピタル コングレコンベンションセンターというところです。

こちらです。当日券を買い求めている人の姿もありました。

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こちらはステージのスケジュールです。前日の8日に、楠木氏の城・烏帽子形城のフォーラムも行われていました。

フロアマップはこちらです。この中で、右下のオレンジ色をしたところに、河内長野の特別展示ブースがあります。

イベントステージではあの人気キャラも!

最初にステージに行きました。有料でチケットが必要なのもありますが、この時間は自治体PRということで、無料で誰でも見られるものでした。

ステージは横にとても広いです。

ちょうど和歌山県の発表ということで、粉河寺の紹介でした。

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こちらは、長野県の上田城の紹介です。

そして彦根城ですが、有名なひこにゃんの姿がありました。

ひこにゃんは人気者ですね。

さて、ステージから展示会場に移動しました。

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今年は河内長野市が特別枠!気合の入ったジオラマ群が人気に。

大阪お城フェスをよく見ると、特別協力として河内長野市教育委員会と書いてあります。いったいどういうことでしょう?

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現場にいた担当の方の話では、毎年持ち周りで特別枠を担当する自治体があり、2026年は河内長野市になったとのこと。

大阪府内の城の紹介です。大阪の城と言えば大阪城ばかり頭に浮かびますが、実際にはこんなに多くの城跡があるわけです。

普段はふるさと歴史学習館で展示しているいろんなジオラマが会場に来ていました。昨年の万博会場でも展示されたものですが、ひとつ作るのにおおよそ7か月ほどかけて作られたそうです。

(長野神社付近の木屋堂)

河内長野の城と言えば烏帽子形城ですが、せっかくの特別枠ということで、源平合戦の時代から江戸時代まで幅広く取り上げたそうです。

展示パネルに詳しい説明がありました。例えば羽曳野の通法寺は河内源氏発祥の地とされますが、その関係もあり、比較的近い河内長野とのつながりも深いそうです。木曽義仲や源行家(みなもとのゆきいえ)、さらに創建された頃の天野山金剛寺との関係など、まだまだ知られていない歴史の片鱗を知ることができました。

そして南北朝時代といえば楠木正成ですが、烏帽子形城には当時の出土品が確認されていないため、まだ伝説の域を出ていないそうです。

それ以上に存在感があったのはお寺(観心寺、天野山金剛寺)です。本来は城ではありませんが、周りが山に囲まれた場所にあるということで防御力が高く、寺の中に町があって経済力があり、事実上の城のようだということで、お城フェスに登場したのです。

特にこれらの寺では、南朝天皇が政務をしていた関係もあって、そこに北朝が攻めてきました。天野山金剛寺には4回北朝が攻めてきたそうで、最初は画像のジオラマの門のところ(寺の南側)から攻めて来たそうです。

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実際に攻めて来た時の焼け跡が、発掘調査で判明しています。

3回目は寺の北側から攻めてきました。この時には子院と呼ばれる小さな寺が35も焼けたそうです。

こちらは烏帽子形城跡のジオラマです。この城の特徴は、大阪城のような石垣のある天守閣の城ともっとも簡素な山城との中間に位置する城であるということでした。

石垣の前は土の城で堀があるものの、それより昔はそれも無かったそうです。

このように、石垣天守閣時代とそれより古い時代の中間に位置する烏帽子形城は、とても貴重な歴史を伝える城なのだそうです。

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城跡から瓦が出るのが特徴で、14世紀のころは、他の寺の瓦を流用した可能性があるなどの説明がありました。土器も見つかっているということで、白磁や天目茶碗が出土したとのこと。

ちなみに烏帽子形城では15世紀頃の出土品しか発見されていないので、現時点では楠木正成の南北朝ではなく、戦国期に作られた城と見ているそうです。

さて、取材でも撮影できないものが幾つかあり、その中のひとつが、江戸時代の河内西代藩の陣屋跡とその周辺の絵図面です。これは河州錦部郡西代村絵図 として河内長野市図書館の公式サイトから閲覧できます。

絵図面から陣屋のあたりがもっとも高台で、村人の住居や畑が低いところにあり、いちばん下に川が流れています。今でもラブリーホールの駐車場あたりにその名残が見られます。

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今から300年ほど前の1732(享保17)年の記録ですが、江戸中期の平和な時代でも、容易に攻められない高台に陣屋があったことが判明しています。

せっかくなので西代藩の陣屋跡も絵図面を参考に、ジオラマを作ってほしいと個人的には思いました。

わずか数10年しか存在しなかった西代藩でしたが、担当者の方は絵図面が描かれそこに当時の村人の細かい記録(村人の家も描かれて戸主などの情報がある)が残されたことが素晴らしかったと話されていました。

そして、それを現代まで保管していた旧家の方の存在があったから、当時の貴重な資料が見られると目を細めていました。

隣には通常ブースとしての河内長野市のコーナーもありました。

こちらは楠公めしですが、土曜日に260個も売れて、売り切れてしまったので、日曜日の朝、急遽600個を追加で調達してきたそうです。

こちらはおおさか河内材で作った御城印です。手にしてみましたが、紙のように軽いものの、やはり木の板の厚みを感じました。

また、大阪ケースのORIGAMI工房さんのダンボール甲冑も25個ほど売れたそうです。

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お城クイズラリーで他のブースも回りました

さて、大阪お城フェスで面白かったのはクイズラリーです。これのおかげもあって、多くのブースを回ることができました。

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そんなに難しいものではないと思っていたら、いきなりマニアックなクイズが!これはたまたま知っていたので答えられましたが、さすがにお城フェスはクイズも高度です。

河内長野市の隣は大坂城のブース、ここから順番に回っていきます。

時代衣装を着た係員の方がいるブースもあります。撮影できなかったのですが、信長様の姿もありました。

また美濃の国のお城の紹介ブースではこちらを頂きました。

こちらは草鞋を裏返すゲームで、4つめくって全て異なる武将なら当たりです。4人くらい挑戦されたのを見学してみましたが、いつも最後に同じ武将が出て残念な結果になっていました。

それもみんな徳川家康。やはり戦国最後の勝者で江戸に幕府を開いた人物が偉大だということでしょうか?

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他にも飯盛城跡のある大東市など、30近いブースでクイズがありました。クイズを通じて河内長野以外のブースも数多く見られたのは良かったですね。

ちなみに真ん中が大東市のキャラです。調べてみると 「ダイトン」という名前なのだそうです。他のキャラクターですが、右から「てんにょん(大阪府高石市)」、「ちきりくん(大阪府岸和田市)」、ダイトン、「たかとりん(奈良県高取市)」、彦根の有名キャラ「ひこにゃん」です。

さて、全てのクイズに答えました。

10問以上当たると参加賞が頂けたのですが、不覚にも出遅れてしまい、いただくことができませんでした。

それでも確認してもらったところ全問正解でした。

まあ、わかりやすいもの、知っていたものもありましたが、よく見ると近くにヒントがあったり、係りの方が答えを口走ってくれたりというのもありました。

とは言え、ひとつも間違っていないのなら少しは自慢できそうです。

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ということで、河内長野市がメインだった2026年の大阪お城フェスの様子を取材しました。

今後のお城関係のイベントではでは、楠木氏再考というテーマで関西城郭サミットが三日市市民ホールで行われます。翌日にはお城の見学会も予定されています。申し込みは10月1日の9:00からです。

また11月1日には九度山町の旧古沢小学校体育館でも紀州城塾というお城イベントが行われるとのこと。こちらはもう申し込みが始まっていて10月11日が締め切りです。

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この記事を書いた人

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大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような唯一無二の文章執筆、情報を発信しています。

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