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※アーカイブ記事なので情報は掲載当時(2023年5月25日)のものです
羽曳野市にある世界遺産古市古墳群に近いこともあり、富田林市内にはいくつも古墳がありますね。
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その多くは宅地などの開発をする際に発掘、実際に遺跡が出てくるのかを調査し、出てくればその年代を確認したうえで、出土した遺物を保存するような活動をしています。
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5月7日に、宅地開発で発掘調査が行われた喜志南遺跡で発見があったということで、その調査結果について、富田林駅前のきらめきファクトリーで無料公開されました。

私も公開当日に行きました。会場では画像のようなハニワ(埴輪)見学会の資料をいただきました。「1500年もお待たせして」ということは、1500年前の貴重な資料が見られるわけですね。

というわけで当日、展示の様子を見てきました。今回は1日だけの開催です。なお出土した遺跡などの写真撮影は可能とのことでした。
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資料によると、今回の発掘により前方後円墳とわかり、浮ヶ澤古墳という名前がつけられました。全体のうち古墳の右側、石川寄りの部分で発掘作業が行われ、その結果いろいろなものが出土したといいます。
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実際に出土したものです。手に触れることはできませんが、じっくりとその様子が見られました。
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ひとつひとつに説明がついているので、遺跡に詳しくなくてもイメージできます。
そして、遺跡の破片同士をつないでいるので全体像がわかるものもありました。
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会場に置いていた資料です。より詳しいイラストと説明があるので、これを見ながら回るとよりわかりやすかったです。
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近づいてみるとハニワにはさまざまな文様のようなものが見えます。当時の人がハニワに刻んだものが1500年の時を越えてこうやって見る事が出来るんですね。

白っぽくなっている部分がありますが、そこは実際には出土しなかった部分のようです。
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1500年前に行くことはできないので、あくまで想像なのでしょうけれど、出土したものとそれぞれをつなぎながら全体のイメージをここまで再現できる、考古学関係の方々は本当にすごいです。
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資料には学識者による公式コメントが添えられていました。
読んで見ると、今城塚古墳を想起させるような良好なセットであり、富田林市内で多くのハニワが出たことは重要な発見だと書いてありました。

では、これだけの遺跡が出土された浮ヶ澤古墳は現在どうなっているのでしょうか?

とても気になりましたが、説明している方の話では、現在は住宅が建っているということです。
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普通ならそれで引き下がるのでしょうけれど、やはり実際に見ないと納得できない私は、資料からどのあたりか確認してみました。
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発掘当時はこのようになっていたそうです。では今はどうなっているのでしょうか?

というわけで日を改めて、実際に浮ヶ澤古墳の近くまで行ってみることにしました。

喜志駅からは喜志会館を抜けてさらに石川方向の木戸山町に入ったようです。
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この先には石川が流れていますが、その先の二上山も見えます。
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舗装された道はここで終わりですが、浮ヶ澤古墳はこの近くだったはずです。

周辺には住宅と畑が広がっています。
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資料によるとハニワが発掘された場所は古墳の一部なので、古墳全体を見るとこの畑全体に広がっているように思えました。
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周辺を回ってみると、ちょうど三つに道が分かれているところに来ました。画像のいちばん左側の道のさらに左が、浮ヶ澤古墳の発掘現場のようです。

左の道を歩きながらさらに左を見たところです。地図からだとこの先に発掘現場があるように思うのですが、あたかも遺跡現場を阻むような草木があって、その先が見えないように覆われていました。
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さらに歩いていると、先ほどのアスファルトの行き止まりの道とつながっていました。そのあたりから見ると、やはり現在住宅が建っているあたりで発掘したものと考えられます。
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というわけで実際に古墳があった場所に行っても、今は住宅と畑しかない場所。古墳は、頭の中の想像だけの世界ですね。
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ちなみにきらめきファクトリーで公開された浮ヶ澤古墳から出土した一部の遺跡は、大阪府立狭山池博物館(外部リンク)で「歴史発見2023」として展示されるそうます。
昨日17日から始まり来月の25日まで公開されています。先日の遺跡公開を見逃した方はこちらに足を運んで確認してみてはいかがでしょう。
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浮ヶ澤古墳
住所:大阪府富田林木戸山町
アクセス:近鉄喜志駅から徒歩10~15分
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この記事を書いた人
奥河内から情報発信
大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような唯一無二の文章執筆、情報を発信しています。
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