【河内長野市】驚きます!本当に水が無い滝畑ダム。さらに赤い川が流れ、水没前の村の跡が現れています

河内長野のおでかけ・散歩記事

昨日の画像です。画像は河内長野の南西にある滝畑ダムですが、本当に水が無く、赤い川が流れています。そして水没前の村の跡が現れています。

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ちなみに2026年1月23日の時点での滝畑ダム貯水率は22.24パーセント(外部リンク)とのこと。22%をスマホのバッテリー残量と置き換えると、充電しないと結構ヤバイ状況です。金曜日の時点なので今はさらに少ないと思われます。



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実際に取水制限なども行われておりとても気になりますが、滝畑ダム取水制限のページ(外部リンク)では次のように書いてありました。

今回の取水制限を実施しても、他の水源を活用することにより給水制限等はなく市民生活への影響はありません。

現時点(2026年1月26日6:00現在)では影響がないということで、一安心でした。

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昨日滝畑に行ったのは、滝畑ダムの上流にある光滝寺の初不動ということで、大餅撒き大会が行われたからです。



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行きのバスから見た車窓です。驚くことに、昨年と比べても水位がとても低いのです。このあたりはふだんから水位が低いことが多いのですが、それにしても異常なほどの少なさです。

滝畑ダムの様子は帰りに確認することにことにして、先に餅撒き会場の光滝寺に行きました。最初にぜんざいをご相伴にあずかりました。

その後の餅撒きに参加しました。様子見だった昨年(8個)と違い、ちょっと本気モードで挑んだのが功を奏したのか、倍以上、25個のお餅を手に入れることができました。

もちろん本堂の参拝も済ませ、炭焼不動尊を遠くから拝ませてさせていただきました。今年は本当に多くの人で驚きました。

そして帰り道、石川の上流はいつもと変わらずに水が流れています。

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ただ真冬とあって、川とは反対側の道の山肌に、あちらこちらにつららとなった氷柱が見られます。

中にはこんなに大きな氷柱がありました。木の枝がまるでレジン標本(樹脂標本)のようになっています。水滴が固まってさらに新しい水滴が固まると、こんな大きな氷柱になるんですね。

午後2時前の気温が摂氏2度でした。山に囲まれた滝畑のさらに奥なので、朝方などは氷点下だと考えられます。大きな氷柱ができるのは当然かもしれません。

ということで、改めて水位の低い滝畑ダムを確認することにしました。BBQ場よりも下流側、行きにも見てかなり驚いたのですが、手前に水溜まりが見える以外ほとんど水らしきものが見えません。汐滝橋から先に水が溜まっているのがかろうじて確認できます。白い砂利状になっている部分が本来水が流れていないとおかしい場所です。しかし今はほとんど水が見えず、カラカラになっていたのです。

川の流れもとても細々としていて、凍っているところもあります。

そしていきなり衝撃的な画像を見つけました、画像の中央にある白い筋は川の流れなのですが、川の先がなくなっています。まるで砂漠地帯のオアシスから流れる川のように、途中で砂漠に吸い込まれていっているみたいです。

実際には砂利に川が流れる場合に起こりえる現象で、川の水が地面の下に流れている伏流水になっています。



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そして、突然ところどころに人工物が現れます。これは滝畑ダムができる前に存在した村の跡で、普段は水没しているのに水が少ないために出てきているのです。

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大梵天社という扁額がついている天神社のあたりまで歩いていきます。

石川本流以外に山から多くの支流が滝畑ダムに流れ込んでいるので、そこに橋が多く架かっています。

伏流水となって地上から消えていた流れが夕月橋の手前で復活しています。画像左側の夕月橋の柱が上と下では色がずいぶん違うのは、通常は茶色のところまで水が溜まっているからだと考えられます。今はいかに水が少ないのかが、この柱を見れば一目瞭然です。



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さらに流れている川は異様です。赤い川はまるで血管のようです。

なぜ川の水が赤いのかを調べると、鉄バクテリア(鉄酸化細菌)によるもののようです。鉄バクテリアは鉄分を多く含む温泉や地下水で繁殖して、水の中の鉄を酸化させて錆びさせてしまいます。同じように、石見川に鳥地獄、神ガ丘の鬼の盥などがあり、鉄バクテリアと思われる赤く染まる場所がいくつかありますね。

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さらに、滝畑から西にひと山越えた和泉市の南面里(なめり)にも、鳥地獄と呼ばれる場所があり、温泉のようにガスが噴き出しています。周辺がそういう土壌なので、滝畑の川が赤く染まっていることは特段異常というわけではないと考えられます。

夕月橋を支える柱のところが、鳥取あたりにありそうな砂丘の形をしていました。

ちょうど夕月橋を渡ってきた14時台のバスが私の横を過ぎ去っていきました。滝畑ダムに来る前の時点ではこれに乗って河内長野駅に戻る予定だったので、想定外の事態になりました。しかし、行きの光景が衝撃的だったので、引き続き滝畑ダムの様子を確認していくことにしました。



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滝畑ふるさと文化財の森センターバス停の前に到着しました。

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こちらは昨年11月に撮影したものです。茅葺の家の修理が終わって、こけら落としの時に行った時の写真です。夕月橋から先に地面が見えていることからこの時も水は少なめでした。

ほぼ同じ場所から昨日撮影したものです。見比べると明らかに水の量が減っているのが一目瞭然ですね。

ようやく、ダム湖の先端の水が見えてきました。

赤色をした川の手前にダム湖の先端の水たまりがあり、やはり不思議な光景です。

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そして、川の水がダム湖に流れている地点です。三角州になっています。

昨日は滝畑ダムに流れ込んでいるいくつもの支流も異常でした。どの川も水が流れていなかったのです。伏流水は流れているのかもしれません。

岩湧山が見えます。昨年の春は山焼きが中止になりましたので、どう変化するか気になっていました。

しかし、頂上付近を見ると例年通り、坊主頭のように茶色に染まっています。

ダム湖の水は現れましたが、貯水量が少ないためか川のようになっています。

滝畑ダムの堰が見えてきました。堰の色も本来は茶色いところまで水がたまるようになっているので明らかに少ないですね。



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これだけ水位が低いと、いろいろなものが露出しています。

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升目のようなものが見えます。滝畑ダムができる前に住んでいた人たちの家の跡でしょうか?

「がっこうばし」という名前の橋の近くです。

さらに、画像の左上には柵のようなものが見えます。そして、そのうえ側には道路跡らしき痕跡があり、昔ここには村があったことがわかります。

水没した村の痕跡も、水位が下がるとこうやって見ることができます。

他にもいろいろ確認できました。

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建物の跡でしょうか。ブロックがくの字になっていますね。

こちらには石垣のようなものが見えます。家か倉庫の跡でしょうか?

石垣の跡はいろんなところで見られます。

さらに歩いていきましょう。滝畑ダムは歩道があるので安心して散歩できます。

反対側もいろいろ露出しているのですが、画像中央右寄りは凹んでいて谷になっている部分が見えます。おそらく本来川が流れていると思われる部分。今は水の流れが確認できずカラカラです。

ここにトイレ休憩スポットがあったので休憩します。いつもならバスで通過する地点ですが、歩いているからこそ気づきますね。

後でわかりましたが、河内長野市滝畑展望台という名前がついていました。バイクや車を運転する人たちの休憩ポイントになっています。

ここはトイレのほか、休憩スペース、東屋などがそろっています。

そして滝畑ダムが眺められるスポットですが、今は水量が極端に少ない様子がうかがえます。

展望台から下流方向を見ています。



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さて、道路がありその下にはコンクリートの壁が残っています。

現在は、滝畑ダムの湖底に沈めているふるさと納税用の日本酒を引き上げる場所として使われています。しかし、今回の様子を見る限り、この道は水没の前から存在し、水没地点から水没を免れた山の上に向かっていた道だったのではという気がします。

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別の場所にも石垣を発見。崩れている様子を見ると、あたかも古代の遺跡と勘違いしそうです。

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またさりげなく土管のようなものがむき出しになっていました。

さてもうひとつ気になるスポットを発見しました。

こちら、一見手前に小さな水たまりがあるだけですが、よく見ると穴のようなものが見えます。ここに道路があって、橋が架かっていた跡かもしれません。

滝畑ダムサイト(堰のあたり)に近づいてきました。

清水橋です。昔は滝畑に七ヶ村というのがあり、それは清水村・堂村・西之村・東之村・中村・横谷村・滝尻村です。つまり清水村がこのあたりにあったと考えられます。清水というバス停名も残っていますね。

また、痕跡らしきものがあります。



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本当にダムのいろんなところに村の痕跡があって、こんなに水位が下がるとそれが露わになっています。

こちらも支流が流れ込む場所ですが、ほかの所同様に水が無く、底が黒ずんでいます。

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そして反対側を見ると、その黒ずんだ部分が筋のように上流に向かっていました。

まもなくダムサイトに到着します。

これはダムサイト側から歩いてきた部分を見たところです。左側が先ほどの黒ずんだ川床で、その右側を見ると、水没前に作られたと思われる痕跡が点在していました。

最後に滝畑ダムサイトからの様子を確認しました。

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こちらに滝畑ダムの概要についての説明があります。

昔は滝畑にもアマゴ・マス釣り場があったようです。(現:滝畑湖畔バーベキュー場)(外部リンク)



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さて、ダム湖をせき止める堰の上を歩きます。

ダム湖側を見ると、水量が少ないので下の方に水面があるように見えますが、

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逆方向を見ると、ダムができる前の谷は、はるか下にあることがわかります。水は普通に放水されていました。

最後に摩崖仏を拝見して今回の探索を終わりとしました。

ということで、昨日の滝畑ダムの様子を確認しました。水位がとても低く、水が無い部分が多いこと。それでも現時点では上水道の市民生活への影響はない見込みです。水没前の村の痕跡や赤い川などは今のようにかなり水位の低いときしか見れませんので、興味のある方は早めに見に行ってはいかがでしょう。

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滝畑ダム

住所:大阪府河内長野市滝畑
アクセス:滝畑ダムバス停、滝畑ダムサイトバス停他下車



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この記事を書いた人

奥河内から情報発信
大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような唯一無二の文章執筆、情報を発信しています。

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