【河内長野市】若者ミライプロジェクトとは?河内長野駅前広場で開催する蚤の市出店者を25日まで募集中!

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10月の秋祭りから年末にかけての3ヶ月は、ほんとうに多くのイベントが開催されましたね。それも、年が明けて春くらいまで、伝統的な行事を除いてあまりイベントが行われない印象があります。理由は単純に寒いからではと思われます。



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寒いのが当然のように昨日から今年いちばんの寒波が押し寄せていますが、河内長野駅前商店街では寒さを吹き飛ばせとばかりに、若者たちの手で街を明るくする動きが起っています。そのうちのひとつが葉ぐるまです。

河内長野駅前の商店街のAKICHIDE PARKには、おとといの夜、昨年の万博や12月のBeyond万博inかわちながので作られた葉ぐるま(かざぐるま)が飾られました。少しでも風が吹くと一斉に回りだします。

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もうひとつは、2月22日に蚤の市が行われることが決まったこと。その蚤の市に出展する人を1月25日締め切りで募集しています。



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蚤の市が開かれる場所は、西條薬局跡地の広場です。ここは駅前の一等地で、これまで河内長野市が主催する一連の万博イベントでも活用されました。

さて、どこかのアクティブなお店のマルシェ企画なのかなと思って主催を確認すると、「若者ミライプロジェクトチーム」と書いてあります。

「若者」が名前についている団体が行うイベントなので、少子高齢化が進む河内長野では良いことかなと思いました。さらに「ミライプロジェクト」という、ずいぶんと大きな名前がついているので、余計に気になりました。

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「いったい何者なのだろう?」と思って調べると、どうやら河内長野市が関係しているらしいことがわかりました。さらに私の知人に、このプロジェクトに参加している人がいたのです。

そして知人から、一昨日、その若者ミライプロジェクトの会合が行われると聞いた私は取材許可を得て、会場のにぎわいプラ座に行きました。



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ところが、にぎわいプラザに行った私は唖然としました。なぜか誰もいません。もぬけの殻です。一体どういうことでしょうか?

しかし入口が開いているということは、何かが行われているという証になります。すると、遠くで人の声が聞こえました。

恐る恐る入ってみると、奥の会議室で会合が行われていました。

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その中には知人の姿もあります。それは左から2番目の男性。旧松中亭en.undertempleのKENTOさんです。



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いつも寺元の本拠地では笑顔の印象が強いKENTOさんですが、市が関わっているプロジェクトということもあるのか、終始真剣な表情だったのが印象的でした。

その他のメンバーは、女性陣が多い印象でしたが、男性陣もいて、忌憚のない意見交換が行われていました。

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何人かはノートパソコンを開き、現状についての報告がなされています。

この時は蚤の市でステージを用意し、出演する人のことやキッチンカーの有無などのやりとりが聞こえました。



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おそらく、こんなイメージなのだと思います。

具体的な内容がホワイトボードに記載されていきます。和太鼓やダンスパワーズなどの記載が見えます。

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これは、当日の会場イメージ図のようです。あくまで取材時点なので、当日とは様相が変わる可能性があります。

さて、この中に大人が混じっていて助言を送っていました。市の職員さんです。

(寺島営業部長(右)の横にいるのが荒井参事(左))

どこかで見たことがある顔だと思えば、シティプロモーション課の荒井参事だったのです。



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というわけで昨日、この若者ミライプロジェクトとはいったいなんなのか、改めて荒井参事からお話を伺う事にしました。

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まずなぜこのようなプロジェクトをやろうと思ったのか参事に伺ってみると、これは「若年世代におけるブランド力強化に寄与するブランディングプロモーション事業推進」で行われるものの一環というのです。

現在の河内長野市の人口構造をみたところ、若年世代(15~34歳)が少ないので、人口バランス改善を図るために、若年世代をもっと増やしたいという考えがあります。ところが、一昨年の調査では、河内長野の若年世代が市に愛着を感じている人が4割強しかおらず、全国の自治体の中には7割以上が「愛着がある」と答えているのに対してかなり低いことがわかりました。

これについては歴史的背景があり、河内長野は明治以前から先祖代々受け継がれていた地区と昭和の戦後以降に形成された住宅地地区の2種類があることも考えられます。前者は地車や伝統的なお祭りがあるためか、愛着を持ちやすい土壌があるのに対し、後者はそういったものが無いため、市への愛着が薄い人が多くいるとのこと。



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(コロナ禍前に酒蔵通りとその周辺で高野街道まつりが盛大に行われていた)

結果的に、愛着の薄い人は簡単に市から転出してしまう恐れがあります。また、町内会や学校の校区単位では集まりがあるものの、市全体ではあまりありません。コロナ禍前に行われていた市民まつりや高野街道まつりも無くなってしまいました。そういう市のお祭りも復活してほしいという声もあります。しかしそのお祭りを盛り上げようと頑張っていた人たちも高齢化が進んでいるのが現状です。

(2024年に行われた市職員のブランディング研修)

さらに、西野市長のインタビューでも言っていたことですが、市が主体的に動くよりも、市民から提案するようにしないと、どんな企画でも盛り上りにかけてしまうとのこと。そこで市職員のブランディングが一段落ついた今、次の段階として市民のブランディングをすすめる(インナーブランディング)ことになりました。

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(画像提供:河内長野市)

そのなかでまずは若者世代に「若者世代が自分らしくいきいきと安心して暮らせるまちとして認識されるようなイメージを醸成する必要が生じた」といいます。



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  • 在住若者世代の愛着を高めて好イメージを獲得
  • 関西圏と市在住の「若者世代」への好イメージを高める

という目的で始まったのが若者未来プロジェクトです。「Love Kawa Project(ラブ河内長野プロジェクト)」ということで、昨年8月に委託事業社と契約をしました。

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(画像提供:河内長野市)

そして若者世代を対象に希望者を募ったところ、予想以上に多くの希望者が集まったそうで、参事はとても驚いたそうです。こうして昨年10月24日にキックオフとなる第1回ワークショップが行われました。

(画像提供:ミライプロジェクト)

2回目以降は企画チームと情報発信チームのふたつに分かれました。ワークショップは昨年中に計4回行われ、今年からは実践編になっています。



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(画像提供:河内長野市)

市は多くのインフルエンサーを抱えるUUUM株式会社と包括連携協定の締結を行ったうえで、情報発信チームの指導を同社にお願いしました。

(画像提供:河内長野市)

チームメンバーが、今後SNSを使って河内長野の魅力を情報発信していくのですが、同世代に刺さるように伝えられるための学びを続けています。さらに今年に入ってUUUMに所属するインフルエンサーによる実地研修も行いました。

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(画像提供:河内長野市)

参事は「他の市の高校に通っていると、同級生は河内長野を知らないことが多いので、それを見返す気持ちでやりたい」という思いで参加する人もいたそうで、若者世代でも河内長野に対する強い愛着を感じている人が一定数いることを感じたとのこと。

もうひとつの企画チームが、情報発信チーム同様に4回のワークショップを行った後、具体的なイベントとして蚤の市とデジタルスタンプラリーを行うことを決めました。一昨日の取材当日は、デジタルスタンプラリーの最終的なスポット先についての打ち合わせも行われていました。



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具体的なスポットについては、まだ確定ではないそうで、開始予定の2月1日ギリギリに判明するだろうとのこと。またスタンプラリー参加者向けの景品をなににするかも考えているそうで、抽選のあり方や外れた人にも残念賞的なものを用意するかどうかなどの話し合いが行われていました。

参事は、若者は想像以上に保守的な考えのようだと言っていましたが、これまでのイベントなどでは聞かなかったスポットも混じっていたので、やはり従来の大人が考えるものとは違うという印象です。

ここでメンバーのインタビューができました。鮫島さんは、河内長野生まれの河内長野育ちで現在も河内長野市在住。堺市で働いています。

今回のミライプロジェクトに参加した理由を伺うと、きっかけは万博ボランティアだと言います。鮫島さんは河内長野とは無関係の人からも高評価のあった奥河内音絵巻2025のボランティア参加を通じて河内長野の凄さ、底力を感じたそうです。

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(画像提供:ミライプロジェクト)

そういった中で今回の若者ミライプロジェクトの募集を知り、もっと自分の住んでいる町を盛り上げたいとの一心で応募したそうです。

蚤の市を提案したのは鮫島さんです。理由は北浜や長居といった大阪市内で現在蚤の市が行われ、若い人を中心に人気があるからです。



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蚤の市といえばアンティークを扱うお店が集まる印象が強いですが、鮫島さんによればそうではなく幅広い世代の人が楽しめるイベントにしたいとのこと。

(蚤の市開催日までのカウントダウン 画像提供:ミライプロジェクト)

こうして鮫島さんが蚤の市を提案したところ多くの賛同を得て実現することになったので、進行役として企画を進めているそうです。鮫島さんをはじめ若者みんなが考えたイベントで、25日日曜日まで出店者を募集しています。集客力をもつ強い店がいくつも出店して、駅前が盛り上がったら良いですね。

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さて、大人とは感性の違う若者が企画したものについては、お隣の富田林の若者会議があります。金剛東中央公園のミューラルの映えるスポット提案や地元の名産品千両ナスを活かしたなすティバルイベント、あるいは寺内町て難易度高めの謎解きといった、今でも印象に残る企画を多く実現させました。



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また河内長野でも大学生がワークショップを通じて駅前の商店街で綱引き大会を行うなど商店街を盛り上げるのに一役買いました。商店街には大学生の発案で1本の電柱をペンキで塗り、「つまようじ」オブジェとして残っています。

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河内長野の若者を中心としたミライプロジェクトは、まだまだ始まって開催に向けて準備中ですが、今回の蚤の市とデジタルスタンプラリーの企画が実施され、それが大いに盛り上がったら、来年度以降さらに発展していくであろうと予想されます。

そして若者達が、河内長野への愛着や誇りにつながることにつながるのは、高い確率であり得るような気が今回の取材を通じて感じました。



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(画像提供:河内長野市)

なお、荒井参事によればミライプロジェクトはとりあえずいったん終わるものの、現在のメンバーをそのままに来年度以降に新しいメンバーを増やすなどして河内長野の若者が主体的に市の魅力をアピールする機会を続けていけたらという計画があるそうです。

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西條薬局跡地(駅前広場)

住所: 大阪府河内長野市本町11-23
蚤の市開催日時:2月22日14:00~20:00(出店者は1月25日まで募集)
アクセス:南海・近鉄河内長野駅から徒歩1分

instagram 若者ミライプロジェクト



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この記事を書いた人

奥河内から情報発信
大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような唯一無二の文章執筆、情報を発信しています。

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