【南河内郡太子町】紅葉がちょうど見ごろ!万葉集にも詠まれた二上山雌岳は真っ赤に染まっています

大阪狭山、南河内郡のおでかけ・散歩記事

南河内地域は、奈良県や和歌山県との間を遮るように山々に囲まれていますね。金剛山をはじめ大和葛城山や岩湧山など日帰りでも登れる山々は、特に今の季節は紅葉のこともあり大人気です。


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(富田林美具久留御魂神社方面から撮影)

しかし、忘れてはいけないのが太子町にある二上山です。高さこそ南河内の他の有名な山よりは低いですが、フタコブラクダをほうふつさせる並んだ姿のインパクトは大きく、いつか登ってみようと思っていました。

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そして一昨日金曜日、紅葉がピークのタイミングで二上山に登ってみることにしました。近鉄喜志駅からバスに乗り、六枚橋東交差点で下車。竹内(竹ノ内)街道沿いを歩いて、もっとも一般的なルートである二上山万葉の森登山口から登ってみました。


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二上山についておさらいすると、かつては大和言葉の「ふたかみやま」と呼ばれていたとのこと。石器に使われた讃岐岩(サヌカイト)の産地でも有名です。火山活動(噴火活動によって生じた火道の痕跡)でできた北方の雄岳 (517m) と南方の雌岳 (474m) の2つの山頂がある双耳峰(そうじほう)。万葉集にも詠まれた山として、大阪みどりの百選に選定されています。


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竹内街道を経由したのは、太子町観光協会に立ち寄るためでした。

地元・太子町の人や二上山に精通した人なら不要かもしれませんが、私のように初めて二上山に登るものにとっては、観光案内所に置いてあった二上山・万葉の森山歩きMAPはとてもわかりやすく便利でした。初めて登る方は手にすることをお勧めします。

今回食べ物は持参しましたが、途中にある道の駅近つ飛鳥の里太子では弁当なども販売していました。また登山口には日替わり定食を出す食堂もあります。


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道の駅から二上山万葉の森登山口までは、県境を越える国道166号沿いを歩く必要がありますが、一部区間を除いて歩道が整備されていました。公共交通の駅やバス停から登山口までは距離がありますが、それでも歩道の存在は、公共交通派にとってとても利用しやすいですね。

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やがて二上山万葉の森登山口に到着しました。赤い屋根が食堂です。そして駐車場があるので、車の場合はここまで行けます。


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駐車場の場所の横に登山口への入り口があります。ここにはトイレがあり、この先トイレは、馬の背の所にだけありましたが手洗いの水が出ませんでした。登る前に予めトイレを済ませておきましょう。

登山道に入るといきなり紅葉が見えてきました。私が登るころ、入れ違いにこども園の園児たちが山から降りてきていました。南河内地域の子どもたちは小・中学生で岩湧山や金剛山に登るような話を聞いたことがあります。二上山は園児たちが登る山のようですね。

地蔵菩薩があり、ここから本格的な登山口になっていました。

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急階段コースとの分岐点ともなっており、登山用の杖が置いてあります。二上山は低い山ですが坂道や階段もそれなりにあるので、杖があると楽です。私も自前の杖(トレッキングポール)持参のうえで登山しました。


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ちなみに今回は急階段コースではなく、なだらかな一般コースを歩きました。

なだらかな坂道は最初は傾斜が穏やかでしたが、途中から急なところもありました。

古代池とよばれるところで見つけた、萬葉朝がゆ会十周年記念の石碑です。


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万葉朝がゆ会(外部リンク)とは太子町有志の人によって作られた会で、普段の朝はパンとコーヒーで過ごしている都会の人たちに、「おかいさん(茶粥)」を味わって貰いたいとの思いで始めた会です。毎月最初の日曜日の朝8時頃に行うとのこと。年会費1000円を払えばいつでもだれでも参加できるようです。

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坂道は急なところもあるので、ちょっと息切れしそうな大変な時もありました。

黄色い塔のようなものは展望台です。


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展望台にも上ってみました。2階の部分です。

もちろん最上階まで登ります。

展望台の上です。絶景が広がっています。富田林の象徴「PLの塔」もはっきりと見えました。

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動画も撮影しました。

万葉広場とよばれる地点に到着しました。ここから二上山の雌岳山頂まではあとわずかです。

紅葉がきれいなスポットですが、帰りにじっくり見ることにして、先に山頂を目指します。

馬の背にあるトイレです。手洗いの水は出ませんが、用は足せました。

ちなみに馬の背とは、雌岳、雄岳ふたつの山の中間にある凹んだところで、馬(ラクダ)の背のような地形のためにこのような名前がついてます。

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実は、雄岳に先に行きました。理由は二上山のフタコブラクダの片方(雌岳)だけ行くのは中途半端な気がしたからです。しかし、紅葉を楽しむのがメインなら雌岳だけ行くだけで十分でした。

ということで、雌岳山頂を目指します。迂回したりせずに正面に登っていく直登(ちょくとう)で、画像の階段を登りきったところが山頂です。


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階段を上っていきます。それほど急な階段ではありませんが、土がえぐれているためか、段差が大きいところがあります。

さあ、あとわずかです。雌岳頂上が見えてきました。

雌岳山頂に到着しました。雄岳と比べて視界も面積も広く、ベンチも多くありお昼の休憩にも最適でした。

そして、雌岳から雄岳がよく見えます。坊主頭がオレンジ色に染まっていますね。

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雌岳山頂の紅葉はもっともきれいな姿でした。

こちらには歌碑があります。「大坂をわか越え来れば 二上に 黄葉流る 時雨ふりつつ(おほさかを わがこえくれば ふたかみに もみちばながる しぐれふりつつ)」と、二上山をテーマに詠われた万葉集の句碑(短歌)です。ただ作者が不明で、詠まれた時代区分もわからないとのこと。

さて、こちらは雌岳から南の方向を見ています。岩橋山、大和葛城山、金剛山と山が屏風のように連なっていて、間を縫うようにダイヤモンドトレールが続いているわけです。


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これは鮮やかですね。少し苦労して山を登り切ってから愛でた紅葉なので、感動がより高ぶりました。

こちらにはロータリークラブの100周年を祝う石碑がありました。

また山頂には日時計があります。そして周りには干支が刻まれています。

手前が今年の干支「巳(み、へび)」でその先が来年の干支「午(うま)」です。

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ということでお昼にしました。ほかの登山客はキャンプ用のフードなどを調理していましたが、私はゆで卵と冷凍の焼きおにぎりと手抜きです。

さて、行きとは違う道で万葉広場方面に下山しましょう。

下山の途中、雄岳の紅葉が見えます。


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先ほど雄岳の坊主頭の上まで行きましたが、気づかないまま雌岳から見ると美しいです。ちなみに逆、雄岳からは視界があまりよくないので、雌岳の様子は良く見えませんでした。

絶景はそこだけではありません。太子町やその先の大阪市や堺市方面と思われるビル群もはっきりと見えました。

そして、視線を下にすると紅葉が見えるのですが

さらにその下を見ると紅葉のじゅうたんになっていました。これは紅葉のピーク以降に見られる光景です。

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緑の針葉樹とのコラボも素敵です。写真コンテストにでも出したくなりそうですね。

広場の下まで降りてきて絶景スポットを確認します。

拡大しました。手前にはPLの塔が見えます。そして地平線のあたりにひときわ高いビルが見えます。あべのハルカスビルでしょうか?方角的には別のビルかもしれません。

また、紅葉の後に咲く椿もつぼみを膨らませようとしています。すでに咲き始めている花もありました。

ということで下山をしました。下り道も紅葉を愛でながらです。

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ということで、金曜日に二上山に登って紅葉の様子を紹介しました。

さて、下山した時に遭遇しましたが、不思議そうな表情をした猫がとても気になりました。


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二上山雌岳

住所:大阪府南河内郡太子町山田
アクセス:二上山万葉の森登山口から徒歩30分程度

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この記事を書いた人

奥河内から情報発信
大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような唯一無二の文章執筆、情報を発信しています。

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