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公共交通派の私は、歩くことで面白いスポットがみつかることがあります。富田林市内はこれまで結構いろいろ歩いていたので、もう無いのかなと思っていたら、またまた見つかりました。
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それは大阪外環状線沿いにあります。河内長野方面から歩き富田林市内に入ると、やがて右側に大阪大谷大学が見えてきます。左側の山の上には錦織公園があります。
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そして錦織公園に向かっているであろう細い階段をいくつも見ることがあります。
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正規の入口ではなく、関係者用のための通用口のようなものと考えられます。ひとつの階段を上がると、草が生い茂っていて前には進めなくなっていました。この中にはマムシのような毒蛇や最近問題となっているマダニなどがいても不思議ではないので、進まないのが賢明です。

そんな階段の中でも、今回はちょっと違うのではと感じるものを見つけました。コンクリートの出っ張りがあり、その先に階段が見えます。
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こちらがコンクリート壁で、箱状になっています。一体なんでしょうか?
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見ると上の方に柵が見えます。益々気になりました。
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そして箱の上に向かって階段があったので、上がってみることにしました。

手すりをもってゆっくりと歩きました。
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上がり切りました。何か水?が見えます。
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これです。池があったのです。コンクリートの箱のような出っ張りがあったのは、大阪外環状線を作る際に池の端の部分を削る必要があり、そうなると池への影響があったので、コンクリートの壁を設置して池を維持したと考えられます。
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池には入れないように柵をめぐらせていますが、すぐ左側が大阪外環状線という不思議な光景です。
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では池の名前はなんでしょうか。普通の地図アプリなどでは出てきません。いろいろ調べると富田林マップというGPSを使って地番などがわかるサイトを見つけました。

航空写真で場所を特定して拡大し、地番図に変更すると地番が出てきました。そしてこの場所は「大字錦織1513-1」とわかり、それを農林水産省の農業用ため池一覧(外部リンク)をダウンロードしてようやく名前を見つけました。
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では池の名前はというと、名前がありません。記載されていた池の名前は「272140274池」。つまり「名もなき」池で、自治体が番号を振っていたのです。
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コードは画像のようにつけられています。最初の27が大阪府で、これに214を加えて27214になると富田林市の自治体コードになります。そして最後の0274が池番号とのこと。
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池の名前が最初からついていなかったのか、本来の池の名前はあったがいつの間にか人々の記憶から消えてしまったのかはわかりません。現時点では名前がわからず、番号で管理されているという事実のみがわかりました。
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大阪外環状線のすぐそばにありますが、撮影の角度によってはとてもそう見えない気がします。

池ではアメンボが泳いでいました。

ハンドル式バルブがあります。これで水の管理していると思われます。
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ということで大阪外環状線沿いにあった謎のコンクリート箱は池を守るためのコンクリート壁で、小さな池の名前は不明で272140274池という名前が付いていました。
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272140274池
住所:大阪府富田林市大字錦織1513-1
アクセス:近鉄滝谷不動駅から徒歩
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この記事を書いた人
奥河内から情報発信
大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような唯一無二の文章執筆、情報を発信しています。
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