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河内長野の自然に加えて歴史ある場所と言えば、まず国宝があるふたつの寺院(観心寺、天野山金剛寺)となりますが、その中でも観心寺の恩賜講堂が、今とても注目されています。理由として永瀬廉 さん主演の映画「鬼の花嫁」のロケ地となったこと、先日も直木賞作家の今村翔吾氏が「楠公さん」大河ドラマ誘致協議会のアンバサダー就任関連イベントも行われたからです。
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そして一昨日行われたのが「満月PON」で、実際の満月の日(5月31日)に行われました。観心寺のマルシェイベントと言えば秋の観心寺マルシェが有名ですね。それとは別に、観心寺KU-RIで「白」と呼ばれる大人のマルシェイベントがこの時期に行われていましたが、今回のはその発展形のようです。
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観心寺境内はサツキが見頃です
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地元の名店がそろい踏みということもあり、とても気になった私は観心寺に足を運びました。
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午前中はミャクミャク取材のために金剛山に登っていましたので、その帰り、午後に行きました。それは正解だったようで、開始前の9時半ぐらいから行列ができ始め、開始の11時には長蛇の列になっていたそうです。

ちょうど境内には赤い花「サツキ」が咲いていました。
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少し拡大しました。ツツジに似ていますが、この時期に咲くのはサツキです。

正面に行けば、国宝の金堂が見えます。
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途中で右に曲がると、恩賜講堂への道が続いています。
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手前の霊宝館は開いていますが、恩賜講堂は普段は非公開なので、普段はあまり歩く人も少ない境内の一角、この日は多くの人が向かっています。
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知っている人気店・名店がそろい踏み

通常、この地域のマルシェイベントは午前中にお客さんが殺到し、午後はのんびりモードなのですが、満月ponは、午後になってもまだまだお客さんが多く、他のマルシェイベントとは一線を画しているような気がしました。
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そして知っている人気店も集結していました。こちらはカッフェ・イオエテさん。

こちらはすぐ近く、旧松中亭のen.undertempleさん
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さらに、クラフトビールの万里春さんがいました。

午前中は金剛山に登っていたためでしょうか?気が付いたらクラフトビールに手が伸びていました。Lサイズは1,100円です。ちなみに隣はハンプバックスモークさんでした。
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さらに豆小屋さんの姿もありました。コーヒーはこのほか、甘南備のつむるさんも出店していて、本当に人気の名店がそろい踏み。そういうところも強いんでしょうね。
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恩賜講堂の中にもお店がありましたが、

ビールを持って重要文化財の建物に入るのはまずいということで、恩賜講堂の横で腰かけてビールを飲み干すまで過ごしました。
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さて周りを見渡すと自然豊かな観心寺境内、重要文化財を目の前にした位置での美味しいものの出店は非日常です。
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ようやくビールを飲み干しましたので、中に入ることにしましょう。
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恩賜講堂の手前・縁側でも出店があります。

恩賜講堂は建物が大きいので、縁側でも複数のお店の出店ができたり、テラス席のように休憩スペースもとられていました。
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恩賜講堂をおさらいしましょう

さて恩賜講堂の中に入りました。
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ここで説明板を発見しましたので、恩賜講堂についておさらいをしましょう。設計者は現在の泉佐野市出身の池田谷久吉で、恩賜講堂の他、岸和田城天守閣、今宮戎神社本殿などを手掛けているそうです。
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内部意匠の紹介です。柱のない広々とした空間と、一面に並べられた天井文様、洋風シャンデリアの存在などは、映画の雰囲気を盛り上げるロケ地として鑑賞者の目を引きました。

恩賜講堂は昭和天皇即位の儀式のために京都御苑内に臨時施設として新築された饗宴場で、その一部が、1929(昭和4)年観心寺に下賜(かし)されました。画像は移築された当時の内部空間が紹介されています。
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恩賜講堂は外観にもこだわりがあることが紹介されています。特に正面の柱が丸柱になっていますが、横から見るとそれにとても良い味わいを感じます。
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観心寺に饗宴場の一部が移築された理由が書かれています。当時観心寺に大楠公会という組織があり、そこに下賜されて移築。講義を行う施設(講堂)として建設されたそうです。

大楠公会は、正式名称が大日本楠公会という組織で、1927(昭和2)年に設立されました。目的は南北朝時代の武将・楠木正成(大楠公)の事蹟研究や精神顕彰です。正成の首塚が境内にあるので組織が境内にあっても不思議ではなかったのですね。
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恩賜講堂のある観心寺は真言宗の仏教寺院なので仏画も掲げられています。中央は秘仏で年に2日間だけ開帳される本尊の如意輪観音でしょうか?
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重要文化財に囲まれた中で展示された格調高い商品群

では、改めて恩賜講堂内の出店の様子を確認しましょう。

白っぽい服装の出店者も多く、昨年の白の名残が残っているように感じました。

午後に来たので、既に売り切れで終わっているお店とのんびり営業をしているお店がありました。
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占いや相談のコーナーはまだ人気です。

よく考えると「白」が行われていた旧槙本院の書院も国の重要文化財でしたので、条件は近いですね。
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そして、観心寺KU-RIさんのブースです。すでに弁当などは売り切れいており、薬膳精進カレーだけを販売していました。KU-RIの女将によると、今年も秋に観心寺マルシェが行われるとのこと。
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こちらは狭山のSHUNJIROさんです。人気店ということもありすでにもぬけの殻でした。
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「和韓ごはんと甘いのと。」ここも人気店で、当然ながらもぬけの殻です。

こちらはまめがくさん、天野山金剛寺monzen.さんです。別にライバル関係というわけではありませんが、天野山金剛寺の主力店が観心寺恩賜講堂で出店していること自体、このイベントの凄みを感じるのです。
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全ては紹介しきれませんが、ざっくりと出店していた人気店を紹介しました。
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スペシャルゲストの作品

こだわりの陶器が展示されています。スペシャルゲストということで、富田林市の陶芸作家岩崎龍二さんの作品です。

こちらもスペシャルゲスト、富田林市木彫り作家のしろもふさんです。
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一瞬寝起きを起こされて怒っているのかと思いましたが違います。長く一緒にいた家族だったのですが、時が来たので先にお休みをしてしまったそうです。

それぞれのキャラクターの名前と性格なども設定されていますが、説明によれば上の猫がお休みをして空に帰った後に来た家族とのこと。
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ということで、日曜日に行われた満月PONの様子を紹介しました。もう終わってしまったイベントですが、大盛況なので恐らく来年も行われるのではという気がしてます。ぜひ初夏のイベントとして定着してほしいですね。

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この記事を書いた人
奥河内から情報発信
大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような唯一無二の文章執筆、情報を発信しています。
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