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ホタルなどの生き物の場所を多くの人に知らせるのは、自然の生態系に多大な影響を及ぼすリスクが高いので、基本的に避けねばならない行為です。
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しかし、河内長野には例外的に、そんなホタルを見ながら酒と美味しいものが食べられるという場所があります。
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それはご存じ、天野酒のホタルの宴です。場所は河内長野駅から徒歩5分と驚くほど近い場所にあるというのも素晴らしく、私はほぼ毎年通っています。
場所は河内長野駅から徒歩5分!

ということで今年も来てしまいました。最近天野酒さんを取り上げる機会が多く、僧坊酒の歴史や西條社長のインタビューなどを行いましたが、最も楽しく初夏の奥河内を堪能できるイベントがホタルの宴であることは間違いないでしょう。

天野酒さんのある通りは高野街道で「酒蔵通り」と呼ばれているエリアです。古い建物が数多く残っています。
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会場に入ります。18時30分からは予約制で、5,500円(特製弁当と600円までのドリンク付き)、20時15分からは一般開放となり、キャッシュオンデリバリーで飲食ができます。
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会場です。裏は大阪産料理天空さんの建物で、トイレは天空さんのところが使えます。

このように席にお弁当が用意されています。
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オプションメニューです。特に20時15分からの一般開放を利用する場合は、こちらのメニューから注文できるわけですね。ただし後で詳しく書きますが、いちばん上の「牡蠣のバター焼き」だけは、牡蠣小屋が来る(5月29・30・31日、6月5・6日)のみとなっています。
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席の奥にキャッシュオンのコーナーがあります。画像は料理が注文できるエリア。

食べ物販売エリアから見て右90度の位置に、お酒販売のコーナーがあります。
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こちらがドリンクメニューです。お弁当を予約した人は600円分までのドリンクが注文できます。つまりリキュールから下のドリンクは全て1杯無料。日本酒の場合は、蔵出し生酒が無料で楽しめます。

また少し高価ですが、金賞受賞酒も飲めるというのは今回の機会しかありませんね。
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またお持ち帰り用のお酒も販売しているのですが、

いちばん左側、器に入っているのは、夏にごり700円です。
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こだわりの特製弁当とお酒のお味は?

さて、テラス席の目の前に流れているのが石川です。そして川の周りにある草むらにホタルが棲んでいて夜になると光を放って飛びます。

さて、蔵出し生酒(600円)です。その名の通りとてもフレッシュな味わいで甘みもあり飲みやすいです。
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さあ、いよいよ特製弁当を開けてみましょう。
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ふたを開けました。おかずの種類が多いのが第一印象です。

まずこちらは鮭を和えたものです。
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生麩です。青いモミジの色をしていますが、初夏の時期らしいですね。
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そして貝です。あとで天空の真林女将に聞いたところ、貝はどうしても日によって大きさが違うのですが、この日は初日だからと大きな貝を盛りつけたそうです。
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巻貝の中が綺麗に取れました。

ローストビーフです。

これは水ナスですね。
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こちらの生麩は味噌田楽風になっています。

酒粕でいかなどを和えています。
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チーズや生ハム、プチトマトを串に刺しています。これにご飯が入っていたわけですが、明らかにお酒の肴になるなと感じた一品でした。

後からいいだこ串(600円)をいただきました。このようにお酒のつまみへの追加注文ができます。

またスイーツもあります。さけかすアイスサンデー600円です。
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西條社長のあいさつです。ホタルには「ゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタル」がいて、川にいるのはゲンジボタル、田んぼにいるのがヘイケボタル、たけやぶにいるのがヒメボタルとのこと。主に天野酒さんのところへ飛来するのはゲンジボタルです。

この後は販売商品の説明ですが、今回は青いボトルのお酒が特に注目です。これは本来滝畑ダムの湖底に沈めて熟成し、それをふるさと納税の返礼品として提供するものです。しかし、今年は滝畑ダムの水位が低いため、沈めることができなかったお酒が余っているというのです。
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(滝畑ダムで沈められていた熟成酒を引き上げる)
沈められなかったので、ふるさと納税に使えないので販売することにしたというもの。返礼品は住んでいる自治体の人は手に入れられないので「これは貴重だ」ということであとでお土産に買いました。
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その他この日から販売が始まった牛そぼろなどの説明がありました。

その後は天空の真林(まりん)女将からの説明と続きます。

ということで気が付いたら、巻貝の殻やプラスチックの容器のように物理的に食べられないもの以外はすべてなくなっていました。完食です。

さて、こちら2杯目です、純米吟醸無濾過(700円)です。先ほどの蔵出し生原酒とは明らかに味わいの違う、少し辛みのあるシャープな切れ味のお酒でした。
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今年のホタルは大量発生?テーブルの上や手のひらにも!

もしやと思って撮影しました。少し大きめの黒い虫が、席の消灯前に来たのです。どうやらホタルのようです。

とはいえ本番は消灯後です。
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消灯しました。いよいよホタルタイムのスタート。

一眼レフのようなカメラならいざ知れず、スマホの場合は静止画での撮影はほぼ不可能です。動画で撮影したものを後で静止画にカットしたものです。

今年は今まで見たことないほどホタルが大量発生して乱舞している姿が見られました。優雅に点灯を繰り返しなら暗闇を泳ぐように飛んでいる姿は、動画でないとその良さがわかりません。
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なので、動画に撮影してみました。

さらにすごいのは、ついに手のひらに留まったホタルがいました。撮影させていただきました。
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もちろん動画でもです。

ということでお土産に日本酒を2本持ち帰りました。ひとつは湖底熟成酒にならなかったお酒(純米吟醸無濾過生)、もうひとつが蔵出し生原酒です。
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「シリアル番号を付していますが、いちばんですよ」と教えてもらったので拡大してみました。「いちばん」は、いい響きです。

ということで、20時15分からの一般開放後に入ってきた人も増えてきたので、ここで帰ることにしました。
ゆったり楽しむのなら平日の夜

ホタルの宴は始まったばかりで、6月7日まで実施しています。
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天野酒・天空さんによると既に5月は満席で、空いているのは6月2,3,4,5,7日です(5月29日現在)。7日以外は平日ですが、平日のほうがゆったりと楽しめます。
週末は牡蠣小屋が出ています。(5月30日、5月31日、6月5日、6月6日)
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(5月29日に撮影)
なお「牡蠣のバター焼き」だけは、大阪阪南市の波有手(ぼうで)の牡蠣小屋が来るのは(5月29日、5月30日、5月31日、6月5日、6月6日)のみとなっています。

(5月29日に撮影)
指定日は5日以外既に予約がいっぱいなので、18時30分からの予約は限られますが、20時15分からの一般開放の時間なら可能なので、牡蠣と日本酒が楽しめます。
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(5月29日に撮影、左は牡蠣のバター焼き900円、右はクラムチャウダー500円)
牡蠣を目指すなら指定日の20時15分以降、ゆったりとホタル見学をするなら平日でお弁当予約をするのがおすすめです。

冒頭にも書きましたが、河内長野では各地でホタルがみられるスポットがあります。しかし、その多くは詳しい場所を告げることが生態系に影響すると制限されますし、バスもなく公共交通で行くのが困難なところが多いのです。
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(週末は行列ができるにぎわい)
そんな中、河内長野駅から徒歩5分で行けて、かつ飲食が楽しめる極めてレアな場所が天野酒のホタルの宴。大阪市内から30分で行けますので興味のある方は予約もしくは20時15分からの一般開放のタイミングで遊びに行ってはいかがでしょう。
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天野酒(ホタルの宴)
日時:6月7日まで毎日 18:30~21:30<一般開放は20:15から>
住所:大阪府河内長野市長野町12-18
アクセス:南海・近鉄河内長野駅から徒歩10分
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この記事を書いた人
奥河内から情報発信
大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような唯一無二の文章執筆、情報を発信しています。
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