これは特別編です。年始に青春18きっぷを握りしめて中国地方を各駅停車で旅をしました。その時に、途中下車をして行った道の駅「みはら神明の里」でいただいた蛸料理を御紹介します。
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途中下車した駅は糸崎駅です。各駅停車の旅をした人、鉄道ファンではお馴染みの終着駅であり、始発駅ですね。糸崎駅は岡山方面と広島方面の境界駅。かつてはJR貨物糸崎オフレールステーションがありましたが、現在は営業を終了しているとのこと。

網干総合車両所のような施設はありませんが、かつて糸崎機関区が設置していた名残が残っていて駅の構内としてはとても大きいです。

次の電車まで2時間ほどあったので糸崎駅の外に出ることにしました。
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糸崎駅の歴史を調べると、現在の三原駅が誕生するまではこの糸崎駅が三原駅だったそうです。1892(明治25)年7月20日に当時の山陽鉄道尾道駅と三原駅(糸崎駅)との延伸時に終着駅として開業しました。

1894(明治27)年に広島駅まで延伸となり、現在の三原駅が誕生してから糸崎駅となりました。

さて、糸崎駅に何かあるのかと調べると、駅名の由来にもつながる糸碕神社が、尾道側から来た場合、駅の手前にありました。車窓から撮影した画像の右側に差殿の屋根が写っています。創建は奈良時代の729(天平元)年で、神功皇后伝説があるとのこと。
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そして、今回は糸崎駅から坂を上ること15分で行ける道の駅みはら神明の里に行くことにしました。糸崎駅前から画像の細い道を上がっていきます。
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この道は古くからある集落だったようで、途中で画像の「地神」や地蔵堂がありました。

そして坂を上り切ると、瀬戸内の絶景が見えてきました。手前は糸崎の町です。

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こうして道の駅の所まで上がってきました。こちらの道路は国道2号線です

道の駅みはら神明の里を調べると道の駅の名前は公募で672あった応募から選ばれたとのこと。みはら神明とは「三原神明市」(外部リンク)を指しています。これは室町末期ごろから始まった祭りで、ちょうど三原が港町として栄えつつあったころでした。

当時は九つの町組が寄り合って始めたのが祭りの起こりと言われ、旧暦1月14日に、とんど(左義長)が行われる際に神棚を飾り、伊勢神宮の弊を勧請。さらに店先に翁人形やだるまを飾りつけたそうです。
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そして現在では毎年2月の第2日曜日を含む前3日間、東町、館町、本町一帯で行われます。三原駅の北側一帯に約1km以上、全国から約450軒の露店が軒を連ねるお祭りで「だるま市」「神明さん」と呼ばれて親しまれているお祭りです。そして2026年は2月6日から8日まで行われる予定です。

そのため道の駅にダルマが描かれているわけですね。

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さらに道の駅の由来では、「里」は人気のある人が集まるところという意味があることから、「里」=「道の駅」と解することができるそうです。そして三原神明市にあやかることで、三原に神明のごとく希望の光、そして明るい未来に導いてほしいという願いが込められています。

外でも気軽に買えるたこ焼きの販売があります。実は瀬戸内海の中でも三原沖は小さな島が多く点在しています。水温があまり変わらないだけでなく、水質もきれいな海域です。そのため蛸(たこ)がが好む餌がたくさん集まる岩場が多く、蛸の絶好の棲みかとなっているため、瀬戸内屈指の名産地だったのです。
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三原の名物が蛸というのは恥ずかしながら初めて知りました。こういったことも途中下車をしたからこそわかりました。ということで道の駅みはら神明の里の中に入ってみましょう。

入ると、三原城跡と書いてあります。三原駅の北側にある城跡ですが、新幹線ホームに阻まれて在来線からは見えません。蛸も描かれていますね。

そして三原神明市からつけられた道の駅らしく、ダルマが展示しています。
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そしえ、こちらのだるまは「希望の白ダルマ」という名前がついています。
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これは「希望の白だるまプロジェクト」から来ているもので、きっかけは東日本大震災があった時に「がんばろう!日本」を合言葉として大震災からの早期復興を祈願するところからスタートしたものです。道の駅「みはら神明の里」からすべての人々の幸せを願うシンボルモニュメントとして日本一の幸せを呼ぶ白ダルマです。

そして奥には販売コーナーがあります。三原の名産品や特産品、野菜などを販売していました。中には三原の地元歌手のCDも販売していました。

さらにこちらは福山大学のゆるきゃら「ふくりん」(外部リンク)です。

道の駅に来た本当の目的は昼食をいただくことでした。レストランルマーダさんは、漁師と農家の台所と書いてあります。

メニューには蛸をメインとした地元特産のメニューが並んでいます。

店内の様子です。これは食事を終えてから撮影したので、空いている席もありますが、到着した時は空いている席がない状態でした。
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少し並んで席に座りました。最初に注文をして支払いを済ませてから席に着くシステムですが、席が空くまで注文を受け付けないというスタイルで行っていました。
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いろいろな調味料があります。
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こうして登場したのは見晴らし海鮮丼御膳(1980円)です。

海鮮丼の上には名物の蛸が並んでいます。茹で蛸と甘く味付けをしている蛸の二種類が味わえ、その他にも複数のお造りが並んでいます。そして中央に並んでいるとびこの朱色が全体の色合いを華やかに引き立てているようです。

最初は蛸や造りだけを醤油につけていただき、そのあとは海鮮丼に醤油をかけてご飯と一緒にいただきました。

御膳とついているだけに副彩も豪華です。三原も広島に近いことから牡蠣フライがあるのがうれしいですね。

そしてこちらは魚の南蛮漬けです。

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肝心の味わいですが、蛸をはじめとした魚介類は、いずれも歯ごたえがしっかりとしていてさすが港町とわかる鮮度の良い物ばかり。そしてしっかりと酢の味がしみ込んだご飯と、わさびが混じった醤油と合わせると、酸味とうま味が見事に調和がとれた美味しさ、食べ終えずずっと口の中で余韻を楽しんでおきたいと感じました。
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こうして完食しました。御馳走様でした。

もうひとつはかき揚げうどん730円です。こちらもたいへん美味しかったです。

お昼のピークタイムは食事利用のお客さんでいっぱいだったので難しいかもしれませんが、空いている時間帯だとカフェ利用もできます。

こちらが道の駅の建物のフロアで2階建てです。2階には展望デッキがあるので行ってみました。

階段を上がるときに貼ってあったものは、地元の小学生が三原の蛸について書いたエッセイのようです。
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展望フロアに上がってきました。

三原の街が見渡せます。

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思わず動画も撮影してしまいました。

三原神明市を連想させるダルマがあります。これを調べると「幸せの鐘」があり、三原名物のだるまを象(かたど)った絵馬で願掛けができるようになっているそうです。
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展望フロアの横にキッズスペースや市民サロン、また神明ホールという名前の付いた多目的室もあります。

これはマンホールです。これは「やっさ踊り」とかいてあります。調べると毛利元就の三男、小早川隆景が、瀬戸内の水軍を統率するため、三原の湾内に浮かぶ小島をつないで海上に城(三原城)を築いたのですが、築城完成を祝って地域の人が踊ったことに由来するそうです。

さて糸崎駅に戻ろうとすると手前の店が気になりました。
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八天堂さんです。三原に本社がある製パン企業です。

シュークリームのような形をした焼きたてクリームパンを買って帰ることにしました。

注文を受けてから焼くとのこと。

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これは、電車に乗ってから食べる直前です。中はこうなっていて濃密なクリームが中に入っていて、移動中のおやつに最適でした。

ということで道の駅を後に糸崎駅に戻ります。
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来た道に戻るように下り坂を下りていきました。車利用がメインとはいえ、糸崎駅から坂を上れば、公共交通で来ても楽しめる道の駅みはら神明の里。せっかく糸崎駅で次の電車を待つことになるなら少し乗るべき電車をずらして坂を上ってみてください。素敵な眺望と途中下車した三原のことを知る機会に恵まれるでしょう。

道の駅みはら神明の里
住所:広島県三原市糸崎4丁目21-1
アクセス:JR糸崎駅から徒歩15分
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この記事を書いた人
奥河内から情報発信
大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような唯一無二の文章執筆、情報を発信しています。



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