河南町の公共交通機関といえば、金剛ふるさとバス(旧金剛バス)の他にもいくつかあります。
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まずはカナちゃんバスです。金剛バスが無くなってからは富田林駅にも来るようになりましたが、それは金剛ふるさとバスとしての運行です。本来のカナちゃんバスは画像のバス停で乗車できます。

そしてもうひとつが「やまなみタクシー」です。ところで私だけかもしれませんが、このやまなみタクシーの停留所をいろんなところで見かけるのですが、何となく使いにくい気がしたのです。理由は「バス」ではなく「タクシー」だからです。
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どうしても一般的な日本のタクシーの場合、料金が高い印象があり荷物が多いなどの理由がない限り使いづらさを感じます。また乗車定員の少なさもあって余計にそんな風に感じるのでしょう。
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しかし、それは大きな間違いだと知りました。やまなみタクシーは事前予約もいらず、1回ひとり100円で運行しているというのです。そして車がないととても行けそうもない気がする山の上まで行ってくれるので、うまく活用すると本当にお得なことに気づきました。

ということで向かったのは、やまなみタクシーの起点であるかなんぴあです。富田林駅方面から利用しようとすると、寺田バス停までバスに乗り、そこから歩いて5分くらいの所にかなんぴあがあります。
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かなんぴあ(外部リンク)とは河南町総合保健福祉センターで、プールやマシンジムなどのフィットネスゾーンやリラックスゾーンとしての気泡プールがあります。またそれとは別にふれあいの湯という銭湯もあり、町民が200円、町外の人でも300円で利用できます。

そしてやまなみタクシーだけではなく、カナちゃんバスの発着所でもあります。つまり河南町内を移動するためのベースキャンプのような役目を果たしているのです。
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ここで改めてやまなみタクシーをおさらいすると、河南町で運行されている乗合タクシーです。運行ルートと時刻が決まっており、運賃は大人100円、小人50円という安価な料金で、「やまなみ」の名前の通り、バスが来ない山の上までルートが設定されています。

やまなみタクシーはAルートとBルートがあります。Aルートは主に北側で、平石地区や持尾地区などを通ります。
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今回はBルートです。これは河南町の南部を走るバスで、さくら坂を経由して下・上河内、さらにその先の青崩まで運行しています。
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やまなみタクシーは1日4便です。火・水・木・金曜日の週4日運行しており、祝日でも運行します。ただし年末年始(12月29日~1月3日)は運休とのこと。乗車定員が4人ですが、定員を越えた時は無線で予備車両の配車をしてもらえるそうです。

さて、どこに行こうかと思ったのですが、どうせ行くなら一番遠いところに行ってみようと山手B11(青崩東)までやまなみタクシーで行ってみることにしました。

定刻時刻の9時前に到着するとすでにタクシーが停まっていました。

直前になって運転手さんが来たのでそのまま乗り込みます。
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行先を告げて、出発時間になるとやまなみタクシーは動き出しました。
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山手B11までをお願いしたので「登山ですか?」と運転手さん。後で地図を見てわかりますが、山手B11は金剛山や山と葛城山の登山口、水越峠のすぐ近くにあります。

水越峠行きのバスはかつて金剛バスで運行していましたが、金剛バス廃止後はバスの運行は無くなりました。てっきり車がない公共交通派は東水分から歩かないともう行けないのかと思っていましたが、やまなみタクシーを利用すれば水越峠のすぐ近くまで移動が可能であることを知りました。実際やまなみタクシーは登山客の利用も多いそうです。

画像は河南町役場の建物です。やまなみタクシーは名前の通りタクシーですが、乗り合いタクシーのため途中の停留所で乗ってくる方がいる場合があるので、必ずルート上を走ります。河南町役場前は山手B2です。
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タクシーは中村バス停の前に来ました。目の前にはカナちゃんバスが停まっています。

カナちゃんバスは乗降者がいたので、やまなみタクシーはその横を追い越していきました。なお、中村バス停はカナちゃんバスが運行しているので、やまなみタクシーの停留所はありません。
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やまなみタクシーはスーパーセンターオークワ 河南店の入口前に停留所(山手B3)があります。つまりスーパーセンターで買い物をしてやまなみにある集落との往復にやまなみタクシーが使えるわけですね。
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「ルート決まっていますから遠回りになります」と運転手さん。気さくに話しかけてくれるとてもフレンドリーな方です。車窓からはワールド牧場の建物が見えますが、やまなみタクシーはその近くを通ります。

「ここから山の中に入っていきますよ」と運転手さん。
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やまなみタクシーという名前の通り坂を上がっていき、また下っていきます。途中、ふたつほど山を越えていく計算になります。
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古川庭樹園さんの横を通ります。数回歩いた道ですが、タクシーだとあっという間に過ぎていきます。

こちらはワールド牧場近くのさくら坂です。ひとつ目の山ですね。
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山を下ると弘川寺の近くです。ここからは下河内、上河内の道を上がっていきます。

下河内、上河内は以前歩きましたが、ここに住んでいる方は車がないと大変だろうと思っていました。しかし、やまなみタクシーを活用すればそういった不便さが少しでも解消するんだと感じました。

こちら上河内にある停留所、上河内広場(山手B9)です。
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さらに上がっていきます。この先には今回ふたつ目の峠越えになります。

このあたりがふたつ目の峠付近、かつらぎ霊園付近です。

峠を下りたところにある河南製鋲さんの建物です。
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ここからいよいよ水越峠を越える国道309号線に入ります。
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国道を勢いよくタクシーが走っているとあっという間に、

目的地である山手B11(青崩東)停留所に無事到着しました。かなんぴあから25分ほどで到着です。

やまなみタクシーはここで引き返すように戻っていきました。料金ひとり100円。とてもリーズナブルです。

すぐ目の前に水越川に架かる橋があるのですが、この橋を渡ると千早赤阪村です。つまりぎりぎりのところまで公共交通で行けるということです。
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というわけで、やまなみタクシーに実際に乗ってみました。一度使ったらその便利さ安さに感動という言葉しかありません。これから河南町を回る時にもっと活用していこうと思いました。
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かなんぴあ(やまなみタクシー起点)
住所:大阪府南河内郡河南町白木1371
アクセス:寺田バス停から徒歩5分
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この記事を書いた人
奥河内から情報発信
大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような唯一無二の文章執筆、情報を発信しています。



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