まもなく今年も終わりますが、河内長野市は年末に向けても様々な取り組みが行われています。そのひとつは2025年12月16日より、株式会社マーケットエンタープライズと連携協定を締結し、リユースプラットフォーム「おいくら」を通じたリユース(再利用)の推進(外部リンク)を行うとのこと。
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わかりやすく言えば、年末だから粗大ゴミなどで出した不用品は、実は価値があるかもしれないということ。そこで「おいくら」を利用することで、不用品に価値が見いだせれば複数の買取店へ無料で査定依頼を出せるという内容です。
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そして、もうひとつ、総合計画に関するアンケート「あなたの声がカギ!一緒に愛着ある河内長野の未来をつくりましょう」(外部リンク)が、12月17日水曜日から2026年1月12日まで行われます。

総合計画というのは、地方自治体の全ての計画の基本となるもので、10年間の長期計画。前回は2015年度に策定された河内長野市第5次総合計画(外部リンク)となります。
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(市民ワークショップ)
リンク先を見ればわかるのですが、第5次総合計画は26ページでできています。図や表などを使っているものの、全部を読むのにはそれなりに時間がかかります。せっかくの計画なのに読む人は少ないのではということで、さらに簡潔なものに1枚で表現することが決まりました。
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(第1回審議会)
こうして2024年8月から9月に行われた市民ワークショップ、さらに10月には第6次総合計画策定、第1回審議会がスタートし、2025年5月には市長への答申、そして6月には基本構想が市議会で議決されました。

そして令和8年(2026年)度からの10年間を計画期間とし、今年度中(2026年3月31日)までのお披露目を目指しているとのこと。

(第6次総合計画が市長へ答申した時の様子)
こういった一連の中で、今回のアンケート募集につながっていきます。担当者である河内長野市秘書企画課の方によれば、「主に市民(気持ち的には全市民・全市内事業者)からご回答をいただきたい」と考えているとのこと。
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特に 自分たちの住むまち(河内長野市)の未来に期待する方々や、まちが変化・成長してほしいと願っている方々、子育て世代の方々には、子どもたちのためにもたくさん回答してほしいそうです。
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市民以外の何らかの形で河内長野市に関わっていただいている方にも回答してほしい

今回のアンケートを見るととても気になる点がありました。それは「市民」表記が見当たらないことです。こういうアンケートは市内に住民票がある「市民」のほか、市内で働いている人や通学している人「事実上の市民」が対象となることが多いです。

(富田林市内にある願昭寺から河内長野を一望)
ところが、担当者によれば「市民以外の何らかの形で河内長野市に関わっていただいている方」も対象ということです。これは通学や通勤をしていなくても、河内長野に関わりのある方も対象にしているとのこと。一体どういうことでしょうか?

担当者は次のように言います。先日行われたBeyond万博inかわちながのでも、イベントのために参加いただいたボランティアの中には、市民以外の方もたくさんいたことが挙げられるからとのこと。あるいはふるさと納税などで市を応援してくださる方がいることにも着目したそうです。実際に国(総務省)も、そういった市町村の関係人口を創出する方向で動いています。
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ボランティアなどを通じて「まちづくり」を自分ごとと捉えてくださっている方など、河内長野に想いを持っている人は、 市民以外にもたくさんいるといいます。そこで市民以外にも広く まちづくりに関するアンケートへの協力を願いたいとのこと。
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さて参考資料ですが、前回の「第5次総合計画」の策定に向け、市民を対象にしたアンケート調査(外部リンク)が行われた際の情報を見つけました。
- 期間:平成25年9月~10月
- 対象:16歳以上の市民3000人を無作為抽出
- 回答:回答数1721人、回答率57.4%
この時は無作為に3000人を抽出して回答してもらったそうなのですが、気になる点がありました。
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これは回答結果をPDFで公開している中の一部ですが、回答者の居住年数をグラフで見ると、30年以上住んでいる人や20年以上住んでいる人の比率が高く、合わせて71.3%となっています。それに対して居住歴10年未満が9.8%、1年未満の人は0.9%ととても少なくなっています。つまり前回のアンケートでは、「市内に長く住んでいる人が中心となって答えた」という結果になっています。
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(寺島営業部長も河内長野に住み始めて1年未満)
ある意味長く住んでいる人が市の計画に口を挟むのが当たり前なのかもしれません。しかし、それでは移住を促進している河内長野市の方向性とは全く異なってしまいます。むしろ何の地縁もない人がいきなり住んだ時に、当たり前と思って長く住んでいる人が見落としているものが見えることがあるので、そういう人が出すアンケートはとても有意義なデータと考えられます。
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そればかりか、たとえ住んでいなくても思い入れがあれば参加できるのが今回のアンケートの大きな特徴です。住んでいない「外部から」河内長野を見た時にどう感じるのかがわかるだけに、大胆な試みだと思いました。
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どのようなアンケート項目を考えているのか

では今回市内外に広く募集するアンケートでは、どんな項目があるのでしょうか。担当者によると、計画の内容として「子育て支援」、「児童福祉」、「自然保全」、「観光」、「プロモーション」などについて、後10年間で展開していく市の具体的な施策を示しします。

そして「10年後のめざす姿」の実現に向けて、足りていない分野やより力を入れる施策等について、その都度、「見直し」を図っていくことがとても重要ではと考えているそうです。そういった「見直し」のために、毎年アンケートを実施することで、市民やまちに関わる方々が現在どのように感じているのかを確認しようという狙いがあります。
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具体的には、「幸福度」「プロモーション・観光・産業」「暮らし」「自然・景観」「安心・安全」「子育て・教育」「行政・デジタル」「コミュニティ・つながり」「人権・福祉」「学び・文化スポーツ」「企業・団体」「交通」「環境・農業」「健康」の項目があります。多いように感じますが、実際には5分程度で答えられるとのこと。
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自治体の活動は、市長がけん引し、市職員が実行部隊として続き、何か問題があれば質問をする市議会議員がいます。そして市議会議員に困った一般の人が相談するという流れはあるのですが、そういったルートとは別に、ネットを通じて自分の市について答えることはとても重要です。

そして河内長野市民以外にも河内長野に何らかの思い入れがある人も回答できるので、忌憚のない意見をアンケートで答えることで、よりよい「まち」になるのかなと感じました。
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河内長野市役所(アンケートページ)(外部リンク)
住所:大阪府河内長野市原町1-1-1
問い合わせ:秘書企画課 0721-53-1111
アクセス:河内長野市役所前バス停下車すぐ
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この記事を書いた人
奥河内から情報発信
大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような唯一無二の文章執筆、情報を発信しています。



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