12月となりすでにピークは過ぎているので「今更」と思われるかもしれませんが、紅葉はまだまだ楽しめそうです。今回は奥河内地域(河内長野市、千早赤阪村)とその周辺(富田林市、太子町、河南町、大阪狭山市)の実際に見て、おすすめと思えた紅葉スポットを12ヶ所紹介します。
その1 楠妣庵観音寺(富田林市)

楠妣庵観音寺(なんぴあんんかんのんじ)は、富田林の最南部、甘南備(かんなび)にあります。楠木正成の妻、久子夫人ゆかりの地で、南北朝時代からの歴史があるものの建物は大正時代に建てられたものです。周りの紅葉は「紅」が鮮明で目が吸い込まれそうなくらいです。山奥まで来る甲斐を感じました。
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そして楠妣庵は紅葉だけでなく銀杏も色づいていました。赤と黄のコラボで、雲のない青空であれば色の三原色が一枚の写真で表現できます。平日は本当に人がいなかったので、貸し切りでじっくりと堪能できました。
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楠妣庵観音寺
住所:大阪府富田林市甘南備1103
電話番号:0721-35-5161
入山時間:9:00~17:00(季節により変動あり)
入山料:大人:200円、小人:100円
アクセス:近鉄富田林駅からバス 甘南備バス停下車徒歩5分
その2 延命寺(河内長野市)

河内長野の紅葉の名所といえば、長野公園・奥河内もみじ公園という名前がついている延命寺が最初に思い浮かびます。チャリティ会をこの時期に行っていますが、紅葉はその後、11月下旬くらいがピークなことが多いです。12月の初めごろは紅葉のじゅうたんのほうがインパクトがあるかもしれません。
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まだ延命寺には大阪府指定天然記念物の夕照もみじがありますね。大きなコブのような幹をした大木は樹齢800年以上あるということです。
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延命寺
住所:大阪府河内長野市神ガ丘492
電話番号:0721-62-2261
入山時間:8:00~17:00(入山料は無料)
アクセス:神ヶ丘口バス停下車 徒歩10~15分
その3 観心寺(河内長野市)

観心寺は河内長野を代表する寺院ですが、紅葉も人気で、11月のシーズンには多くの人が車で紅葉を見に来ています。休日は本当に混んでいるようなので、ピークは過ぎているものの今から見に行くほうが空いているかもしれません。
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以前は観心寺の前のお店は土日祝しか営業していませんが、最近はバス停前のカフェ旧松中亭離れ 茶屋恕意が平日も営業するようになりました。静かな山寺の散策をお望みなら平日訪問が良いかもしれません。
観心寺(外部リンク)
住所:大阪府河内長野市寺元475
電話番号:0721-62-2134
入山料:300円
入山時間:9:00~17:00
アクセス:観心寺バス停から徒歩3分
その4 二上山(南河内郡太子町)

二上山は先日行きましたがちょうど見ごろでした。ふたつある山頂のうち雄岳のほうはほとんど紅葉をみませんでしたが、雌岳のほうは、手前の万葉広場から頂上にかけて本当に美しい紅葉が見られました。ただ雌岳から雄岳の山肌を見ると色づいているのがわかります。
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雌岳山頂には万葉集の歌碑がありました。作者は不明のものということですが、意味として大阪の峠を越えると二上山では、もみじ葉が流れるように散っている。それも晩秋から初頭にかけて降る時雨(しぐれ)が吹ている中でということなので、まさに今の季節を詠んでいることになります。
住所:大阪府南河内郡太子町山田
アクセス:二上山万葉の森登山口 から徒歩30分程度
その5 大阪府立花の文化園(河内長野市)

大阪府立の植物園で、最近では通称2億円トイレが移築されることが決まったことで話題となった花の文化園では、11月末に毎年夜間営業をしていて紅葉の夜景が見られます。残念ながら2025年は終わってしまったのですが、昼間であればまだ紅葉が堪能できます。他のスポットと違い、冬の花が見られるのが他のスポットと大きな違いです。
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そして園内にはカフェやレストラン、またお土産どころもあります。さらに橋を渡れば道の駅奥河内くろまろの郷があるので、セットで楽しめます。なお、くろまろの郷の駐車場は広いですが、土日は買い物客でいっぱいになるので注意しましょう。
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大阪府立 花の文化園(外部リンク)
住所:大阪府河内長野市高向2292-1
電話番号:0721-63-8739
営業時間:10:00-16:00(12月、1月)
休園日:毎週月曜日(月曜日が休日・祝日の場合は翌日)年末年始
入場料:大人580円、高校生など290円、中学生以下無料、30人以上の団体割引。年間パスポートあり
アクセス:道の駅奥河内くろまろの郷バス停下車 徒歩10分
その6 西恩寺(南河内郡千早赤阪村)

西恩寺は千早赤阪村の紅葉スポットです。今年初めて訪問したのですが、これから色づくタイミングだったので、画像はまだ青い葉が多いです。12月になれば、床一面紅葉のじゅうたんで覆われているとのこと。この道もさぞや美しくなっているのでは?

金剛バスが無くなってからは一般的には車がないと行きにくい場所となりましたが、歩くのに少し自信があれば、河内長野鳩の原バス停から徒歩20分程度で行けます。ただ登りが続くので注意しましょう。
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住所:大阪府南河内郡千早赤阪村小吹464
アクセス:鳩の原バス停から徒歩20分程度
その7 河合寺(河内長野市)

河合寺の境内には入れませんが周りはアジサイの有名な場所で「奥河内あじさい公園」という名前がついています。しかし紅葉も侮れないほど美しく、近所の人しか知らないかもしれない穴場スポットです。
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入場も無料で自由に出入りができますし、公園の入り口に河合寺バス停があり、また河内長野駅からも徒歩圏内というのも便利なところです。ただ車で行く場合は駐車場が近くに無いことが難点といえます。
河合寺(奥河内あじさい公園)
住所:大阪府河内長野市河合寺871
アクセス:河合寺バス停から徒歩2分、河内長野駅から徒歩15分
その8 長野神社(河内長野市)

河内長野駅から徒歩3分の所にある長野神社、駅近くのパワースポットは普段はとても静かです。そしてここにはイチョウの大木があります。今年の雲がほとんど無い晴れ間に撮影しましたが、とても立派で、まさに映えスポットでした。
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画像は前の年に撮影したもの。イチョウの大木が落雷にあった直後、幹の一部が裂けてしまい、玉垣を破壊するほどの状況になったものです。今は玉垣も修復され、そしてイチョウも以前のように色づきました。重要文化財の本殿を守った鎮守の大イチョウは一見の価値があります。
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住所:大阪府河内長野市長野町8-19
アクセス:河内長野駅から徒歩3分
その9 龍泉寺(富田林市)

亀の井ホテル富田林(旧かんぽの宿富田林)がある嶽山の中腹にあるのが龍泉寺です。飛鳥時代に蘇我馬子が創建したという由緒ある寺院の中にある庭園は名勝に指定されており、そこで見られる紅葉はとても美しくて必見です。
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また寺の入り口にある仁王門は、国の重要文化財、その中に鎮座する金剛力士象は大阪府指定文化財です。さらに隣接して古代の豪族・紺口県主(こむくのあがたぬし)との関係も指摘される咸古神社(こんくじんじゃ)があるので、歴史的なスポットでもあります。駐車場もあるので車でアクセスする分には問題ありません。ただ徒歩で行く場合は亀の井ホテルから下るか、下のバス停から登るしかないので、体力に自信がある人向けかもしれません。
龍泉寺
住所:大阪府富田林市龍泉888
電話番号:0721-34-3134
入山時間:9:30~17:00
入山料:大人300円、小人150円
アクセス:竜泉バス停から徒歩10~15分
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その10 流谷の八幡神社(河内長野市)

河内長野の山の奥、天見駅から流谷に向かう途中にある八幡神社には、大阪府指定店何記念物の大イチョウがあります。幹回り5.5メートルある大木で樹齢は約400年との事ですが、木の生えているところの足場があまりよくなく、崖のようなところから木が伸びているため、すぐ近くに行くのは危険です。
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神社に架かる赤い欄干の橋、もしくは谷を挟んだ対岸の方から、大イチョウが色づいている全体像が見られます。
石清水八幡宮別宮 八幡神社(流谷八幡)
住所:大阪府河内長野市天見2211
アクセス:南海天見駅から徒歩15分
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その11 清水地蔵寺(河内長野市)

南海千早口駅から西方向、南河内グリーンロードをから唐久谷方面に進んだところにあるのが清水地蔵寺です。ここには大きな紅葉の木があります。

グリーンロードからも紅葉の姿が見られることや駐車場が無いためか、道路に車を停車してそこから紅葉を撮影する人の姿が多かったです。境内、門のすぐ近くまで行くと、画像のように紅葉のじゅうたんが地面を覆っている様子が見られます。
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清水地蔵寺
住所:大阪府河内長野市清水111
電話番号:0721-68-8033
アクセス:南海千早口駅から徒歩15分程度
その12 寺ヶ池公園(河内長野市)

寺ヶ池公園は無料で気軽に行ける紅葉スポットです。2キロで池の周りを一周できるようになっており、ワンちゃんにも優しい公園なので、一緒に散歩をしながらイチョウ並木や紅葉を堪能できます。

最近は毎週のように四季の広場でイベントが行われています。イベントを見るついでに池の周りを周回して、赤い紅葉や黄色いイチョウなどを愛でてみてもよいでしょう。
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寺ヶ池公園
住所:大阪府河内長野市小山田町
アクセス:赤峰バス停下車すぐ、南海千代田駅から徒歩15分程度
まとめ

もう遅いかなと思いつつ、この前の二上山のもみじの様子を見る限り、もう少し楽しめそうと思い、まとめ記事を書いてみました。上の画像は二上山で撮影したものですが、紅葉した葉が落ちてじゅうたんのようになる「散り紅葉」を愛でられるのは、今の時期かもしれません。
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(過去撮影した12月中旬頃の弘川寺境内、わずかに紅葉が残っていた)
あと実際に確認できていないところでは、大阪狭山市のイチョウ通りや河南町の弘川寺などがあります。もちろん河内長野や富田林などでもほかに見どころはいっぱいあるでしょう。ただ今回は筆者が実際に見たところだけに絞っています。紅葉の最後を見る機会としてこの週末に気になるスポットを見に行ってはいかがでしょう。
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この記事を書いた人
奥河内から情報発信、大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような唯一無二の文章執筆、情報を発信しています。



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