【南河内郡河南町】昨日から発売の金剛ふるさとバス1日フリー乗車券の参考に!富田林から河内までの車窓は
元金剛バスの路線を引き継いだ、4自治体コミュバス(愛称:金剛ふるさとバス)は昨日11月1日から新たな取り組みを始めました。それが土休日1日フリー乗車券の発売(外部リンク)です。

背景には、金剛ふるさとバスは平日と比べて土日の利用者が少ないということ。そのため、土日休日にフリー乗車券を2026年3月29日まで発行します。利用できるのは土・日曜日、祝日および年末年始(12月29日〜1月3日)の終日で、発売金額は中学生以上500円、小学生・障がい者250円となっており、以下に掲げる金剛ふるさとバス全線で利用できます。
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- 石川線(富田林駅〜近つ飛鳥博物館前)
- 千早線(富田林駅〜千早赤阪村立中学校前)
- 河内線(富田林駅〜河内)
- 白木線(富田林駅〜東水分)
- さくら坂循環線(富田林駅〜さくら坂4丁目回り)
- 東條線(富田林駅〜府立こんごう福祉センター回り・甘南備回り)
- 喜志循環線(葉室循環・太子循環)
- 阪南線(喜志駅〜近つ飛鳥博物館前)

(キャッシュレス決済でスマホのデジタルチケット)
金剛バスが廃止になった直後は生活路線確保を優先に行われましたが、休日にフリーでバスに乗ることができれば、道の駅などて行われている千早赤阪村のイベント参加や太子町の竹内街道や聖徳太子ゆかりの歴史スポット巡り、土日に多く営業している河南町の飲食店を回るなど観光での利用もしやすくなります。また年末年始(12月29日〜1月3日)が含まれるので、初詣に行くのにも使えそうです。
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さて、バス乗り放題ならバスからの車窓を楽しむこともやりやすくなります。そこでひとつの利用方法として、以前金剛ふるさとバスで河南町に行った際に撮影したバスから見える車窓を紹介しましょう。

ということで、富田林駅前のバスに乗りました。
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旧金剛バスの車体が河南町モードになっています。万博の年らしい塗装もありますね。

今回は終点の河内(かうち/こうち)まで行きます。
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金山古墳や大阪芸大など河南町の名物が描かれています。

ということで、改めてバスの風景を撮影しました。

バスが動き出したと思ったら、別のバスが富田林駅に戻ってきました。
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バスはしばらくの間、富田林市内を走ります。

石川にかかる橋を渡ります。
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次は佐備川を渡ります。この日はあまり天気が良くなく、時折雨が降っていたのが残念です。

ここは大伴のかがりホールの横です。大伴を越えると別井があり、その先がいよいよ河南町です。

河南町に入りました。正面に見えるのはぷくぷくドーム(河南町立総合体育館)です。

地図でバスのルートを確認するとおおよそ次のようになっています。ぷくぷくドームのあたりが中間点で、ここを境に山が多いところをバスが走ります。
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バスは河南町の山が迫るところを走っていきます。

高台に住宅が見えます。さくら坂の手前にある鈴美台の住宅地のようです。
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いよいよ山の中に入っていきます。次の停留所は滝谷口で、終点の河内のひとつ手前です。

河南町の滝谷についてはなかなか情報が無かったのですが、ようやく見つけた情報によると、標高350メートルにある集落、持尾の紹介のなかで、「金剛山地の西麓にあり北側が平石谷で、南側に滝谷(竹谷ともいう)との間に横たわっている山塊の上にある」と書かれていました。
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というわけで、滝谷口バス停から山のほう、望尾展望台方面に上がって行く道の南側にある谷の名前が滝谷(竹谷)と考えられます。

そして滝谷口バス停を超えると、終点の河内バス停です。
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富田林駅からはほかにも乗客がいましたが、ここまでくると私の他に誰もいませんでした。

こうして河内バス停に到着しました。
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河内バス停のすぐ近くにあるのが、西行終焉の地でもある弘川寺です。そして弘川寺は紅葉の名所としても有名ですし、12月上旬までは本坊庭園内にある西行記念館も開いています。

富田林駅前から河内まで片道運賃が380円です。休日に発売される金剛ふるさとバスの1日フリー乗車券は500円なので往復するだけで通常よりもお得に行けます。

ということで金剛ふるさとバスに乗り、河内までのバスの車窓を紹介しました。土日祝日だけ使える1日フリー乗車券なので、弘川寺の他にも南河内郡の観光としてのバスを活用してみてはいかがでしょう。
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弘川寺
住所:大阪府南河内郡河南町弘川43
アクセス:近鉄富田林駅からバス 河内バス停より徒歩5分
この記事を書いた人
奥河内から情報発信
大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような情報を発信しています。
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