【河内長野市】文化の日に奥河内をがっつり歩こう!千早口から河内長野まで、みなみかわち歴史ウォーク開催
私が他所から移住してきたからそう思うだけかもしれませんが、河内長野の魅力は自然と歴史文化が豊富にある点です。そのため、ウォーキングをしていろんなスポットに回れることが素敵だと感じているため、これまで市内のあらゆるところを歩きました。

そんな今まで歩いた複数のコースを1日でまとめて行われるイベントが、文化の日の11月3日に行われます。こちらのみなみかわち歴史ウォークは、近鉄と南海沿線にある5つの市(河内長野市、羽曳野市、藤井寺市、富田林市、大阪狭山市)と2つの町(太子町、河南町)の歴史を訪ねるウォーキングイベントで、南河内の歴史に触れられる内容となっています。
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毎年各自治体が持ち回りで行っているイベントで、今年は河内長野で開催されるとのこと。参加費は無料で、事前申し込みも不要です。スタート地点の「大地の里友邦」に9:30~10:15までに行けば参加できます。そしてゴール地点の天野酒(西條酒造)酒蔵の駐車場に15:30までに行けばよいという内容。10kmなので2~3時間程度で回れるコースとなっています。
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コースを見ると、私が過去に訪問したところを一本の線でつなぐように構成されていました。こちらに参加される予定の方向けに、どのようなところなのか画像でご紹介したいと思います。なお、今回は複数回の過去に訪問した際の画像を集めている関係上、画像の天気が曇っていたり晴れたりしていますが、予めご了承くださいますようお願いします。
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大地の里友邦から延命寺

大地の里友邦は、コロナ禍以降ずっと閉鎖している印象がありましたが、今回はスタート地点で使われます。

千早口駅を降りるとわかるのですが、ホームから建物が見えるほど近くにあります。チラシには千早口駅から徒歩2分とのこと。

大地の里友邦から延命寺へは、しばらく線路沿いの道を歩きます。河内長野もこのあたりに来ると、のどかな田園地帯が広がっています。

しばらく歩くと、美加の台方面に上がる道があります。画像正面の黒くなっている部分に道があります。

道は思ったほど悪くなく歩きやすいです。高い木々に囲まれながら緩やかな登りを歩いていくと、
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やがて美加の台に上がれます。途中、里山わびすけさんの入り口を通過します。

さて、美加の台をしばらく歩くと、延命寺口バス停から山道があります。私が延命寺に行く時によく使う道で、近道です。

ただこの道は足場があまりよくないためか、延命寺に行く際に、延命寺口バス停よりも神が丘口バス停から舗装された道を歩くことを奨励されているようです。ガイドブックなどの案内を見ても、神が丘口バス停下車と書いている場合が多いです。なので、当日は上の画像の点線のルートが勧められているかもしれません。

こちらは延命寺口からの道です。歩きなれた人であれば、大きな高低差もなく気軽に歩けます。
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山の中をしばらく歩くと開けたところに出てきます。

そして延命寺に到着します。
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延命寺から観心寺

延命寺から観心寺に行く道は、延命寺から戻る道をまっすぐに歩くと右手に観心寺方面に向かう画像の道があり、ここからは上りになります。

この道は、おそらく今回のコースで最も勾配がきついコースとなります。夏場に歩くと虫が多く現れますが、11月初旬のお昼であれば、ずいぶん虫の数も減っていると考えられます。
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基本的には舗装された道で車も通れるようになっていますが、私が歩いた時に車は遭遇しませんでした。

峠を越えると下りが少しあり、やがてピンク色の橋が見えてきます。これを渡ると観心寺はすぐ目の前です。

ということで観心寺に到着です。
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この日は、うれしいことに観心寺の境内で観心寺マルシェKU-RIが行われています。観心寺境内で行われますので入山料の300円が必要なのですが、今回のみなみかわち歴史ウォークでは、観心寺の入山料の割引特典があるので、休憩を兼ねてマルシェに立ち寄ることもできます。
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観心寺から笠松稲荷神社

観心寺からはバス道をなだらかに下っていきます。この道は歩道があるので安心です。

途中で丸山展望台の入り口の前を通過して、葛ノ口バス停に向かいます。
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葛ノ口バス停です。まっすぐ歩けば昇條坂を下って河合寺、河内長野駅方面に行きますが、笠松稲荷はバス同様に左側の道を曲がります。

やがて笠松稲荷と書いた看板が見えてきます。

最近新しくなった笠松稲荷の鳥居をくぐって階段を上ると、笠松稲荷神社があります。

ということで笠松稲荷神社に到着しました。
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笠松稲荷神社から旧三日市交番

笠松稲荷神社から旧三日市交番へは、下り道を三日市町駅に向かいます。ここも歩道があるので安心です。

やがて道路の両側に建物が目立つようになってきます。

三日市町駅からは高野街道を歩くのですが、途中で南海電車の線路があり、楠公学問橋を渡っていきます。
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三日市町駅の周辺には楠公こと楠木正成由来のものが多くあります。こちらは三日市町の駅前にある石像で、高野街道の入り口の隣にあります。

そのまま高野街道を歩いていきます。

左手に幕末の天誅組も立ち寄ったとされる油屋旅館の跡地の記念碑があり、その先に天見川に架かる橋を渡れば旧三日市町交番はすぐそこです。

こうして旧三日市交番に到着します。

旧三日市交番は土日祝日に開いているので、11月3日も公開中です。ちょうど「三日市の昭和」という常設展が行われています。無料で10分程度で見学できるので、ウォーキングの休憩を兼ねて見学してみてはいかがでしょう。
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旧三日市交番から烏帽子形八幡神社

旧三日市交番からしばらく歩くと、左に曲がります。そして「高野街道三日市宿」と書かれた陸橋を渡ります。

そのまま高野街道を歩くと、金刀比羅講とよばれる社があり、
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三日市宿高札を復元したものが立っています。

そのまま高野街道沿いを歩くと、左手に烏帽子形八幡神社の入り口が見えます。

烏帽子形八幡神社は階段の上にあります。

ちなみに烏帽子形八幡神社の入口の道路の反対側にはベンチがあるので、休憩に最適です。
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烏帽子形八幡神社から天野酒(西條酒造)酒蔵酒造駐車場

烏帽子形八幡神社から天野酒までは高野街道沿いに歩けば到達します。途中、別久坂(びっくざか)を下っていきます。

そして石川に架かる橋を渡れば酒蔵通りになります。
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酒蔵通りです。左手に天野酒の直売所、右手には天空という飲食店があり、そこで天野酒が楽しめます。

その先にあるのがゴールとなっている駐車場の入り口です。

駐車場は普段は立ち入り禁止ですが、蛍の宴などのイベント時に開放されています。

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ということでざっくりではありますが、11月3日のみなみかわち歴史ウォークのコースには何があるのか紹介しました。当日参加の参考になれば幸いです。なお、観心寺の割引券のほか、お楽しみ抽選会やみなみかわち物産市なども行われるそうです。

(天野酒駐車場から河内長野駅への道)
当日雨天でも荒天でない限り開催されるそうなので、もし文化の日に予定がなければ途中マルシェや常設展などにも立ち寄れます。奥河内をがっつり歩いて自然と歴史文化の良さに触れてみてはいかがでしょう。
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大地の里友邦(みなみかわち歴史ウォークスタート地点)
住所:大阪府河内長野市岩瀬1358-5
開催日時:2025年11月3日(9:30~10:15まで随時出発、ゴールの受付15:30まで)
料金:無料(複数の特典あり)
アクセス:南海千早口駅から徒歩2分
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この記事を書いた人
奥河内から情報発信
大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような情報を発信しています。

