|

【河内長野市】あの味園ユニバースでも披露された伊勢大神楽総舞。今年も小山田の住吉神社で17日に開催

小山田の住吉神社の秋祭りといえば、スポーツの日に行われる馬かけ神事が有名ですが、その1週間以内にもうひとつのお祭りが毎年行われています。それが伊勢大神楽総舞です。

「PR」 「PR」

伊勢神宮のある三重県桑名市大字太夫にある増田神社が本拠地です。そして年中旅をして獅子を舞う伊勢大神楽は、毎年河内長野では10月中旬に住吉神社に来るので、毎年楽しみなのです。昨年は12月にもう一度拝見する機会に恵まれました。場所は意外過ぎるところで、大阪ミナミの千日前にある味園ユニバースでした。


「PR」

これは東西屋(別名:ちんどん通信社)さん(外部リンク)の40周年感謝祭でのことでした。東西屋さんは林幸治郎氏(いちばん右)が代表を務める会社で、河内長野在住のミュージシャン、サキタハヂメさん(いちばん左)が大阪芸大在学中に東西屋さんと知り合い、独立するまで働いていたそうです。実はサキタさんとは別に林代表のことを以前から知っていたので、12月に行われた感謝祭での公演を鑑賞したのです。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

CD / 趣味教養 / 日本の大道芸 チンドン屋 / KICH-2615
価格:1,980円(税込、送料無料) (2025/10/8時点)


「PR」

その時です。突然現れたのが伊勢大神楽でした。林代表との関係(芸能つながり?)も驚くところながら、味園ユニバースという意外性の高いところで伊勢大神楽を拝見することになり、本当に驚きました。

「PR」 「PR」

(伊勢大神楽は他の演者以上に注目が集まっていた)

そして、今年も10月17日に住吉神社で山本勘太夫社中による総舞が行われることを、一般社団法人 伊勢大神楽講社の公式ページが発表(外部リンク)していました。

ということで、昨年の住吉神社で奉納された伊勢大神楽総舞の様子をご紹介します。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

伊勢大神楽 悠久の獅子 [ 吉野晴朗 ]
価格:3,300円(税込、送料無料) (2025/10/8時点)


「PR」

住吉神社の境内にござが敷かれていて、そこで神楽が行われます。

「PR」 「PR」

すぐ近くに住吉神社の拝殿があります。

伊勢大神楽の公式ページによると、獅子舞を舞いながら諸国を巡る集団で、かつては伊勢神宮の神札、現在では伊勢大神楽講社の神札を頒布して一年かけて回るとのこと。

獅子が舞い始めました。住吉神社で総舞が行われるのは山本勘太夫家で、これは家元(社家・社中)のひとつです。

「PR」 「PR」

そして天狗面の猿田彦が現れました。獅子といい天狗面といい、西代神楽に似ていますね。西代神楽の今のスタイルが伊勢大神楽から派生したとのことなので、当然似ているわけで、こちらが本家といいうことなのでしょう。

10月に大阪で総舞を行うのが習わしとのことで、10月第1土曜日に堺市金岡にある金岡神社、そして10日に同じく堺市の中百舌鳥の北側にある長曾根神社で総舞が行われたのち、河内長野の住吉神社で行われるとのこと。


「PR」

そしてここからが、伊勢大神楽の見どころです。公式ページにも記載があるのですが、神宮の代参人でありながら、かつての庶民の娯楽芸能の形をのこした放下芸(ほうかげい:大道芸の一種、曲芸)や萬歳(まんざい)を今に伝える役目を持っています。

「PR」 「PR」

そして驚くべき曲芸をいろいろと披露してくれます。

一体どこまで高く上げるのか驚くばかり

こちらは茶碗を数多く積み重ねていて、それをおでこにのせるという曲芸です。

「PR」 「PR」

ただおでこに乗せるだけでなく、そこからさらに笛を吹くという。一歩間違えたら大惨事になりかねない、すごい芸を見せてくれます。

刀を投げる芸などもあります。これも一歩間違えたら怖いですね。


「PR」

さて終盤になって再び獅子が登場します。

「PR」 「PR」

フィナーレの部分です。

ということで、伊勢大神楽の総舞を紹介しました。江戸時代の庶民による娯楽と信仰の世界が広がっていたという当時のお伊勢参りの様子を今に伝える伊勢大神楽。今年は10月17日の14時からということで、1時間程度、無料で見られます。興味のある方は見学してみてはいかがでしょう。

伊勢大神楽(住吉神社)

住所:大阪府河内長野市小山田町453
日時:10月17日(金)14:00~
アクセス:南海千代田駅からバス 福祉センターあかみね及び神社前バス停下車徒歩3分※福祉センターあかみねバス停からの方がわかりやすいです)

「PR」 「PR」

この記事を書いた人

奥河内から情報発信
大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような情報を発信しています。

類似投稿

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です