【河内長野市】駅前醤油蔵跡で独自イベントが続々!18日手造り醤油搾/25日チベット医と交流するシネマ
河内長野駅前の長野商店街にある上堂醤油蔵では、連日様々なイベントを行っています。

長野商店街だけでなく、毎年7月に行われている千代田天神祭りでも上堂醤油蔵さんがスタッフとして参加しているなど、日々活躍をされています。

そんな上堂醤油蔵さん、その中でも特に気になるイベントがふたつ重なるように行われることを知りましたので、ご紹介しましょう。
![]() |
![]() |
本業回帰?10月18日手造り醤油搾りの会

今ではライブハウスとして活用されている上堂醤油蔵ですが、その名前の通り元々は醤油を作っていた蔵をリノベーションした場所です。そして原点回帰でもあるのか、イベントで小さな醤油づくりが毎年行われています。そのため今年も醤油作りに関するイベントが10月18日土曜日に3回の予定で行われます。所要時間は30分ほどで、蔵の見学や醤油作りについての説明があり、実際に作られた醤油の小瓶がついているとのこと。料金は500円ですが、高校生以下は無料です。
「PR」
![]() |
![]() |
- 10:00~
- 11:30~
- 13:00~

改めて上堂醤油蔵を見ると、元醤油を醸造していたという名残が随所に残っています。商店街の隙間から煙突が立っています。銭湯と勘違いしそうですね。
「PR」

その煙突を以前見学したことがあります。醤油蔵の中に画像のような大きな煙突が立っています。
![]() |
![]() |

かつて現役の醤油づくりを行っていたころの古い写真のパネルの紹介も、室内に飾ってありました。

当時の醤油づくりで使っていた大きな樽は、今はディスプレイなどで使っています。

そんな場所で、毎年小規模ながらイベントとしての醤油作りが行われています。
![]() |
![]() |

なぜこのようなことをしようとしたのでしょうか?それは河南町下河内糀屋(外部リンク)の志賀野恵さんが上堂醤油蔵で醤油作りプロジェクトを2019年に上堂さんと共に始動したのがはじまりでした。以降毎年のように小規模の醤油作りが続いています。

醤油の作り方は、蒸した大豆、炒った小麦、麹(こうじ)菌を加えて醤油のための麹をつくります。
「PR」

できた麹に塩水を加えて発酵・熟成させてもろみを作ります。そしてもろみを搾ると醤油ができるそうです。
![]() |
![]() |

こちらは今回のプロジェクト開始以降に作られたもので、醤油を搾るために使います。

このように搾り機で、醤油が出てきて完成です。

そしてイベント用の小さな小瓶に入れられて参加者に配られます。
「PR」

次の土曜日18日に3回行われます。イベント用の小規模とはいえ、上堂醤油蔵本来の目的だった醤油作りで、かつ河内長野産の醤油になります。興味のある方は、イベントに参加してみてはいかがでしょう。
![]() |
![]() |
10月25日日本唯一のチベット医と交流するシネマ

さらに1週間後、こちらも非常にレアなイベントが行われます。驚いたことに日本で唯一のチベット医といわれる小川康さんが河内長野、上堂醤油蔵に来られます。
「PR」

それは交流するシネマの会というイベントです。以前取材したことのあるこのイベント、個性的な映画をゲストと鑑賞してからゲストのトークや質疑応答が行われるというもの。

さらにこのあと、交流会が行われます。映画鑑賞というよりも、ゲストが日々行っているテーマに関心のある人が集まっているので、参加者同士も交流しやすいというメリットがあります
![]() |
![]() |

その場所に日本唯一のチベット医(アムチ)の小川さんが登場します。アムチは尿診、脈診で患者を診察し、ヒマラヤの山で薬草を集めて薬を作るそうです。そして200種類もの薬草に精通している薬草マイスターとのこと。

(画像はイメージです)
小川さんのプロフィールを確認すると1999年にインドのダラムサラにわたり、2002年にチベット医学暦法大学に合格し、2009年に正式なチベット医として認められ、帰国後に長野県にある「森の薬塾」を開設したとのこと。
「PR」
今回のプログラムです
- 第一部 13:30~ 映画上映「民映研 奥茂庭 摺上川の流れと共に」
- 第二部 トークゲスト 小川康さん「森に棲む」後は自由(交流)時間

チベットのこと、チベットの医学のこと、あるいは薬草のことに興味のある方は参加してみてはいかがでしょう。交流するシネマの会は大人2,500円、中学生以上の学生が500円で、予約制、先着50名までとのこと、お問い合わせは交流するシネマの会(090-8752-3307)までお願いします。

上堂醤油蔵
住所:大阪府河内長野市本町12-12
アクセス:南海・近鉄河内長野駅から徒歩3分
![]() |
![]() |
この記事を書いた人
奥河内から情報発信
大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような情報を発信しています。