【河内長野市】待ってました!いよいよ河内長野の秋祭りモードスタート。9月28日日曜は地車試験曳でした
待ってました!いよいよ河内長野の秋祭りモードが、昨日28日日曜日にスタートしました。秋祭りといっても、実際に行われたのは地車の試験曳きなので、厳密にいえばお祭りは2週間後ですが、例年通りすでに祭り本番と変わらない盛り上がりが見られました。

9月に入り気が付いたら駅前など主要なところで地車の提灯が飾られているので、その前からすでにお祭りモードが全開です。

また意外なところにも幟が並んでいます。これは野作の幟のようです。富田林などほかの地区では試験曳は祭りの前日の金曜日などで行われることが多い印象ですが、河内長野の地車はどこの地区も祭り本番の2週間前に試験曳が行われて祭りムードを盛り上げ、2週間後のスポーツの日がらみの連休に秋祭りとして地車といろんな祭りや神事が行われます。
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ちなみに大阪狭山市の試験曳を確認してみました。河内長野と同じ28日に試験曳が行われた地区(今熊 山伏 池之原)がある一方、10月5日に行うところ(大野 川向 東村 前田 狭山)があり、日程が分かれています。

そして秋祭り本番は、河内長野と同じ10月11日と12日(10月第2土・日)(外部リンク)に行われるとのこと。
9月28日日曜日あちらこちらで地車が動き出しました
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28日試験曳の日、別件で河内長野市内を歩いていると、あちらこちらで地車の姿を見ることができました。画像は古野の地車です。

こちらは車も通過している道路上ですが、石坂の地車が見えます。

意外なところにも地車がいます。原の地車は大阪外環状線の高架の下にある原地区町会ちびっこ広場で待機していました。

駅前の長野商店街に板が張ってあります。ここに地車を配置させるためのものでしょうか?
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この日の昼間は市内の別の場所に予定があり、夕方以降に市の中心部に戻る予定だったので、夜に様子を撮影しようと思っていました。

しかし、バスからでもこの日は地車の影が見えます。

地車が建物の陰に隠れてしまい確認できませんでしたが、いつもとは明らかに違う雰囲気です。
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河内長野駅前が人だらけになるのは秋祭りならでは

さて帰りのバスです。行きと違い、明らかに河内長野市外からお出かけに来た感じの若い人が多いなと思っていたら、どうやら関西サイクルスポーツセンターで遊んだ皆さんだったようです。さてラブリーホールの近くを過ぎて駅に向かう途中のこと、いつもとは異変がありました。それはバス以外の車は七つ辻で迂回させられています。

「もしかして地車の交通規制」と思ったその時、「ウォー」という乗客の声が聞こえたかと思うと、バスの横を地車が通過していきました。法被に「上町」と書いてあることから高向上町と考えられます。
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そしてバスの目の前が人であふれかえっています。これには遊び疲れていた乗客の方々の多くも驚いていました。

当初は昼間の予定が終わって夜に千代田駅のあたりで試験曳の様子を撮影しようと考えていましたが、急遽予定を変更。河内長野駅前の様子を撮影することにしました。
バスを降りるとちょうどぶんまわしが行われていました。
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動画に撮影した地車の「ぶんまわし」は、高向下町で、そのまま恐らく高向に向かって帰っていったと思われます。富田林あたりで見かける大型の地車と比べて小型なので、ぶんまわしのようなことができるんですね。

多くの人とにぎやかな様子はまだ続いていましたが、

この後私はノバティながので別の予定があったのでいったん建物の中に入りました。

さて、ノバティながのから出た時にはすでに地車のほとんどが別のところに向かったのか、いつもの河内長野駅前に戻っていました。ただぶんまわしを披露したであろう場所は道路が白っぽくなっていました。
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陸橋に上がってみると、地元長野の地車だけ、長野商店街の入り口で待機していました。休憩中のようです。

さて、なかなか見かけない光景です。夜になれば提灯を付ける地車ですが、ちょうど提灯を付けるタイミングということで、長野神社方面から提灯持ってくる若者の姿が見えました。

このようにして提灯を付けて、夜に備えるわけですね。

ということで、28日に行われた河内長野地車の試験曳の様子を、ごく一部ですが紹介しました。見た目は本番と変わりませんが、あくまでリハーサルのようなものです。10月11・12の両日に行われる秋祭り本番で、河内長野の町中を動き回る地車を眺めて秋の気分を味わってみてはいかがでしょう。

河内長野駅前長野商店街入口
住所:大阪府河内長野市本町24
アクセス:南海・地下鉄河内長野駅から徒歩1分
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この記事を書いた人
奥河内から情報発信
大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような情報を発信しています。