【河内長野市】万博の2億円トイレ設置が決まった花の文化園で、10月5日にみどりめぐるマルシェを開催
大阪府立花の文化園では、連日いろいろなイベントが行われておりますが、動きやすい季節となった10月の最初の日曜日にも恒例のあのイベントが行われます。

こちらの「みどりめぐるマルシェ」はすでに4回目となり、花の文化園のイベントとしては恒例行事になりつつあります。4回目となる今回も盛りだくさんな内容です。
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(過去開催の様子)
- 竹和部(千早赤阪村)竹灯、竹レインスティックづくり
- LFCコンポスト(河内長野市)コンポストをはじめよう
- Living+まちの図工室(河内長野市)河内材レーザー加工WS
- やぎ農家ピン座(河南町)自然素材のリースづくり
- 虹いろ屋(富田林市)手織りコースターづくり
- フルルガーデン倶楽部(河内長野市)草木染めハッピーハロウィンアレンジ
- いなほキッチンラボ(岸和田市)発酵食食べ比べと発酵プチ講座
- 彩りの森(岸和田市)神於山の活動紹介やWS
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地元河内長野をはじめ、富田林、千早赤阪村、河南町といった南河内地域に加え、泉州の岸和田からもワークショップやお店の出店があります。

みどりめぐるマルシェでは農家さんの参加もあります。
- えんがわ葡萄(河内長野市)地元ぶどう農家さんのワイン
- 岩湧ハニー(河内長野市)岩湧山周辺で採れる非加熱はちみつ
- メープル関西(富田林市)農福連携お野菜やドーナツ
- 道の駅ちはやあかさか(千早赤阪村)おむすびやドリンク類、お野菜、加工品
- 高木商店(岸和田市)羊水塩
- 正食の店 青山(岸和田市)自然食かき氷
- エーライズ(岸和田市)お弁当 Makiyo’s Smail,mountainのお野菜
- 下河内糀屋(河南町)お味噌や麹
- 薬膳なおかしねこやなぎ(河南町)米粉スイーツなど
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さらに、以前取材したことのあるクレイさんも出店します。取材時にみどりめぐるマルシェの話をしたことが、いきなり出店されるとは、これもご縁ですね。
- クレイ(河内長野市)完全有機土THEO(ジオ)
- おやじのたまごループ(和泉市)玄米ロール、玄米カステラ
- カッフェイオエテ(河内長野)キッチンカー、バニーニやドリンク類
- シナプス(堺市)シナプス施術
- なごみ(富田林市)足つぼ

(過去の開催より ライブ会場)
また以下の3団体によるライブステージが行われます。
- 米市Kassa!!(アフリカン音楽)12:00~、15:00~
- メイクアスワン(ゴスペル)11:00~、14:00~
- GGグループ(ハーモニカ&ギター&ヴォーカル)13:00~

(大阪市中央区の難波神社で行われたぐりぐりマルシェ)
みどりめぐるマルシェの主催者は、生産者と消費者を直接つなげる6次産業プランナーの合同会社ノコノコさん。大阪市中心部にある難波神社の大阪ぐりぐりマルシェや大阪梅田のNU茶屋町といった都会でマルシェ経験がある方が、あえて山が迫る河内長野でマルシェをすると聞いてとても気になったので、昨年取材しました。
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(梅田NU茶屋町前で行われたマルシェ)
花の文化園は有料施設のため、くろまろの郷などと比べると集客にハンデがあるのですが、「年間パスポート」をもっと多くの人に購入していただき、季節ごとの花を楽しんでいただきたいとの思いから様々なイベントを行っています。そんな中、ノコノコさんと意気投合して、みどりめぐるマルシェの開催が決まったのです。

(過去開催の様子)
こうしてみどりめぐるマルシェの1回目が2024年6月に行われたわけですが、2回、3回と続き、気がついた時にはすでに4回目の開催となりました。これはもう花の文化園の定番イベントの地位を確立しつつあります。そこで今回は花の文化園の広報担当の方に、花の文化園側からみたみどりめぐるマルシェについてお話を伺いました。
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花の文化園の担当者によると、「地域の皆様の交流の場として、みどりめぐるマルシェを今後も活用していきたいと考えている」そうです。

(昨年秋のみどりめぐるマルシェと同じ日に楽しめたふわふわ遊具恐竜スライダー)
そして、花の文化園では当日みどりめぐるマルシェのほかにもイベントを行っています。せっかくみどりめぐるマルシェに足を運ぶのなら、花の文化園のほかのイベントや施設にも来てほしいといいます。

10月5日の当日は同時開催として、イベントホール屋上で「花摘み園」がおこなわれるそうで、これはセンニチコウ、ケイトウ、コスモスと言った季節の花をを摘んでそれを持ち帰ることができます。料金は300円です。
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園内各所にも見どころがあり、例えば大きなカボチャ(アトランティックジャアイント)や少しずつ咲き始めている秋バラ、大温室のウツボカズラなどがあり、これらを巡って楽しめる「ハロウィンわくわくクイズハント」も開催します。

入場ゲートにて1枚500円で問題用紙を販売しており、それを元に楽しめるのですが、合言葉を完成させると、レストランでプレゼントされるスイーツがあります。それはなんと「たこ焼きそっくりの、プチシューアイス」とのこと。これは気になりますね。

特に担当者からの話はなかったのですが、やはり私としてはヤギさんにも会っていただきたいと思いました。
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2億円トイレのことについても質問しました

さて、これはおまけですが、報道などで万博にある通称2億円トイレの一部が万博閉幕後に花の文化園に移設されるという話題が出ました。

もしかしたら何らかの情報があるのかなと思い、この件についても花の文化園の担当者に問い合わせてみました。

すると、問い合わせが多いとしたうえで2025大阪万博のトイレ移設に関するお問い合わせは、ソフト面を担当する指定管理者ではわからないとのこと。トイレはハード面になることもあり、大阪府の担当ということでした。

ということで花の文化園さんからは明確な情報が得られませんでした。まだ万博開幕中なので、閉幕後に具体的な話になるのかなという気がします。

ということでしたが、実は可能性がありそうな気がしている場所が一か所あります。

花の文化園の入口のトイレが、現在、仮設トイレになっています。
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「もしかしたら」という気がしましたが、現時点では未定なのであくまで予想です。

万博が閉幕後、恐らく来年くらいになるかと思われます。いずれにしても新しいトイレが設置されるのが今から楽しみですね。

なお、管理棟内のトイレは壊れておらず、とてもきれいです。

少し話がそれましたが、10月5日は花の文化園でみどりめぐるマルシェが行われます。あとは画像のように天気が良くなることを願うばかりです。そうなればテーマでもある「みどり」が映えそうです。

大阪府立花の文化園(みどりめぐるマルシェ)
住所:大阪府河内長野市高向2292-1
開催時間:10月5日日曜日 10:00~16:30
入場料:無料(大阪花の文化園の入場料が必要)
料金:大人580円、高校生290円、中学生以下無料 年間パスポート2,800円
アクセス:南海・近鉄河内長野駅からバス 道の駅奥河内くろまろの郷バス停下車徒歩5分
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instagram (みどりめぐるマルシェ)
この記事を書いた人
奥河内から情報発信
大阪府河内長野市在住の地域ライター・文筆家。2021年に縁もゆかりもない河内長野に移住し「よそ者」の立場で地元の魅力・町が元気になるような情報を発信しています。